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健康チェック週間始めます!

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こんにちは!最近暑い日が続いていますが皆さん体調など崩されていないでしょうか。なんだか年々過ごしやすい時期が短いように感じていますが、予防リハビリでは今日もスタッフ、利用者さんとも元気に体操に取り組まれています。
さて、突然ですが、皆さんは「老年症候群」という言葉を聞いたことがありますか?老年症候群とは、筋力低下や転倒に限らず、失禁、低栄養、閉じこもり、睡眠障害、うつや軽度の認知症、生活機能の低下(生活体力の全般的な衰え)など、必ずしも病気にかかっていなくても、日々の生活の質が障害されている状態のことを指します。最近では、健康で長生きするためには、この老年症候群を早期に発見し、治療することが大切とも言われています。
では、私達は、具体的に一体何をすればいいのでしょうか?その取組みの1つとして、今注目されているのが、身体機能評価(筋力、バランス、歩行能力など)、認知機能評価(記憶力や注意力など)、現在の日常生活の困難感を問うアンケート形式の生活機能評価などの定期健診です。定期健診によって、自分の身体や認知、心のどんな機能が低下しているのかを知ることができ、今後の健康、体力づくり、生活習慣を見直す手がかりを得ることができます。ある報告では、健診を受けた人は、受けていない人と比べて、健診実施後3年間の死亡率が低くなるという結果も出ているようです。6x203
そこで、予防リハビリでは、この6月から新たに健康チェック週間と称して、これまで人や時期によって日程や場所、時間をバラバラに実施していた、身体機能、認知機能、生活機能の評価を、3ヶ月毎に、プログラムの一部として1週間実施していきたいと考えています。そして、この結果を基に、科学的根拠に基づいたプログラムの作成、リハビリメニューの提案を行っていきたいと考えています。まだまだ改良するところがたくさんあり、自分と年代や介護度が同じ人の平均値はどのくらいなのか、前回と比較して自分の機能はどう変化しているのか等、利用者の方が結果を把握しやすいシステム作りを予防リハビリスタッフ一丸となって取り組んでいきます。
体力に自信がない方、最近物忘れが気になっている方、生活で難しいと思うことが増えてきた方はもちろん、自分はまだまだ大丈夫と思っている方も、今後、より健康で楽しい生活を送るために、まずは自分の現状を把握してみませんか?興味のある方は是非、予防リハビリを覗きに来てみてください!

倉敷平成病院 通所リハビリテーション(予防リハビリテーション)
理学療法士 服部 宏香

お問い合わせ:倉敷平成病院通所リハビリテーション
            (086)427-1128 担当:寺中  

「良質な睡眠」はできていますか?

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今年度より倉敷平成病院通所リハビリ(予防リハビリ)に配属されました西口和希と申します。私は散歩をするのが好きです。最近は暖かくなってきたので朝は毎日歩いて景色を楽しむようにしています。オススメな散歩コースがある方はこっそり教えて下さい。宜しくお願いします。
さて、5月から暖かい日が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。私はまだ慣れない環境ということもあり、帰宅すると布団へまっしぐらな毎日です。普段は布団が大好きな私ですが、これから、気温と湿度が上昇してくると、さすがに寝苦しくなってきます。そこで今回は、私が重視している「良質な睡眠のコツ」についてみなさんにお伝えしていきたいと思います。
睡眠とは、心身の休息、修復とされており、一晩で6~9時間の睡眠が必要です。時に栄養よりも大切と言われるほど。しかし年齢や心身のストレス状況により睡眠は変化します。季節柄、暑かったり寒かったりで体温調節もうまくいかないこともありませんか?身体に熱がこもってしまい、ボーっとしてしまうことや夜中や早朝に目が覚めたり、日中眠たくなったり・・・。身体の中の熱を放散する為には体表血管を広げて汗をかくことが必要です。夜になっても外気温が高いと熱放散がうまくいかず寝つきや睡眠が悪くなります。そして質の悪い睡眠が体調変動や脳損傷(認知症)に悪影響を起こしやすいと言われています。
そこで、私がオススメする良質な睡眠のコツは①体表血管を広げる為の足湯(40度程度で7~20分)、②昼間の活動量を増やす、③日光に当たる(散歩など)、④人と話すことです。逆に一番よくないのは何もしないでじっとする事。外が暖かくなってきたので、是非、身体を動かしてみてください!ILM17_BD01010
予防リハビリでは4月からトータルヘルスサポートとして、自律神経への刺激を考慮した運動やリラクセーションを実施しています。もちろん「睡眠」についてもアプローチしています!自分でできるツボマッサージや認知症予防法を教えて欲しいという方はお気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ:倉敷平成病院通所リハビリテーション 担当:寺中
電話(086)427-1128 (直通)
倉敷平成病院 通所リハビリテーション 作業療法士 西口和希

