カテゴリー別アーカイブ: 放射線部

一般撮影装置更新しました

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現在、当院では一般撮影装置が2台稼動していますが、そのうちの1台が新しい装置に更新されました。
以前の機械に比べて様々な改善点があります。

・検査時間の短縮
撮影後、画像が瞬時に確認できるように変わったため、短い時間で検査が行えるようになりました。

・低被ばく
高感度に装置なので、少ないX線量で高画質な診断画像が得られるデジタルX線画像診断装置になり患者さんの被ばくが抑えられます。

・撮影体位の負担軽減
装置の可動性が上がったので以前よりもポジショニングの調整が可能になり、つらい姿勢を取ってもらうことが少なくなります。

これらによって患者さんにやさしく精度の高いレントゲン写真が提供できるようになりました。装置の機能も上がったので我々も撮影技術の向上に努めていきたいと思います。

放射線部 A.M

日焼けについて

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8月も終盤にさしかかっていますが、まだまだ暑いですね。厳しい日ざしによる日焼けに悩まされている人も多いかと思います。
日焼けには2つのパターンがあります。皮膚が炎症を起こして赤くなる「サンバーン」とそのあとに黒くなる「サンタン」です。B波と呼ばれる紫外線が影響するサンバーンは、ヒリヒリ痛い状態になりまるでやけどのような症状が起こるのでとても辛いです。また、炎症が進行するとシミや皮膚がんになってしまうこともあるため、普段から紫外線対策をすることも大切ですし、日焼けしてしまった場合でもこまめにアフターケアすることが大切です。
日焼け直後は炎症を抑えるためになるべく早く冷やします。氷水で濡らしたタオルや布で巻いた保冷剤などで患部を冷やしてください。その後は痛みや痒みを和らげるためにしっかり保湿します。もし痛みが引かない場合や、水ぶくれが出来てしまった場合は皮膚科を受診してくださいね。
また日焼けを予防するために紫外線が多い時間帯はこまめに日焼け止めを塗り直すようにしましょう。紫外線は窓ガラスも通過するので室内でも注意が必要です。また雲も通過するので曇りの日でも油断しないようにしてください。
日焼け対策をしっかりして残りの夏を快適に楽しんで下さい!

放射線部 T.F

熱中症に気をつけて

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7月も半ばを過ぎこれからどんどん暑い日が増えていきます。
暑い日が続くと熱中症に気を付けないといけません。
熱中症といえば真夏にかかるものと思っていませんか。実は、熱中症は毎年、梅雨明けの7月下旬~8月上旬に多く発生します。特にまだ暑さに慣れていない梅雨明けには、熱中症によって救急車で運ばれる人や亡くなる方が急増します。
熱中症の発症にはその日の体調が影響するので、同じ人でも体調によっては熱中症にかかる危険が高まることがあります。
食事を抜いたり、寝不足になると熱中症になるリスクが高くなるのできちんと食事・睡眠をとるようにしましょう。

また、汗をかく習慣をつけておくと、梅雨の後の急な暑さにも慣れやすくなり、熱中症にかかりにくくなります。30分程度のウォーキングなどで熱中症になりにくい体を作りましょう。
熱中症にならないためにも水分補給・適度な運動・食事をしっかりととり夏を楽しく過ごしましょう。

放射線部 M.K

カビ対策で病気予防

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6月となりました。6月と言えば梅雨入りし蒸し暑くうっとうしい時期というイメージが強く気分的にも滅入ってきますね。

さて梅雨など湿気の多い時期にはカビが繁殖しがちです。カビは食品を腐敗させるだけでなく、実は病気も引き起こします。最近では、こういったカビによる病気が増えているといわれています。カビが増殖してから対策を行うより、できるだけカビが生えない環境をつくることが一番です。そのためには、湿気をできるだけ抑えることがカビ対策の基本です。いずれにせよ「たかがカビ」とは侮れません。私たちの周辺には常にカビが舞っています。ちょっと免疫力が落ちた時に、カビが原因となって病気にならないとも限りません。だからこそ、日頃の対策が重要となります。そういった観点からもカビの生えてないきれいな家で生活したいものです。

