カテゴリー別アーカイブ: 訪問看護ステーション

訪問看護より

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梅雨の季節にて毎日のお天気が安定しませんね。

今回は私が訪問しているAさんの紹介をしてみたいと思います。
Aさんは、半年前の退院を機に訪問看護の利用を開始されました。4人の先生(4つの科)の診察を受けられており、それぞれから処方薬があり、病院が違えば処方日数もまちまちでした。
訪問開始時には、「今までやってたんだから来てもらわなくても自分でできるわ」「こんなにたくさんあったら、どうしたらいいか分からん」と言われていました。
まず、調剤薬局で複数の病院・先生の薬を一袋にまとめてもらえるものは、まとめてもらい1週間分の薬が一目でわかるお薬カレンダーを準備しました。そのカレンダーのポケットに月曜日の朝、昼、夕、寝る前というようにAさんと一緒に薬を分けていきました。段々と御自分で準備できるようになり、飲み忘れや二重内服も減ってきました。それと同時に次の受診日、タクシーの時間の確認や処方箋の取り扱い方を指導しました。訪問看護からの卒業を目標にされていたAさんから「待ってたのよ。来てもらうと家の中が明るくなるわ。声を聴くだけで安心するわ。」と言って頂き本当にうれしかったです。
これからもAさんに寄り添い見守りながら、御自分では難しい部分の支援を続けていこうと思います。
そして、梅雨空をパーッと明るくするような笑顔をお届けしたいと思います。

訪問看護師 T

訪問看護ステーションから

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私は、今年度より訪問看護ステーションに異動になりました理学療法士です。異動してはや2ヵ月になります。今までは病院に勤務していましたが、全く異なる環境の訪問医療に従事することとなり、覚えることで精一杯のあっという間の2ヵ月間でした。最近は少し余裕も出てきて、訪問リハビリの難しさややりがいを感じることが出来るようになってきました。

病院勤務では気付けなかったことも沢山あります。今までは実際にご自宅に帰られた後や施設に入所された後の方の経過を知ることは僅かしかありませんでした。訪問リハビリでは、そういった方々が対象となります。実際に2ヵ月働いてみて、訪問リハビリは1回の治療時間や1週間の合計の治療時間は病院でのリハビリと比べると少ないかもしれませんが、時間をかけてじっくりと計画して目標を立てていき、利用者の方やご家族と一緒にニーズに合わせてリハビリ、またその支援をしていくことができると思います。そのような点では、訪問医療はリハビリテーションを行う上で、とても良い環境なのかもしれません。反対に病院でのリハビリの在り方を考えたり、今までの自分を反省することも最近はあります。リハビリテーションの中で占める訪問リハビリの重要性や魅力を感じますし、ご自宅や環境に適応していく中でまだまだ能力が改善していく可能性の高さを感じます。
「救急から在宅まで-限りないQOLを求めて-」
全仁会の理念であります。病院から在宅へのバトンを受けて、これから先の長い時間のお付き合い。訪問リハビリによって、どのように利用者さんが変化するのか。そのお力になりたいと思います。

訪問看護ステーション F

一期一会の出会いを大切に…

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新緑の美しい季節になりました。
私はご利用の方、A様との関わりから、よりお花が好きになりました。A様は10年ほど前にご主人を看取られ、その後はお独りで生活されていましたが、4年前から週1回30分の訪問が開始されました。
お花が好きで草木の世話も上手で、訪問すると季節のお花が玄関やテーブルに活けてありました。いつも待って下さっていました。
毎週の訪問の中で、名前、育て方などたくさん教えてもらいました。徐々にお独りでの生活が難しくなり、この春施設に入所されることになり、早春のロウバイとスイセンが最後になりました。 一期一会の出会いを大切に、ご利用の方とより良い関わりが出来るよう、今日も訪問へ行ってきます。

訪問看護O

春の使者

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桜前線も発表されて、春の訪れを感じはじめた今日この頃です。
私の訪問先のお宅で、また今年も春の使者にであうことが出来ました。うぐいすです。出会ったといっても声だけですが、鳴き始めはチチチチぐらいから、日に日に上手になって、ホーホヶキョと鳴けるようになっていくんですね。山の中にお住まいなので、私の自宅周辺では聞くことが出来ない音をきき、春の訪れを感じました。利用者さんも春を感じられているようで、頭をきょろきょろさせて明るい表情になられましsakura1x03た。二人だけのほんわかした時間になりました。
これから、また、季節はめっぐっていきますが、ご自宅で療養されているからこそ楽しめる小さな季節の変化などを見落とさず、なかなか外出が出来ない利用者さんにも、伝えていきたいです。そして、同じ目線で、同じ思いで、寄り添っていきたいです。

訪問看護 S

訪問看護ステーション

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私は、訪問看護ステーションに異動してもう少しで1年が経とうとしています。 kango2働く環境ががらりと変わり、はじめは緊張もありました。 しかし、職種関係なく和気あいあいとご利用の方の情報交換ができる環境で、 毎日、ご利用の方のご自宅や施設などにお伺いしています。
スタッフの数も多く、訪問車も色々な所で見かけて頂くこともあるかと思います。 ご利用の方が、お伺いすることで少し安心したり、体が楽になったりできればと 思いながら、今日も訪問へ行ってきます。

訪問看護ステーション OT MM