【肩関節理学療法実技セミナー開催報告】

2025年2月2日(日)、倉敷平成病院に小野志操先生(株式会社運動機能医学インスティチュート、理学療法士)をお招きし、「肩関節理学療法実技セミナー」を開催しました。

本セミナーでは、肩関節の機能解剖学、触診、評価、治療アプローチまで、幅広い内容について実技を交えてご講義いただきました。特に、実際の臨床に即した具体的な手技や治療法について手技を学ぶことができ、明日からのリハビリテーション業務に早速活かせる実践的な内容となりました。

今回の研修は、肩関節機能の向上を目指す上で、理学療法の重要性を再認識する機会となり、大変有意義な時間となりました。今後も、患者さまの治療効果を高めるため、学びを深め、質の高いリハビリテーションを提供してまいります。

小野志操先生のホームページ
https://www.shiso-ono.com/profile-1/

株式会社運動機能医学インスティチュートのホームページ
https://www.wow-factor.info/

倉敷平成病院 スポーツリハビリテーションセンター PT 副主任 H

栄養科通信vol.198「オーラルフレイル」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

最近、噛めない食品が増えた、滑舌が悪くなった、むせる、食べこぼすなどの症状はありませんか?これらの症状がある場合、オーラルフレイル(口の機能の低下)の可能性があります。見過ごしていると噛めない→やわらかいものを食べる→噛む機能の低下という悪循環に陥り、食欲低下や低栄養、さらには寝たきりの状態につながってしまいます。やわらかく噛みやすいものが多い現代の食事では咀嚼回数が減り噛む力が衰え、オーラルフレイルを進行させる可能性があります。

オーラルフレイルを予防するためには
・よく噛んで食べましょう。
ごぼうやれんこんなど噛み応えのある食材を使用したり、食材を大きく切ってみましょう。
・口をしっかり動かしましょう。
会話をする、歌う、声を出して本を読むなど日常生活のなかで口を動かしましょう。
・定期的に歯科受診をしましょう。
オーラルフレイルはフレイル(加齢によって心身が疲れやすく弱った状態)の初期サインともいわれています。早めに気づき、適切な対応をすることで健康に近づくことができます。

ちなみに、よく噛むことは全身の健康を維持するために大切です。弥生時代の卑弥呼の食事は噛む回数が現代の6倍だったといわれており、そこから「ひみこのはがいーぜ」というよく噛むことの効果を表したキャッチフレーズがうまれました。
ひ…肥満予防
よく噛んでゆっくり食べると脳にある満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防げます。
み…味覚の発達
よく噛んで味わうことにより食べ物の味がよくわかります。
こ…言葉の発音がはっきり
よく噛むことにより口のまわりの筋肉を使うため、表情が豊かになります。
口をしっかり開けて話すときれいな発音ができます。
…脳の発達
よく噛む運動は脳の働きを活発にします。子供の知育を助け、高齢者の認知症予防
に役立ちます。
は…歯の病気を防ぐ
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。また唾液は虫歯や歯周病を防ぎます。
が…がんの予防
唾液中の酵素は発がん物質を中和し、がんを予防します。
いー…胃腸の働きを促進
よく噛むことで消化酵素がたくさんでて、食べ物の消化を助けます。
ぜ…全身の体力向上と全力投球
よく噛むことで全身の筋力を向上させ、歯をくいしばることで力がでます。

歯や口の健康を保ち、おいしい食事を食べていつまでも元気に過ごしましょう。

参考:倉敷市ホームページ 食育ポータル よく噛んで食べよう!

管理栄養士Y.M

節分~グランドガーデン南町~

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

寒い日が続いています。冬らしいと感じはしますが、風邪など体調にご自愛ください。
さて、2月と言えば節分、2月3日かと思っていましたが、地球の公転周期により、立春が年により変わるため、立春の前日である節分も変わり今年は2月2日でした。

 節分と言えば恵方巻。もともとは関西の食文化として全国に広がったようです。縁起を担いだり、お祭りごとが好きな日本人らしい文化だなと感じました。
サ高住グランドガーデン南町、特定施設グランドガーデンでもご入居の皆様に「福が来ますように」と願いを込め夕食に巻きずしをお召し上がりいただきました。

