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【褥瘡足病変対策委員会 令和6年度 上半期勉強会 開催報告】

カテゴリー: 看護部, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

11月19日(火)、褥瘡や創傷処置の専門である形成外科の福井季代子先生をお招きし、褥瘡足病変対策委員会主催の「令和6年度上半期勉強会」を開催しました。今回は4年ぶりに、コロナ前と同様に対面形式での開催となりました。

勉強会では、創傷治療の過程に基づく治療法の選択、当院で採用している外用剤や被覆剤の特徴と使い分け、褥瘡回診時の視点について学びました。福井先生には症例を交えながら、非常にわかりやすくご解説いただき、病態を理解し創部の状況に応じた治療法を選択することの重要性を再認識しました。
 今後は、創部の状態を的確に観察し、早期に適切な治療を行うことで、看護やケアに活かしていきたいと思います。また、褥瘡の発生には様々な要因が関与しているため、医師や看護師だけでなく、理学・作業療法士、薬剤部、管理栄養士、MSWなど、多職種が連携し、それぞれの視点を活かして褥瘡予防と治療に取り組んでいく必要性を改めて感じました。

これからも質の高いケアを提供できるよう努めてまいります。

褥瘡足病変対策委員会 2階病棟看護主任 M

※画像の一部を加工して掲載しています。

令和元年 褥瘡対策委員会・フットケア委員会 下半期合同勉強会 報告

 

冬の寒気が身にしみる頃となりました!

こんにちは!ヘイセイホームヘルプステーション 介護タクシーです。

年末も近くなり朝晩の寒さも厳しい頃ですが、今年も残りわずかとなってきました。

師走は、年間で最も交通事故が多い時期ですが、ヘイセイ介護タクシーでは特に安全運転に注意して運行しています。

さて、介護タクシーの最大の特徴といえるのが、車いすのまま車の乗り降りができるという事です。ご家庭の乗用車や普通のタクシーでは移動することが難しい、車いすをご利用の方、または寝たきりの方などの移動を可能にしてくれます。車いすをお持ちでない方は、お体の状態に合った車いすを無料で貸し出ししています。

また、高齢者や障害を持っておられる方の移動を介助するために、ドライバーは普通自動車二種免許の他、介護福祉士、またはホームヘルパーの資格を取得しているため、ご家族や付添いの方が介助を行う必要はなく安心してご利用できます。

通院や入退転院時のご利用だけではなく、お出かけにためらいがちな車いす生活の中に、介護タクシーを取り入れることによって、お買い物や行楽など、外出の幅を広げられる可能性もあります。

先日、倉敷市西田にお住まいのご利用者様から、受診の帰りに笹沖のビックで買い物がしたいから寄って欲しいと、ご依頼がありました。平成病院からビックへお送りし、店内で買い物のお手伝いをさせて頂きました。普段は外出する機会と手段がないので、久しぶりに好きなものが買えて良かったと言っていただけたので大変嬉しかったです。ありがとうございました。

このように、ヘイセイ介護タクシーは、ちょっとした日常の買い物などにも便利に使うことができます。

お気軽にご用命ください。

ヘイセイ介護タクシー I

 

 

回復期リハビリ病棟 園芸療法~冬野菜の種まきをしました~

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

段々と冷え込みが厳しくなり、冬の訪れを感じる季節となりましたが、皆さん体調はいかがでしょうか。
先日、11月18日(土)、倉敷平成病院の駐車場にある桜並木の近くのプランターに、冬野菜の種を植えました。

皆さん、このプランターをご覧になったことはありますか?昨年の夏から始まったこの活動ですが、この日は、はつか大根、ほうれん草、水菜の種を植えました。園芸に詳しい患者さんからアドバイスをいただき、患者さんと一緒に種まきを行いました。
「育つのが楽しみ」「芽が出たら間引きが必要だね」などと、皆さん楽しみに取り組んでくださり、冷え込みが厳しい日にもかかわらず黙々と作業をしてくださいました。
これから、皆さんと一緒に育てながら収穫を楽しみにしていきたいと思っています。お時間があるときには、ぜひプランターを見にいらしてください。

公認心理師 N

回復期リハビリ病棟より 冬のプランター活動の紹介

 

お口の乾燥対策をはじめてみませんか?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

近頃だんだんと寒くなってきましたね。外気も乾燥し始めて、身体の乾燥も気になる季節です。ブログをご覧の皆さんはお口の乾燥は気になっていませんか?

唾液が減り、お口が乾燥すると、お口の中の細菌が増えてむし歯のリスクが上がってきたり、歯肉が腫れやすくなり、歯周病のリスクが上がりやすくなります。

また、唾液による自浄作用が低下して、乾燥してくる状態は口臭の原因にもなります。

これらを予防するためには早めの対策が効果的です。

今日からお口の乾燥対策をはじめてみませんか?

