通所リハビリ 生活に介助が必要な方への支援・取り組み

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健 通所リハビリテーションです。

今回は、通所リハビリで介護度が重度である方が多いフロア脱水予防への取り組みについてご紹介致します。
高齢者の多くに見られる脱水症は、ご自身が脱水症状になっていることに気づかないまま日常生活を送られていることが多く、体内の水分が不足し「脱水症」になってしまうと、全身に悪影響を与え様々な症状が現れます。

そこで、通所リハビリをご利用中の飲水量を測定し、実際にどれほどの水分を摂ることができているか把握し、尿量が少なくなっているご利用の方に水分を追加、脱水予防に務めています。


来所時、昼食時、おやつ時に飲水時間を設けています。
一度に飲めない時や飲水量が少ない場合は離床時に合わせ飲水しています。
ご利用の方のお身体の状態や飲み込み状態に合わせ手付きコップや吸い飲みを使用。トロミが必要な方にはトロミ付けするなどムセ等にも注意しながら行っています。ご自分で摂取出来ない方には介護士が介助し飲水しています。 

フロアは飲水に限らず、個別なケア提供は必須であり、ご利用の方の身体への負担は最小限に、かつその方の能力を最大限に引き出すために専従の介護福祉士・看護師・リハビリスタッフ等様々な専門職が連携しケアを行っています。

今後も生活に介助が必要な方が穏やか日常生活が送れるよう、また、地域の為・社会の為に日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

通所リハビリ 介護士 I.K

 

「公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット」(脱水症)※リンクフリー

グループホームのぞみ~ご面会状況について~

今回は「グループホームのぞみ」の面会状況について、ご紹介します。
2023年6月現在、前日にご家族の体調を確認し、当日もお変わり無ければ、グループホームのぞみ(ピースガーデン倉敷 4階)にて、マスク着用、パーテーション設置で、15分間のご面会をしていただけます。

以前のように、手を取り合う等のふれあいはまだご遠慮いただいておりますが、直接顔を合わせてお話ししていただくことで、ご本人様もご家族様もとても嬉しそうな表情をされます。我々スタッフも温かい気持ちになります。

今後も、感染状況に合わせて、緩和していく所存です。コロナウイルス流行前は、地域の方にもご来所いただきイベントを行ったり、ご家族様との外出も行っておりました。また、そのような日が訪れることを職員一同心待ちにしています。

ピースガーデン倉敷 4階 グループホームのぞみ 介護福祉士 M.M

顔面神経麻痺の鍼灸治療

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

今回のブログでは、顔面神経麻痺の患者さんの症例を紹介します。

80代の女性で、12月上旬に右顔面神経麻痺になった方です。最初鍼灸院に来院された時には、「目を閉じられないこと、口の中に食べ物が残ること、右目に力を入れると、後頭部に痛みがあること、味覚がないこと」などを訴えられました。

東洋医学では、末梢性顔面神経麻痺は、主として陽明経(ようめい)の障害として捉えます。
風邪(風寒の邪)が陽明経に侵入して気血の運行を阻滞するために発症すると考えます。特徴として、突然に顔面の麻痺が発症します。このような場合手足の陽明経の経穴や「風」の付く経穴を選択して治療します。

主に曲池(きょくち)、手三里(てさんり)、合谷(ごうこく)、足三里(あしさんり)、豊隆(ほうりゅう)、太衝(たいしょう)、風池(ふうち)、風門(ふうもん)、地倉(ちそう)、頬車(きょうしゃ)、下関(げかん)などのツボを使って施術しました。

2、3回の治療で味覚がないことや後頭部の痛みは取れてきました。
その後も週1回のペースで約半年治療を続け、ほとんど日常生活に困らないほどに回復してきました。現在も顔の筋肉をもう少しつけるため治療は2,3週に1回のペースで続けています。

急な顔面神経麻痺に悩まれている方もいると思いますが、薬などの他に鍼灸も治療の選択肢の1つになるかもしれません。早めにご相談ください。

TR

 

楽しみや喜びを感じて頂く為に

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

新型コロナウイルスが5類へ移行に伴い、今まで多くの制限やご負担もあった中で、少しずつではありますが、日常生活の中で変化が生まれてきています。朝の体操も、以前は各階で実施していましたが、多目的ホールでの開催となり、一同に集まる事によって、人との交流が増え、「毎日体操に参加してみようかな」「また、明日も会いましょうね」と会話が増え、自然と笑顔が増えたように思えます。
また、カルチャー教室、クラブ活動も再開し、カラオケも以前は集団で開催していましたが、現在は「1人カラオケ」いう形で一人50分ではありますが、歌った後は皆様大満足。「もう少し時間や回数を増やすことが出来ないかな?」「この新曲を歌ってみたいんだけど、あるかな?」と意欲的です。
生花教室や書道教室も6月より再開し、以前参加された方、初めて参加される方、それぞれではありますが、「上手く書けるようになりたいね~、しっかり練習しないとね」「キレイに生けることができたよ、ちょっと見て」と満面の笑みでスタッフに声を掛けてくださります。「バス旅行に行ってみたいわ~」「デイサービスに行ってリハビリをしてみようかな?」と皆様思い思いに話をして下さります。まだまだ、コロナ禍前の生活に戻ったとは言えませんが、カルチャー教室やレクリエーションを通して、「楽しみや喜び」を少しでも感じて頂ける様、職員一同取り組んでいきたいと思います。

 

ケアハウスドリームガーデン倉敷 生活相談員S

 

