夏にも多い脳梗塞に注意!

連日湿度も高く、30度を超す日も多くなってきました。
気温の上昇とともに気をつけたいのが、脱水症や熱中症ですね。
脱水症になると体に様々な異変が表れます。めまい、吐き気、脱力感、手足の震えなどが主な症状となります。
また、体内の水分が奪われることにより、血液濃度の上昇にもつながります。そうすると血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなってしまします。
脳梗塞は、冬に多い印象がありますが、夏も脳梗塞には注意が必要です。
脳梗塞の前触れとしては、片側の手足の麻痺や、顔面の麻痺、しびれ、ろれつ不良、片方の目が見えにくいなどがあげられます。
このような症状がでれば、できるだけ早く医療機関への受診が必要です。
夏の脳梗塞の予防には、こまめな水分補給が必要です。喉が渇いた自覚があるときにはすでに脱水が始まっています。特に高齢に方は、喉の渇きも感じにくくなることもあります。
就寝中にも汗をかくため、就寝前、起床後に水分補給をおすすめします。

これからが夏本番です。水分補給をしっかりと行い、脱水症、熱中症には十分気をつけてこの夏を乗り越えましょう。

 

地域医療連携センター H

イラスト:イラストAC

第33回看護セミナー開催のご案内

カテゴリー: お知らせ, 看護部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、上記日程で『第33回看護セミナー』を開催いたします。
今年のテーマは、『医療者のメンタルヘルスケア~人生100年時代を担うために~』です。
当看護セミナーは、当院の職員だけでなく地域の方々と共に看護や介護について学ぶ機会として、途切れることなく開催しております。今年度は4年ぶりに会場でのセミナー開催とし、活発な意見交換・交流が行えることと期待しております。
医療従事者は、人命にかかわるという強い緊張感を伴う仕事内容に加え、高度化・複雑化する医療への対応など、ストレスを感じやすい環境で業務に従事しており、メンタルヘルスの必要性が問われています。
そこで今回は、メンタルヘルスとストレス対処法について看護師という立場から森山佐恵先生にご講演をいただきます。医療従事者が元気を出すきっかけとなり、明日への看護・介護の活力となればと考え企画いたしました。

入場無料でどなたでもご来場いただけます。
是非皆さんご参加ください。

〇日時:令和5年9月9日(土) 14時~16時(受付:13時30分~)
〇場所:倉敷平成病院 救急棟4階 会議室
〇内容:1話題提供
当院のメンタルヘルスに関する課題
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院 岡本なおみ
2特別講演
医療従事者のためのメンタルヘルスと「傾聴する力」をアップする法
~ストレスに対抗し、仕事の能率を上げるには~
講師 生活習慣研究所 所長 森山佐恵

〇お問合先:倉敷平成病院看護セミナー事務局
〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
TEL:086-427-1111 FAX:08-427-8500
e-mail:heisei@heisei.or.jp

※テーマにご興味をお持ちの方でしたら、どなたでも参加頂けます。
8月10日締め切り、要お申込 詳細はお問い合わせください。

ご来場をお待ちしております。

看護セミナー事務局

ポスターPDF

結果報告書を専用封筒でお届けします

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

毎年、健康診断を受診して健康管理を行っていますか?
職場で健診に行くように言われて受診しただけになっている方も多いのではないでしょうか。しかし健康診断は受診後の方が大切です。
届いた結果報告書をしっかり確認し、紹介状が入っていた方は早めに精密検査や治療のための受診が必要です。
すぐに受診の必要がない方も異常がある箇所をチェックして、今後は何に気を付けて生活をしたら良いのか確認する必要があります。

また、当日結果を聞いて帰っているから大丈夫と思われている方も、当日は結果が出ていなかった項目(眼底検査、CT検査、子宮がん細胞診、マンモグラフィ、乳房エコーなど)について確認が必要です。また、ダブルチェックによって結果が変更になっている箇所もあるかもしれませんので必ず報告書で確認しましょう。

今までは案内書と結果報告書は一緒の封筒を使用していましたが、結果報告書が届いたことが分かりやすいよう専用封筒を作成しました。
令和5年8月頃から結果報告書を専用封筒でお届けします。到着したらお早目に中身を確認してくださいね

脳ドックセンター M.T

 

7月31日での電話診療(処方)終了のお知らせ

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

当院では、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の特例措置により、医師が電話での診察が可能と判断した患者さんに、電話での再診による処方箋の発行をおこなっておりましたが、厚生労働省よりこの特例措置を終了するとの通知がありました。