 

放射線部 ろん

放射線科医と放射線技師との関係

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みなさん、こんにちは。
4月にきれいに咲いていた桜も散り葉桜に変わり、天候も温かい日が増えてきました。
さて、今年度に入り元号が「平成」から「令和」に変わったり、GWが10連休あったりなど様々なことがありました。
当院にも4月に新しく我々、放射線技師と関係が深い放射線科医が着任されました。
今回のブログでは当院の放射線科医と放射線技師との関係について簡単に説明させて頂こうと思います。

まず、診察に出られているお医者さんと比べて、放射線科医は直接患者さんを診ることはほとんどありません。その代わり、CT検査やMRI検査といった画像検査を見て、画像上で病気を見つけたりします。
また、画像の知識を多く持っているため、画像を確認した上で患者さんの検査の追加を主治医に提案したりすることもあります。

つまり放射線科医が読影する画像はとても大事であり、そこで画像を提供する私たち放射線技師との連携は重要であり、日常のCT・MR検査でも適宜、放射線科医と相談して追加画像を撮影したり、3D画像を再構成したり連携を取りながら仕事をしています。
また、我々放射線技師側が疑問に思ったことを質問すると丁寧に教えて頂けるので、勉強をさせてもらっています。

このように患者さんと実際に会うことは多くありませんが、とても重要な医師の一人です。
これからも連携を密に持ちながら、患者さんに少しでも有益な治療や診断を提供出来るように努力していきたいと思います。

放射線部 スーパー

一年を振り返って

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こんにちは、放射線部TKです。
桜の花も散り始め、春風が心地よい季節となってまいりました。みなさんどうお過ごしでしょうか。
とはいえ、まだまだ朝晩は冷えますので体調を崩さないようにしてくださいね。

さて、私事ですが、昨年度に診療放射線技師として入職して、今年の4月で一年が経過しました。時間の経過がとても早く感じられ、もう一年が経過したのかという驚きもあります。
この一年間を振り返ってみると、入職当初、まだ何も業務を分かっておらず、覚えることに必死でした。迷惑をかけてばかりだった私に、
先輩がご指導やアドバイスを親身になって続けていただきました。放射線部は、私一人だけの入職だったのですが、困難な時も周囲の方々に支えられ、少しずつ業務を覚えていくことができ、
一人で救急の患者さんや病棟の患者さんの撮影を行う、当直業務も11月より出来るようになりました。
とはいえ、全ての業務を一人でこなすにはまだまだ知識も経験も浅く、もっと成長していかないといけないとも感じながら日々業務に取り組んでいます。

今年度、放射線部には新入職員の入職はありませんでした。他部署では多くの入職があったと聞き、後輩ができることが羨ましく感じると共に、自信を持って後輩に教えるようになるにはまだまだだとも感じています。
今後後輩が出来たときには、先輩として、自分がしてもらったように手助けするために、自身のスキルアップに励み、これからもどんな業務にも真摯に取り組んでいこうと思っております。

放射線部TK

透視装置が更新されます

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現在、当院では透視装置が2台稼動していますが、そのうちの1台が新しい装置に更新されます。

前回の装置には、約10年間頑張ってもらいました。医療の進歩は日進月歩と言われますが、医療機器も同じで次々と新しい技術を兼ね備えた機器が登場してきます。私たち技師も装置の特徴を理解し、その性能を最大限に活かしながら検査に臨まなければならないため、日々努力です。

装置の更新に伴って検査室もリニューアルされます。工事期間は約1か月の予定です。

期間中は工事のための騒音等で患者さまにはご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、ご協力の程よろしくお願いします。