グランドガーデン南町 避難訓練実施のご報告

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

 6月15日(木)にグランドガーデン南町にて避難訓練を実施しました。
今回は地震・水害・火災の3つの訓練をおこないました。
地震が発生した後、火災が発生する想定です。地震が発生した際は、しっかりと被害状況を確認することが重要です。火災訓練は地震後の火災なので2か所から火の手があがる想定で行いました。今までに行ったことがない想定だったので報知機の反応や放送設備などの可動が確認でき、また職員もいつもの訓練より多くの対応をしないといけないので勉強になったと思います。

避難や連絡についても課題が見つかり、違う想定で行うことも大切であると実感しました。消火器訓練だけでなく、散水栓での訓練もおこないました。散水栓の仕組みや実際の水の圧力などを感じることができました。


その後、今度は水害訓練を実施しました。最近も線状降水帯が発生し、被害があった地域もあったと思います。当施設は幸いにも5階建てのため洪水発生時には垂直避難が有効です。警戒情報に合わせて段階に応じた対応や避難を行いました。入居者にも協力いただき有意義な訓練が実施できました。
実際に災害がおこると想定外なことが起こると考えられます。基本の訓練を行いながら臨機応変に対応できるように意識して取り組みたいと思います。

グランドガーデン南町 M

訪問介護での充実感

介護系は施設系と在宅系に分かれますが、今日は私が感じる在宅系での「訪問介護」の充実感についてお伝えしたいと思います。

施設ではチームスタッフと一緒に一日のスケジュールに沿って行動しますが、訪問介護では基本的にヘルパー一人でのサービスになります。お一人お一人掃除のやり方等は異なり、また大切にされている思いにも寄り添いながら、ケアプランに沿ったサービス内容を提供しています。

施設と訪問介護で大きく違うところは「時間」と「関わり」です。施設では一人のご利用の方に関わることができる時間は限られゆっくりとお話をすることが難しいこともあり、もどかしさを感じることもありました。訪問介護は基本的に1対1のケアで様々なお話ができ、より密接に関わることができるためヘルパーとして充実感があります。

その会話の中で普段との変化はないのか、環境面での問題はないのか等も観察をしながらヘルパーはケアを行い、随時ケアマネジャーに報告をしています。
会話をすることで笑顔が生まれ、生活の刺激となり、「ヘルパーさんが来てくれて良かった、楽しかった」と言っていただけると私達もとても嬉しく感じます。
誠実に明るく、そして丁寧なケアを提供できる様にこれからも頑張ります。

有限会社ヘイセイ訪問介護 H

認知症予防の日

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

夏前の少しむしばむくらいの暑さを感じる今日この頃。どのようにお過ごしですか?2023年5月から新型コロナウイルス感染症が第5類になり、マスクを外したり、人に会ったりできるようになりましたね。どこかへお出かけになりましたか?私自身実家の愛知県に帰省しました。
(今旬の「岡崎城」がある岡崎出身です※名物は五平餅^^)

皆さん6月は「認知症予防の日」があるのをご存じですか?アルツハイマー病を発見したアルツハイマー博士の誕生日で、認知症予防の大切さを広げるために制定されました。診察についていると、患者様とその家族様の認知症予防に対する意識の高さを日々感じます。
食事、運動、脳活性、今持っている病気の悪化予防・・・など。たくさんの情報を取り入れご自身やご家族のために活用されています。
今日は、一つ提案をさせてきただきたいと思います。それは「自分のことを自分以外の誰かに話してみませんか?」という提案です。自分のこれまでの人生を振り返って話してみてください。

★ 私はこんな子供だったよ・・・
★ 私はこんな青春時代を過ごしたよ・・・
★ 好きだったこと。今でも大切にしていること・・・
★ 人生で譲りたくないこと・・・やり残したこと・・・
★ 心配なこと・・・

日々のちょっとした会話の中で、自分のことを話してみてください。あのとき話したあの小さな情報が、万が一病気や介護が必要になったときにその手助けになることがあります 書いてみるのもいいですよ。
では、雨冷えや脱水など体調に気をつけながら楽しくお過ごしください。

認知症疾患医療センター W

イラスト:いらすとや

【2024年3月卒PT・OT学生対象】就職説明会開催!

2023年7月~10月で PT・OT学生を対象とした就職説明会を開催します!

この機会に少しでも当院のことを知っていただけますと幸いです。

PT・OT就職説明会2024年3月卒スケジュール

【 日時 】
2023年7月21日(金)

2023年7月28日(金)

2023年8月4日(金)

2023年8月18日(金)

2023年8月25日(金)

2023年9月1日(金)

2023年9月15日(金)

2023年9月29日(金)

2023年10月6日(金)

2023年10月13日(金)

2023年10月20日(金)

※いずれも10時~12時の開催予定

<内容>
・病院概要説明
・PT・OT科の業務内容や取り組みについての説明
・採用試験について  ほか
※感染対策のため、リモート見学会に変更となる可能性があります。ご了承ください。

集合場所やその他詳細は、お申込みいただいた方に個別にご案内いたします。

【 申込について 】
見学会に参加ご希望の方は、必ず事前のお申込みをお願いします。
このホームページの「求人お問合せフォーム」、お電話、メールよりお申し込みいただけます。
電話番号:086-427-1111
メール:recruit@heisei.or.jp
申込期限:各日程の3日前まで
ぜひお気軽にお越しください!

採用担当:人事部 日笠(ひかさ)・米村(よねむら)

電話:086-427-1111 メール:recruit@heisei.or.jp

ちらしのPDFデータはこちら↓↓

PT・OT病院見学会2024年3月卒スケジュール