唾液を出す器官として、耳の下方あたりに位置してる耳下腺、顎の下側にある顎下腺、下顎の先端の下方にある舌下腺という3大唾液腺があります。

これらの唾液腺をマッサージすることで、唾液が出やすくなってきます。

また、梅干しやレモンなどの酸っぱいものを想像したりするのも唾液の誘発には効果的です。

しかしながら、高齢になると、唾液腺そのものが萎縮して、マッサージをしても十分な唾液が出ない方がいらっしゃいます。

そのような方には唾液の作用を補助するための口腔保湿剤の併用をお勧めしています。当院では口腔保湿洗口液(バイオティーン)と口腔ケア用ジェル(リフレケアジェル)を取り扱っております。

口腔乾燥の改善についてご相談がある方は歯科までお問い合わせください。

 

歯科衛生士  F

栄養科通信vol.197「ユニバーサルデザインフードについて」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

「ユニバーサルデザインフード」という言葉を聞いたことがありますか?
まず、ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違いや老若男女といった差異、障害の有無を超えて多くの人にとって使いやすい施設・製品・情報の設計のことをいいます。食事の分野でも、介護用加工食品として、日本介護食品協会が「ユニバーサルデザインフード」を作成しました。規格は、軟らかさや滑らかさによって「容易に噛める」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「噛まなくてよい」の4つに区分されます。各商品のパッケージには、ユニバーサルデザインフードのロゴマークと、区分形状が表示されています。この他にも飲み物や食べ物に加え混ぜるだけで簡単に適度なとろみをつけることが出来るとろみ調整食品もあります。病院から自宅へ退院される患者さんで嚥下機能の低下がある方には適した食事の作り方や食品の選び方を指導することがありますが、毎日手作りで適した硬さや形状の介護食を作るのは大変だと思われる方も多いと思います。そんな時にドラッグストアやスーパーマーケットで簡単に用意できる「ユニバーサルデザインフード」の紹介もしています。レトルトパウチで常温で保存ができ、賞味期限も長いため買っておいていざという時に使用することができます。

●容易に噛める
噛む力の目安:かたいものや大きいものはやや食べづらい
飲み込む力の目安:普通に飲み込める

●歯ぐきでつぶせる
噛む力の目安:かたいものや大きいものは食べづらい
飲み込む力の目安:ものによっては飲み込みづらいことがある

●舌でつぶせる
噛む力の目安は:細かくてやわらかければ食べられる
飲み込む力の目安:水やお茶が飲み込みづらいことがある

●噛まなくてよい
噛む力の目安:固形物は小さくても食べづらい
飲み込む力の目安:水やお茶が飲み込みづらい


このように噛む力や飲み込む力によって区分されており、形状が分かりやすくなっています。咀しゃくや嚥下状態にあったユニバーサルデザインフードをみつけて、毎日の食事が楽しくなるように活用してみるのもいいですね。噛むことや飲み込むことが難しく、食事が進みにくいということがあれば、まずはかかりつけの病院を受診して、嚥下の状態を診察してもらい、適した食事の形態を知ることが一番重要となります。何を選んだら良いか分りにくい、低栄養や食事が進まないなど、お困りの際は当院管理栄養士までお気軽にご相談ください。

栄養科 管理栄養士 MS

※画像:日本介護食品協会より

わっしょい! ワッショイ!秋祭りで地域交流をしました~ケアハウスドリームガーデン倉敷~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

令和6年10月13日(日)は、粒浦八軒屋地域で由緒ある保食(うけもち)神社の秋祭りの日。

“わっしょい”“わっしょい”と地域にお住まいの「八軒屋なかよし子ども会」の皆様が、巡行・練り歩きで、ドリームガーデン倉敷には「お旅所」のひとつとして立ち寄ってくださいました。
災いや災難・穢れを取り除いていただく秋季の風物詩として、このイベントの日を心待ちにしていたご入居の皆様は、当日は玄関前に一斉に揃って、笑顔いっぱいでお出迎えしました。
秋晴れの青天に恵まれ、子ども会の皆さんの蒼い法被姿と元気はつらつとした陽気に、ご入居の皆様は、心麗しく朗らかに励まされました。ご一行の皆様から裕福を授かり縁起を担いでいただき、まるで一瞬にしてその場が パワースポット!? となったかのように、お祭りのにぎわいは、秋空に聲色高く盛況に響き渡り、楽しく豊かなひとときをいただきました。

