カテゴリー別アーカイブ: ケアハウス

感染対策に「芸術の秋」

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日中の暑さもようやく和らぎ、涼しげな虫の声に、秋の深まりを感じる季節になりました。

秋の気候は環境的なストレスが少ないため過ごしやすく、芸術を楽しむゆとりがあります。

葉が色づき紅葉する風景は美しく、視覚的にもとても癒されます。

本来であれば、「食欲の秋」、「行楽の秋」、「芸術の秋」など、様々な活動が盛んになる時期ですが、今年もコロナ禍の影響でいろいろな催しが中止になるなど、少し寂しい状況です。

ドリームガーデン倉敷では、コロナ禍でも秋を楽しんでいただけるよう、油絵、切り絵、書道など、ご入居様自身が作成した様々な芸術作品を数多く展示しています。

それぞれの作品の完成度は、非常に高く、数か月後にはまた新しい作品が掲げられています。

作成の現場は、デイサービス利用時やご自身の居室内など様々で、作品に真剣な眼差しを向けながら作業されています。

数々の芸術作品に包まれたその廊下は、ご入居の皆様の心を癒してくれることでしょう。

これから冬にかけて、季節性インフルエンザの流行期を迎えます。引き続き感染防止対策に十分留意しながら、素敵な秋を満喫してください。

ケアハウスドリームガーデン倉敷 AS

ケアハウスの野菜だより

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今年は梅雨明けが早く7月から既に35℃以上の猛暑日が続き、暑い夏になると思いきや、8月中旬からは梅雨に逆戻りの連日大雨となり、異常気象の極みとなりました。

そんな中、ケアハウスドリームガーデン倉敷の敷地内では花に代わって野菜の収穫が始まりました。

ケアハウスの菜園では、歴代ご入居の男性方が丁寧に、そしてたくましく土地を耕し、野菜作りに励んでこられましたが、今年から新たに野菜作りを始められた男性は、お手製の見事なゴーヤの棚を作成されており、その甲斐あって立派なゴーヤが実っています。小さいものから大きなものまで、黄緑色のきれいなゴーヤは色々な形があり、見ていて飽きません。

また、別の男性の方はピーマンやきゅうり、そしてプチトマトを作っておられます。

きゅうりはこれまた太くて長く、とても立派です。ピーマンは表面が艶々で何とも深い緑色が美しく、そのまま置物にしたい衝動にかられます。そしてまるで飾り物のようにかわいいプチトマトは、黄緑色から上品な赤色のグラデーションが素晴らしいです。
野菜には色んな種類、形、大きさ、色等々・・・があり、見るだけでも楽しいですね。


花や木々、そして野菜など、緑豊かな自然に囲まれたケアハウスで、これからも ご入居の皆様とともに歩んでいきたいと思います。

 

ケアハウス施設長

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 ~ケアハウスの夏~

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まだまだ暑い日が続き、熱中症対策に奮闘する日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか?
ケアハウスで夏といえば、例年は『夏祭り』ですが、昨年から続いているコロナのため今年も開催することができず、ご入居の皆様はとても残念がられていました。(来年こそは開催できますように!イベント好きの職員も「ドリーム座」での出演ができずムラムラしています。)
そこで、今年は、いつもと違う「ケアハウスの夏」をご紹介します。

梅雨が明けると、ケアハウスの庭園のあちこちの木々には、数年間土の中で過ごしてきた蝉の幼虫が数日の短い命を輝かせるため行列をなしてよじ登り羽化します。「♪ミーン、ミンミンミンミー♪」とミンミンゼミが、「♪ジージー、ジリジリジリジリ♪」とアブラゼミが一斉に鳴きはじめ、大合唱を響かせ、暑さを倍増させてくれます。そんなケアハウスの夏の風物詩をはじめて体験されるご入居の方々は、蝉の抜け殻の行列にびっくりしながら写真に収め、「うるさ過ぎておちおち昼寝もできないなぁ」とも。一方、ベテランのご入居の方は、「今年も始まったなぁ」と毎年の大合唱にあきれ顔で慣れたものです。