つきましては、7月31日をもって、電話再診および電話再診による処方箋発行を終了いたします。

ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

また、現在情報通信機器を用いたオンライン診療の準備をすすめております。実施に際しましては改めてご案内いたします。

電話診療(処方)終了のお知らせPDF

ピースガーデンショートステイ ~リハビリについて~

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

現在ショートステイでは、コロナ5類への移行により以前のような賑わいが戻りつつあります。
今回は、リハビリの様子をご紹介したいと思います。
在宅での介護負担を軽減する為にも、機能訓練指導員が中心となり看護師・介護士が連携しリハビリを毎日実施しています。
午前中はマスク着用にてある程度ご利用の方同士の距離を保ちながらホールで集団体操や、脳トレプリントを実施しています。「学校に来たみたい。今日の問題は難しかった」と密かに職員に答えを聞かれる方もおられますが、計算や間違い探しなど毎日違うプリントを真剣に取り組まれています。まだ大声での会話に抵抗持たれる方もおられるので職員はワイヤレスマイクを使用し答え合わせなど行っています。コロナ禍ではほとんどホールで集まることもなかったため、集団体操などでご利用の方が集まられると賑わいが見られ自然とお隣さんと会話が始まります。

時間の合間には個別に歩行訓練や足踏み、足上げ、ダンベル体操などを実施し上肢や下肢の筋力強化に努めています。皆さん足腰が弱くならないようにと積極的にリハビリに参加してくださいます。

在宅介護で一番困るのは、現在の能力を維持出来ず動けなくなり、介助量が増してしまう事です。ご利用の方が安全で快適な在宅生活を送れるよう職員一丸となって取り組んでいきます。
在宅介護で一休みしたい時には、ショートステイのご利用を心からお待ちしています。

ピースガーデン倉敷ショートステイ 介護福祉士 K

梅毒の感染者が増加傾向です

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

梅毒とは?
「梅毒」は梅毒トレポネーマという病原体による感染症で、全身に様々な症状を引き起こします。
梅毒トレポネーマは、口や性器などの粘膜や皮膚から感染するため、性的な接触が主な感染経路となっています。また、梅毒に感染している母親から妊娠・出産時に子供に感染すること(先天梅毒)もあります。

日本では1960年代後半に10,000例を超える大規模な流行がみられた後、何回かの小さな流行はあったものの、おおむね減少傾向にありました。しかし、2010年頃以降、増加傾向となり、2019~2020年に一旦減少したものの、2021年以降再度増加に転じており、1999年に今の方法で統計を取り始めてから最多となるペースで増加しています。

梅毒は病期によって、症状の出現する場所や内容が異なります。治療を行わなかった場合の典型的な経過は次のとおりです。

Ⅰ期顕症梅毒: 感染後数週間
梅毒トレポネーマが侵入した部位(主に口の中、肛門、性器等)にしこりや潰瘍ができることがあります。また、鼠径部のリンパ節が腫れることもあります。これらの症状は痛みを伴わないことが多いです。治療をしなくても症状は自然に軽快しますが、ひそかに病気が進行する場合があります。

Ⅱ期顕症梅毒: 感染後数か月
感染から3ヶ月程度経過すると、梅毒トレポネーマが血液によって全身に運ばれます。この時期に、「バラ疹」とよばれる淡い赤い色の発疹が、手のひら、足の裏、体幹部などに出ることがあります。その他にも肝臓、腎臓など全身の臓器に様々な症状を呈することがあります。
発疹などの症状は、数週間以内に自然に軽快しますが、梅毒が治ったわけではありません。また、一旦消えた症状が再度みられることもあります。

晩期顕性梅毒: 感染後数年
感染後数年程度経過すると、ゴム腫と呼ばれるゴムのような腫瘤が皮膚や筋肉、骨などに出現し、周囲の組織を破壊してしまうことがあります。また大動脈瘤などが生じる心血管梅毒や、精神症状や認知機能の低下などを伴う進行麻痺、歩行障害などを伴う脊髄癆がみられることもあります。

感染が脳や脊髄に及んだ場合を神経梅毒と呼び、どの病期でも起こりうるとされています。

梅毒の検査は、一般的には医師による診察と、血液検査(抗体検査)で感染しているかを判断します。他にも全身状態の把握や、神経梅毒が疑われる場合には髄液検査、画像検査を行うこともあります。

梅毒の感染を防ぐためには、不特定多数の人との性交渉はしないことや、コンドームを使用することなどが大切です。

梅毒が疑われる症状や感染の心当たりがあれば、病期にかかわらず早めに医療機関を受診するようにしましょう。感染の可能性のある周囲の方(パートナー等)も検査を受け、必要に応じて治療を受けることが重要です。

厚生労働省「梅毒に関するQ&A」参照

イラスト:いらすとや

臨床検査部 TaMa

転倒予防についての豆知識転倒予防についての豆知識

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。予防リハビリでは日々の個別リハビリや集団プログラムを通して、ご利用の皆様の転倒しにくい体づくりに取り組んでいます。
今回のブログでは、転倒予防に取り組む上で知っておいていただきたい、転倒にまつわるお話しをいくつかご紹介をします。

① 転倒すると3人に2人はケガをしている!?
平成22年度の内閣府調査によると、転倒した人のうち、ケガがなかった方は全体の33.3%(3人に1人)となっていました。残りの方は打撲や擦り傷、重症の場合は手や足腰の骨折など、3人に2人は何らかのケガを負っているということがわかっています。