新しい予防リハビリ!!!

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予防リハビリに配属され、丸1年が経過しました。全仁会にも新入社員が入り新しい風が吹き込まれました。我が家にも入園を控えた娘が居り、初めての入園式にドキドキ胸が弾んでおります。

予防リハブログこの度、今までは運動に特化してきた予防リハビリでしたが、運動だけでは、身体機能を維持・管理できず、季節の変わり目など体調を崩される方が居られました。そこで、以前より、多数のご意見やご要望を頂いていた、全身のサポート(トータルヘルスケア)を取り組むこととなりました。トータルヘルスケア?何をするの?と思われている方に、簡単にご紹介したいと思います。加齢と共に運動機能低下だけではなく、低栄養状態になりやすかったり、飲む込む機能が弱くなってきたり、唾液の量が減ってきたり、不眠に悩まれることが多くなってきます。そういった問題に対し、医師を始め、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、管理栄養士、言語聴覚士等様々な専門職が全身のサポートをしていきます。そして、私たち介護職が行うプログラムの一つには口腔訓練と関連が強い、美顔についての体操も取り組んでいきます。肌のたるみやしわが少しでも改善できるかも!?

それでは、一つご紹介します。口をつむった状態で唇の内側を舌で円を書くよう動かします。1周を2秒かけ、10回行います。左右同じように動かしてみましょう。舌が疲れるようであれば、訓練していかなければ将来嚥下障害に悩まされるかもしれません。気がついた日から予防トレーニング、意識改革が必要ですよね。

皆様のリクエストにも答えれるよう色々な種類の体操を用意しておりますので、興味のある方はいつでも見学できますので、ご相談下さい。お待ちしております♪

介護福祉士 大島栞奈

お問い合わせ:倉敷平成病院通所リハビリテーション
(086)427-1128 担当:寺中

今年も「花粉症」の季節がやってきた!

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皆さん、こんにちは!3月に入り、いよいよ花粉が本格的に飛散し始めました。
私も花粉症に悩まされるひとりですが、皆さん、花粉対策は万全ですか?
まだ発症されていない方も、くしゃみや鼻水などの症状がでてきたら要注意です!
今回、花粉症と風邪の見分け方を簡単にお伝えします。
最も分かりやすいのは、鼻水が水っぽいかどうかと目のかゆみです!
花粉症の鼻水は何もしなくても垂れてくるような水様性で目のかゆみが伴います。一方、風邪の場合、粘り気があったり膿んだようになったりします。また喉が痛い、熱が続くなども風邪の症状です。
最近は日中だんだんと暖かくなってきたものの、朝・晩はまだ冷え込む為、風邪のリスクがあります。毎年この時期に、くしゃみや鼻水が出ると「花粉症かも」と思いがちですが、アレルギー検査をしていなかったり、市販薬で済ませている人は花粉症ではなく、毎年風邪を引いているという可能性もあります。原因が違っても、症状が同じであり花粉症の薬を飲むと症状がおさまって、治ったから大丈夫と思うかもしれませんが、風邪と花粉症では服用する薬も異なりますし、不要な薬を飲むことで身体に悪影響が出る場合もあります。症状が出てきたら受診し適切なケアをしていきましょう。
倉敷平成病院通所リハビリテーション
介護福祉士 阿部 紗千恵