園芸好きな男性のご入居の方は、毎年「朝顔」を育てられ、皆様の目を楽しませてくださいます。今年は「朝顔」に加え「夕顔」にも挑戦。毎日、丹精込めて朝昼晩と何回も水やりをされ、「朝顔」は色とりどりの花を毎日たくさん咲かせています。一方、「夕顔」は、たくさんの蕾を付けるのですが夕方になっても咲かず、翌朝にはその蕾もすぼんでいます。気温が高いと咲かないようでどうやら涼しい夜に咲き、なかなか花を見せてくれない恥ずかしがり屋の「夕顔」に皆様はがっかり。
そんなある日のいつもより涼しい夕方、待望の「夕顔」が真っ白な大輪の花を咲かせたのです。「夕顔が咲いているよ!」と皆様に知らせる方、「綺麗な花!」、「朝顔より大きいね!」と初対面の「夕顔」に皆様は大興奮です。

北庭園の畑では、野菜作りが好きなご入居の方々が、いろんな夏野菜を作られています。たくさん収穫できた時は、ケアハウスへ食材としてご提供してくださり、美味しくいただいています。
今年は、本格的な手作りのゴーヤ棚が初お目見えし、涼しげな葉っぱで木陰を作り出し、たくさんのゴーヤが実っています。

まだまだ厳しい暑さが続きます。コロナと共存する新たな日常生活の楽しみを提供できるよう、試行錯誤しながら企画していきたいと思います。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 のんたん

ひと時の団らん ~紫陽花の壁画づくり~

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初夏の風にすがすがしさを感じる季節となりました。

ケアハウスでは多目的ホールの大きな壁(縦2.2m横5m)に毎月壁画を飾っています。
6月の壁画は、4月からこつこつと準備を続け、6月1日に晴れてお目見え。今年は立体感のある紫陽花を加えました。感染対策とソーシャルディスタンスを保ちながら、ご協力いただける方と紫陽花の花びらを折る人、階段の色を塗る人などそれぞれの役割に分かれて作っていきました。「これで合っているかしら」「かどが上手く折れない」と久々の折り紙に苦戦しながらも1枚1枚作成。花の土台には不織布を使い、紫陽花ならではのボリュームと柔らかに咲き誇る姿を表現しました。夏本番になる前、梅雨の風物詩に季節を感じられます。

小さな花がひしめき合って咲いているように見えることから、紫陽花には、「団らん」「和気あいあい」「家族」の花言葉もあるそうです。
猫たちも登場し、“つかの間の小さな団欒を感じられる”そんな場所にできたかなと思います。
来月は花火。元気で明るく、季節の移ろいを楽しめるように、ケアハウスでも健康維持の体操や壁画づくりなど、今出来ることを続けていきたいと思います。

介護福祉士 F

 

緊急事態宣言に伴う面会制限について

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ドリームガーデン倉敷の、色とりどりの「さつき」や「つつじ」が咲き競う季節になりましたが、この度岡山県下に2度目の緊急事態宣言が発令されました。それに伴い、全仁会グループの施設・入所系では新型コロナウイルス感染防止の為「面会禁止」の対応を取らざる得なくなりました。
ケアハウスでも、久しぶりにご家族と会う約束をされていた方が、玄関の窓越しに手を振り、お話しが出来なかったことに「この時期ですから仕方ないですね」と残念がられていました。ご家族様からお届け物がある場合は、事務所職員がお預かりをし、ご入居の皆様へお届けを致します。また、例外としてケアハウス職員から要請があって来所された場合や、病院受診の付き添い、送迎等については可能としています。但し、職員の指示に従って頂き、玄関でお待ち頂くようお願いも致しています。面会禁止となっていますが、事前にお申し込みを頂ければ、タブレット(zoom)を使ったオンライン面会も実施可能となっています。
本来でしたら、この季節「合同バス旅行」や「カラオケ大会」、「夏祭り」の企画準備など行事が目白押しのはずでしたが、まだまだ油断できない状況だと認識しています。
自粛生活に「疲れ」を感じる方もおられますが、改めて「気を引き締めて」日々の職務にあたりたいと思います。