② 転倒は要介護につながる!?
上記①でお伝えした通り、転倒は時に骨折を伴う危険な出来事です。この転倒・骨折は認知症や脳血管障害と並んで、主要な要介護要因となっています。また、女性は男性と比べて、転倒・骨折により介護が必要となる割合が高くなっているとも言われており、注意が必要です。

③ 転倒の要因は十人十色!?
では転倒を引き起こす要因は何なのでしょうか。転倒は足腰の筋力低下やバランス機能の低下で起こるというイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。実際には認知機能や視覚・聴覚機能、薬剤や環境面の影響など多岐に渡ります。一概に、これだけやれば大丈夫というものではないので、その人ごとのリスク因子を評価して対策する必要があります。

たかが転倒、されど転倒、この先も元気に生活を送っていく上では、転倒予防を行なっていくことはとても大切なポイントになります。今回の内容を通して、改めて転倒予防について考えていただくきっかけになれば幸いです。
予防リハビリではご利用の皆様の自宅環境の確認や、定期的な身体・認知機能評価などを行い、その人に合わせたリハビリプログラムを提供しています。今回の記事を読んで、転倒リスクについて興味をお持ちの方はぜひご相談ください。

参考・引用文献:理学療法ハンドブック シリーズ18 転倒予防、日本理学療法士協会

予防リハビリ 理学療法士 S.Y

◎お問合せ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

※イラスト:イラストAC

野菜作り~カボチャ収穫のご報告~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さまこんにちは!
今春から開始している野菜作りも、3ヶ月ほど経ちました。患者さんと一緒に少しずつ参加してくださる方が増えてきて、私たち職員にとっても楽しみなイベントになっています。
6月5日(月)にトマトとナスの収穫をご報告いたしましたが、6月23日(金)に皆でカボチャを収穫しましたのでご報告いたします。

カボチャ(西洋種)は品種にもよるそうですが、開花後40~45日で収穫できるようになります。水やりする度に少しずつ大きくなっていくカボチャを見ながら、収穫する時をとても楽しみに待っていました。

一緒に野菜作りをする中で、土に触れることで五感が刺激され、気持ちのリフレッシュになっているようです。
参加した方から「楽しかった!」との嬉しい言葉をたくさんいただいています。

当院に立ち寄られた方も、よろしければプランターを覗いてみてくださいね(駐車場東側、桜の木の列の一角にあります。

リハビリテーション部公認心理師 M

今日、6月30日はハーフタイムデー

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

1月1日の新年開始時には、その年の目標を考えて「今年からは〇〇しよう」と何か始めたりします。
4月1日には、新年度が始まるため、進級、進学、就職など、生活上の変化が見られたりします。
6月30日は、新年から半年経ち、1年の折り返し地点となりますが、生活の変化はあまりみられることがなく、何気なく過ごしていることが多いと思われます。

6月30日は、「これまでの半年間を振り返って、その年の目標を再確認する日」などとされており、私自身、ケアマネ業務を振り返ってみることも必要と感じています。
今年は、自分の目で確かめ、情報提供ができるようにしていきたいと考え、新規介護サービス事業所や、リニュアルした施設などの見学、研修会などに積極的に参加しています。

ケアマネは、ご利用の方が可能な限り自宅で自立した生活を送ることができるように、ご本人やご家族の意向をお伺いしながら、ご利用の方の心身の状況や、置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成します。そして、プランに基づいて、適切なサービスが提供されるように、事業所や関係機関との連絡、調整を行いながら支援しています。
ケアプランの作成にあたってご利用の方負担はありません。

介護保険サービスを利用するには、まず介護認定を受ける必要があります。
倉敷在宅総合ケアセンター・ケアプラン室は、介護保険サービスの説明や相談、介護保険認定の相談にも応じています。
窓口・電話対応時間は、8時30分~17時15分で、土・日・祝日も、来所相談や、電話相談など、対応していますのでお気軽にお問い合わせください。

倉敷市老松町4-4-7(倉敷平成病院西側)
4階建ての建物で、倉敷在宅総合ケアセンターの1階にあります。
086-427-0110

ケアプラン室 A・W

今月の力作~倉敷老健より~

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

6月も後半になり、暑い日が続いていますが、皆さんお変わりなく過ごされていますか?
さて、毎月、老健の入所者さまにその月にあった貼り絵を作成頂いております。
今月は、梅雨をモチーフに長靴や傘・かたつむりなどを色鮮やかに作成して下さいました。

私は、雨の日が続いて憂鬱な気分になった時に、この貼り絵を見て元気をもらっています。
来月はどのような素晴らしい作品が出来るのか?と楽しみにしている今日この頃です。
もう1つ、元気をもらっているのが、紫陽花を見に行くことです。

青や紫など色鮮やかに咲いた紫陽花がとても綺麗で、見ていると雨が降っていても心の中は晴れやかな気分になりますね。老健の玄関のところにもきれいな紫陽花が咲いていますので、来所時に是非見ていって下さい。
最後になりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いておりますので、しっかり水分補給を行いながら、元気に楽しく過ごしていきましょう。

倉敷老健 介護福祉士 I