節分は暦の上では春が訪れる前日です。季節行事を感じながらご入居の皆様が笑顔で召し上がられる姿に元気をいただきました。

グランドガーデン南町 GM M

美容外科施術料金 一部改定のお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

この度、2025年2月10日(月)より美容外科の施術料金が一部改訂することとなりましたので、ご案内いたします。

人気の施術をより気軽にお試しいただける価格に設定しました。お肌やお身体のことでお悩みの方のお力になれましたら幸いです。

詳細につきましては、美容センターのブログ記事をご覧ください。

【美容外科施術料金 一部改定のお知らせ】ブログへはこちら

ご予約やご相談はお気軽にお問い合わせください。

TEL 0120-1616-09

対応時間は平日8:30~17:00となっております。 ※水曜日休診

 

広報課

新人ホームヘルパーとして

はじめまして。9月に入職した新人ヘルパーのHです。
今まで施設での介護を経験してきましたが、この度初めて訪問介護をさせていただいています。今日は私が実感した訪問介護についてお伝えできればと思います。

施設では時間に追われてなかなかご利用の方とゆっくりお話しをすることができませんでしたが、訪問介護は1対1でのケアのため、お話しができご利用の方と向き合えることを何より嬉しく思っています。

そして訪問介護は施設介護以上に信頼関係が大切だと思います。
私の失敗談ですが、ご利用の方から質問されたことに対し、私なりに考えてお答えし、その時は「そうかぁ、そうしたらいいね」とお返事をいただいたのですが、事業所に帰ると「あのヘルパーはちょっと…」と電話があったと聞かされました。
介護の仕事をしてきて初めて受けるご意見にかなり落ち込みました。自分が良かれと思って出した答えが、関係性によっては相手を不愉快な気持ちにさせてしまうことがあるということを思い知りました。

「ありがとう、また来てな」と言っていただけるよう、1人でも多くのご利用の方の笑顔が見られるよう、信頼関係をモットーに少しの変化に気づくヘルパーを目指してこれから頑張ります。

訪問介護 H

【おかやま国スポ2025 アイスホッケー競技 岡山県代表帯同報告~スポーツリハビリテーションセンター】

2025年1月31日~2月5日にかけて、岡山市・倉敷市で開催された第79回国民スポーツ大会冬季大会(おかやま国スポ2025)において、倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター所属の川元(理学療法士・JSPO-AT)が岡山県成年男子アイスホッケーチームのトレーナーとして帯同しました。

 スポーツトレーナーの役割は、選手のコンディショニング管理、外傷への応急処置、テーピングなど多岐にわたり、試合で最大限のパフォーマンスを発揮できるようサポートすることです。

アイスホッケーは「氷上の格闘技」とも呼ばれ、脳震とうや脊髄損傷など命に関わる外傷が発生する可能性がある競技です。今大会では初戦敗退という結果ではありましたが、大きな事故や重傷者を出すことなく大会を終えることができました。

今後も、より質の高い選手サポートが行えるよう、研鑽を積んでまいります。

倉敷平成病院 スポーツリハビリテーションセンター PT 副主任 H

※写真掲載許可取得済み

https://okayamaikaho2025.jp/#gsc.tab=0

#おかやま国スポ2025 #アイスホッケー #成年男子チーム #帯同 #日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー #JSPO-AT #スポーツリハビリテーションセンター #倉敷平成病院

日々精進

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさま、こんにちは。
2月に入りまだまだ寒い日が続きそうですが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。

昨年の4月に入職してから、あっという間に1年が経とうとしています。緊張した面持ちで入職した4月当初、私は不安でいっぱいでした。ほんの数日前まで学生だった私が1人で患者様の前に立ち、その方に合ったリハビリを行うということに不安と緊張を覚えていました。そんな中、先輩方や同期に支えられ多くを学ぶことができ、ここまで頑張ってこられました。
さて話は変わりますが、ST科では月に1度勉強会が開催されています。先輩方が講師となってくださり、様々なテーマについて教えていただけます。基本的な知識から臨床場面で役立つ情報まで、沢山の事をこれまでの勉強会で学ぶことができました。質問もしやすい環境下であるため、臨床場面で疑問に思ったことを聞きやすいです。実際私も困っていることを質問したことがあります。その場で先輩方の意見を聞くことができ、臨床場面ではその意見を活かしリハビリすることができました。まだまだ足りないところがあるので、今後も勉強会や臨床場面・自己研鑽を通して精進していこうと思います。