ケアハウス 生活相談員 S

ケアハウスドリームガーデン倉敷のお花便り

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今年は例年よりも桜の時期が早く、4月も後半になると木々はすっかり新緑に模様替えとなっています。

ケアハウスドリームガーデン倉敷ではこの時期、桜に代わってツツジが綺麗に咲き始めており、敷地に入ってすぐ目の前に咲くツツジが皆様を出迎えてくれます。

敷地内のツツジは本数も多く、ケアハウスでは桜と並んでシンボル的なお花になっています。その他にも、駐車場の脇に咲く花や、ご入居の方々が育てられているお花畑も一斉に咲き始めており、まさに今が見頃となっています。

散歩に出かけられたご入居の皆様も、帰居された際には「ツツジが見頃よ!」「パンジーが綺麗よ!」と、教えて下さる方もおられ、私たち職員も意識して見てみるようにしています。

新型コロナウイルス感染症は第4波に突入したと言われていますが、高齢者施設職員としては、更に感染対策を引き締めていくと共に、ご入居の皆様の”コロナ禍での生活の質“についても考えていきたいと思います。

ケアハウス施設長

春の散歩会開催のご報告

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ケアハウスドリームガーデン倉敷では、春と秋に散歩会を開催しています。
倉敷川の土手を通り、田んぼを抜けて1周、約30分程度の散歩です。
この度は、染井吉野の桜が咲き始めた3月22日からスタートしました。3月29日頃から満開の予想となっています。
今年は暖かく、河津桜の咲き始めも早かったです。染井吉野の開花も例年よりも早いと聞いていました。

参加者は10名~12名。皆さんそれぞれに歩くペースは違いますが、桜を楽しみながら歩かれています。
冬場は、どうしても外出が減り、寒さもあって動くことが億劫になります。そうなると、足腰の衰えが一気に現れてしまいます。体力維持の為にも歩くことは欠かせません。
コロナウイルスの影響で、行事が制限される中、明るい出来事も少ない状況ですが、春の訪れというのは、自然と笑顔になります。
個人的に散歩を楽しまれている方も多く、桜だけでなく土筆を摘んでこられ、春の訪れを楽しまれている方もおられます。
4月に入ると、少しずつ桜は散ってきてしまいますが、ハラハラと舞う花びらもまた風流ではないでしょうか。

 春の散歩会は、4月の末頃まで続けています。
体力を維持して頂き、元気に長くケアハウスでの生活を過ごして頂きたいと考えます。

ケアハウス 介護福祉士  N

~コロナ禍でも負けずに体力づくりを!~

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コロナウイルス感染拡大防止に伴い、お誕生会や行事が開催できない状況となっています。しかし、新型コロナウイルスに感染することを恐れて外出自粛を続けていると、どうしても体を動かす時間が減り、心身の機能が低下してしまいます。

そこで、毎朝実施している体操とは別に「夕方健康体操」と銘打ち毎週金曜日各階の食堂で体操を開催することとなりました。マスク着用や換気など、感染防止対策に留意しながらも、毎回10名~15名の方が参加して下さりました。
皆様の馴染みのある懐かしい曲に合わせて、全身の運動を行います。そのあとは、下肢筋力アップを目的としたストレッチ。ゆっくりと動かすことによって血流が全身にいきわたり体も温まります。
そして最後は右手と左手の動作が違う脳トレ体操(デュアルタスク)も行います。これがなかなか難しく、我々スタッフにとっても良い刺激となっています。参加されたご入居の皆様からも「楽しく参加できました」「脳トレ体操は難しかったけど、次はできるようになりたいですね」と皆様の反応も上々外出自粛中であっても、適度に体を動かす事や、人との繋がりなどはむしろ大事ではないかと思います。これから気温も温かくなり、気も緩みがちになるかもしれませんが、気を引き締めながらも、体力づくりの場を提供できたらと考えています。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 生活相談員S