放射線部 千

インフルエンザ

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2月になるにつれて寒さが増してきましたが、風邪やインフルエンザなどにはかかっていないでしょうか。
今年はニュースにも取りあげられる程インフルエンザが流行しています。
当院でもほぼ毎日インフルエンザの検査が行われています。
現在ではA型が過半数以上を占めていますが、まだB型が流行していないのでこれからも注意をして過ごしてください。

 

そう言っている自分も中学以降、初めてインフルエンザにかかってしまいました。
例年通り予防注射はしていたのですが、それでもかかってしまうほど今年のインフルエンザは流行しているのだと身をもって痛感しました。
薬も飲んだため早めに回復しましたが、予防することが大事だと改めて思いました。
常日頃から手洗い、うがいをしてマスクも出来るならば着用して一人でも多くの方が元気に過ごすことができればいいなと思っています。
また発熱があったり、いつもと比べて体調が悪いときは無理をせず病院受診をしてください。
体調管理には気をつけて冬を無事乗り切り、春を迎えましょう。

 

放射線部 スーパー

画像検査での着替えについて

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寒い日が続きますが、皆様元気にお過ごしでしょうか。健康のために薄着がいいと思っていても、寒いとついたくさん着込んでしまいます。
放射線部で行っている検査として、一般撮影(レントゲン)、CT、MRIなどがありますが、検査前に着替えをしていただくことが多くあります。この季節、たくさん着ていると着替えが大変で申し訳ないのですが、検査によって気を付けるポイントがありますので、簡単に説明したいと思います。
まずはレントゲンです。レントゲン写真にはセーターやデニムなどの厚い衣類、プラスチックや金属類などの硬いものは写ってしまいます。撮影する部位の厚い衣類、ボタンなど硬いものがついている衣類は脱いでいただくか、写真に写らない位置にずらしてもらって撮影を行います。
次にCTです。CTは輪切りの画像を撮りますので、厚い衣類でも着たままで大丈夫です。また、プラスチックのボタンも大丈夫です。ただ、金属類は光って写り画像に影響が出るため、撮影する部位の金属類は外していただきます。写真に写らない位置にずらしてもらえれば大丈夫です。
次にMRIです。MRIは磁石の力で撮影を行います。磁石の力の強い部屋で検査を行うため、検査室に入る前に金属のついている衣類は脱いで着替えをしていただきます。またポケットに入っている金属やカード類、アクセサリーなども全て検査前に外していただきます。プラスチックは大丈夫です。
以上が簡単な説明です。画像検査がある日に服装に困ったら参考にしてもらえればと思います。検査内容によって例外もありますので、必ず検査前に説明します。わからないことがあれば何でもきいてください。

放射線部 M.T

放射線検査と身体の影響

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放射線技師になって2年目。あと3ヶ月で3年目。本当にあっという間です。

日々の業務をしていて、被曝について心配している方がいらっしゃると
感じることが多いので
今日はレントゲンとCTでの被曝について書こうと思います。
レントゲンを撮るときに「このまえもレントゲン撮ったけど大丈夫?」
といわれることがあります。
大丈夫です。通常のレントゲンで身体に影響が出るほどの放射線を受けることは
ありません。しきい線量といって、放射線を受けたときに、
症状が現れる最小の放射線量 というものが決められています。
通常のレントゲンで受ける放射線量は、このしきい値よりはるかに少ないので
身体に影響が現れてくることはありません。
CTも同様です。レントゲンよりはCTのほうが被曝線量は多くなりますが、
身体に影響がでるほどの放射線を受けることはありません。

検査のための放射線量は、身体に影響が出ると言われている量よりはるかに少ないです。
そして、必要な部分のみに必要最小限の線量で病気をみつけ正しい判断が下せるように
検査を行っています。そのため、レントゲンやCTを受けることにより害をこうむる
ということはなく、むしろ病気や怪我の診断に役立つ有益なものです。
心配せずに、安心して検査を受けてもらえるといいなと思います。

https://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp参照

放射線部 M