最後になりましたが、まだまだ空気も乾燥しており寒い日も続いています。皆様も風邪に気をつけて、手洗いうがいをしっかりとしてくださいね。

リハビリテーション部 ST F

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー岡山県協議会 研修会開催報告

1月27日、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー岡山県協議会の研修会が倉敷平成病院にて開催されました。

当院スポーツリハビリテーションセンター 副センター長 小畑(理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT))が講師を務め、院内スタッフも参加しました。
テーマは「前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)損傷のリハビリテーション」で、他施設のトレーナーや医療従事者と知見を共有し、意見交換を行う貴重な機会となりました。

前十字靭帯損傷とは、膝関節内にある前十字靭帯(ACL)が部分的または完全に断裂するケガのことです。スポーツや転倒などによる膝への強い衝撃が主な原因で、特にサッカー、バスケットボール、スキー、ラグビーなどの急な方向転換やジャンプ動作を伴う競技で多発します。

当院では、前十字靱帯損傷の選手や患者様が多く受診されます。今後も、より質の高いリハビリを提供できるよう、研鑽を積んでまいります。

倉敷平成病院 PT科副主任 H

令和7年度 倉敷平成病院リハビリテーション研修会 「脳卒中片麻痺患者の歩行再建」のご案内



📅 開催日:令和7年4月26日(土)・27日(日)
📍 会場 :倉敷平成病院 リハビリテーションセンター(岡山県倉敷市老松町4−3−38)

このたび、福島県立医科大学 保健科学部 准教授 阿部浩明先生をお招きし、「脳卒中片麻痺患者の歩行再建」をテーマとした研修会を開催いたします。
阿部先生は日本神経理学療法学会の理事を務められ、脳卒中・中枢神経系領域の最前線でご活躍されています。
本研修会は対面形式で開催し、実技を交えた実践的な内容となっています。非対面では得られない貴重な学びの機会となりますので、ぜひご参加ください。

研修会のポイント
脳卒中片麻痺患者に対する早期歩行トレーニングの有効性は、多くの研究で報告されています。その手段の一つとして「長下肢装具を活用した歩行再建」の有効性も注目されています。
今回の研修では、歩行の基礎知識や神経機構、筋電図を用いた研究知見をもとに、歩行介助の実技も交えながら、実践的なスキルを習得いただける内容となっています。岡山県での開催は貴重な機会となりますので、興味のある方はぜひ奮ってご参加ください。

講師
📖 福島県立医科大学 保健科学部 准教授 阿部浩明先生

開催概要
🕒 日時  4月26日(土)14:00〜17:00
4月27日(日)9:00〜12:00

🏥 会場:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター(岡山県倉敷市老松町4−3−38)

💰 参加費:10,000円(現地現金支払い) ※懇親会に参加される場合は別途費用が必要です。

👥 定員:30名(先着順) 申込締切:令和7年4月19日(土)※定員に達し次第、受付終了

📩 申し込み方法 Googleフォームからお申込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejQIXjc7WvyZIMV2VrkW0Hb-7BsVNzIFnyWrtTD7QVvaaqlg/viewform

お申し込み後、e-mailにてご連絡いたします。ご興味のある方は、お早めにお申し込みください!
チラシPDF

お問合せ:倉敷平成病院 リハビリテーション部 理学療法科 新田 尚輝

【「晴れて輝け!おかやま国スポ2025」ライブ配信しています】

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和7年1月26日(日)~2月5日(水)に岡山市・倉敷市にて開催されています、「晴れて輝け!おかやま国スポ2025」のライブ配信コーナーとして病院正面玄関 1階掲示板前にモニターを設置しています。
おかやま国スポには、当院 スポーツリハビリテーションセンター長 平川宏之先生も救護医として開催運営に協力しています。
岡山県では初めて開催される冬の大会です。
来院された際は、ぜひご覧ください。

広報課