啓翁桜でひと足早い春を

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1月は1年で最も寒さが厳しい時。今週の天気を眺めては、「今日も寒いね」を合言葉にしてしまうことも、しばしば。
温かい春を待ち望むこの季節に、ホッと心温めてくれるお花がケアハウスで咲いています。

それは、「啓翁桜(けいおうざくら)」。春を告げる花ともいわれる、冬に咲く桜です。ご入居の方宛に東北から送られてきたという啓翁桜の花の枝をご寄贈いただき、ケアハウスの玄関に飾りました。

薄紅色の可愛らしい花が、しなやかな枝いっぱいに咲き揃う、美しい桜。
ケアハウスでは、1月初旬に小さな冬芽をふくらませ、中旬から蕾が開き、写真を撮った20日には満開となりました。可憐な姿に、ひと足早いお花見を楽しませてもらっています。

啓翁桜は、1930年(昭和5年)に支那実桜(しなみざくら)と彼岸桜(ひがんざくら)を交配して作られたと言われています。名前の由来は、作出者である福岡県久留米市の吉永啓太郎氏にちなんでいるそうです。桜に自分の名前がつけられるのは嬉しかったでしょうね。

早咲きで、花びらの先に大きな切れ込みがあるのも特徴です。見頃は約1か月間と長く、お手入れすれば、お正月から立春ごろまで咲き続けてくれます。花の見頃が終わると次は淡い緑色の葉桜を楽しめます。山形県が日本一の生産量を誇り、山形県産の啓翁桜は「みちのくの初桜」とも呼ばれ、人気を集めているそうです。お正月の飾りや結婚式、卒業式などハレの日を演出する花としても重宝されています。

黄緑色の葉っぱも出てきて、季節が少しずつ進んでいるんだなと感じます。小さな春の贈り物を楽しみつつ、凛と咲く力強い啓翁桜のように、ケアハウスも色んな事に挑戦してきたいと思います。

介護福祉士 Fd

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 ~ 12月はクリスマス飾りでいっぱい! ~

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2020年も残すところ数日となりました。
今年は世界中が「コロナ」に翻弄され、今もまさに奮闘中であります。
皆様にとっては、どんな一年でしたでしょうか?

ケアハウスドリームガーデン倉敷でも、「コロナ」の影響は大きく、ご家族の面会制限、不要不急の外出を控えていただくお願い、毎月の誕生会やカルチャー教室の中止など、様々な事を制限・中止せざるを得ない状況が続いています。
そんな中、少しでもご入居の皆様の気持ちを明るく照らすべく、12月ということもあり、館内を「クリスマス飾り」でいっぱいにすることにしました。
玄関ホールには、職員で飾りつけをしたクリスマスツリーが登場。
ご入居の皆様も「綺麗じゃなぁー」「気分が明るくなるなー」など笑顔が溢れます。
玄関ホールから多目的ホールまではクリスマスロードとなり、毎日イルミネーションがキラキラと輝いています。

多目的ホールの壁画は、ドールハウスとサンタクロース達。職員手作りオーナメント、スノーマン立体ポスターなどなど、館内のいろんな所のクリスマス飾りが、皆様を笑顔にしています。
そして、ご入居者様が丹精込めて育てられている生花もクリスマスを一層華やかにしてくださっています!
いつも館内の生け花をご担当下さっている方がクリスマスの寄せ植えを飾って下さいました。
毎年いろんな花を咲かせておられる男性入居者様の「ジャコバサボテン」今年もたくさんの花を咲かせています。
クリスマス会も忘年会なく、いつもと違う12月ではありましたが、ご入居者の皆様にはクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか…。そして、ご入居の皆様の笑顔が、職員にとっては最高のクリスマスプレゼントでした。次は、お正月気分を満喫していただくため、館内の飾りつけを変えていきます。

これからも、ご入居の皆様の笑顔のため、コロナに負けず頑張っていきたいと思います。
新しい年も皆様のご多幸とご健康をお祈りいたします。そして、一日も早いコロナの収束を願っております。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷  管理栄養士 のんたん