ご入居の皆様は、お一人おひとり無病息災を祈願して「お神酒」をいただきました。お礼にお花や手作り品を献上される姿が次から次へと列を成して止まりませんでした。そして、皆様が一緒になって、感謝の意と健康を祈願して、お神輿のご一行をお送り出ししました。

『来年もまた御巡幸よろしくお願いします。』

ちなみに“わっしょい”の言葉には、「和を背負う」「和一処」「和一緒意」の語源があり、心ひとつに幸せを願う気持ちが込められているそうです。

国境を越えて、韓国語には「ワッソイ」(来ましたの意)や、古代ヘブライ語には「エッサ」(運ぶの意)など、掛け声には海外の言葉に源流があるという説もあり、発音からみるとグローバルに通じている文化や慣習のいきさつを垣間見るようで、国内外でルーツを知ると興味とロマンが膨らみます。また、全国には「ソイヤ」「セイヤ」「どっこい」など多種多彩いろいろな掛け声も見られ、祭り文化の楽しみ方も角度を変えてみると面白さがずいぶんと拡がるのかもしれません。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 M

クリスマスの準備

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

少しずつ寒くなってきました。それでも例年よりは暖冬傾向で、まだ冬物のコートなどは本格的に活躍していない状況です。

季節はゆっくり進んでいますが、暦は普通に進みます。
12月といえばクリスマスを迎えます。街中でも少しずつ、クリスマスに向けた準備や飾り付けなどが見られるようになりました。
グランドガーデン南町でも毎年、マスコットである玄関のテディベアにクリスマスの飾り付けを行います。ご入居の方にも「華やかでいい」「季節を感じる」など好評です。

施設の中で、少しでもクリスマスを感じていただければ幸いです。

グランドガーデン南町 GM M

第37回神経セミナー動画配信

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和6年10月5日(土)開催 『第37回神経セミナー』

今回は「目からウロコ!進歩し続ける神経疾患のリハビリテーション」をテーマに、川崎医科大学神経内科学教授 三原 雅史先生を講師にお迎えし、「神経疾患における姿勢歩行障害の病態解明と新規治療法の開発」というタイトルでお話しいただきました。

医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。是非動画をご視聴ください。

【開催報告ブログはこちら】

秘書・広報部

師走の忙しさの中で

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

12月に入り、いよいよ年末ムードが高まってきました。
倉敷老健でも秋の名残を感じつつ、クリスマスに向けた準備をしています。
今回は先日開催した秋祭りの様子と現在進行中のクリスマスの準備についてお届けします!!

11月20日(水)に倉敷老健で秋祭りを開催しました。
ご入所の方には懐かしいお祭りの雰囲気を味わっていただけるよう『ゲームコーナー』や『御神輿』など準備しました。
皆さんの笑顔が印象的であり、職員一同も楽しいひとときを共有することができました。
ご入所の方からは「楽しかった!!」、「またしてね!!」などお声をいただき大変嬉しく思います。

秋祭りが終わりましたら倉敷老健ではクリスマスの準備が始まりました。
ご入所の方はクリスマスのリースを作られています。
「初めて作るけど楽しい!!」「飾るのが楽しみ!」などお声をいただいています。
皆さんそれぞれ工夫しながら作成されており完成が楽しみです。

今年も残りわずかとなりましたが、ご入所の方と共に元気に年末年始が迎えられるよう、職員一同心を込めてサポートしてまいります。
寒さが厳しくなる季節、皆様もどうぞお体に気をつけてお過ごしください。

 

倉敷老健 介護士 D・K

質の良いリハビリテーションを提供できるように

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆様、こんにちは。11月も終わりに近づき、冷え込んで来る季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか?

私は今年度から入職した新人言語聴覚士のIと申します。4月に入職して早くも半年が経ちました。この半年間を振り返ると、新しい環境に慣れることに必死でした。初めてのことが多くわからないことばかりでしたが、温かい先輩方にも恵まれ、丁寧にご指導していただき、また同期とも励まし合いながら過ごしてきた日々があっという間に感じます。

私は4月の後半から患者さんを受け持つようになり、この半年間でも多くの患者さんのリハビリテーションに関わらせていただきました。患者さんと関わる中で、「患者さんのためにできることはないか」「どんなリハビリが患者さんにとって適切か」と模索する毎日です。日々、模索していく中で先輩方からたくさんのアドバイスをいただき、視野を広げて考えることができるようになりました。これからも自己研鑽を怠らず、少しでも質の良いリハビリテーションを提供していきたいと思います。そして、一人でも多くの患者さんから「ここでリハビリを頑張って良かった」と思っていただけるよう日々精進していきたいです。

最後になりましたが、これから気温が下がり体調を崩しやすい時期です。風邪などひかないよう体調管理には十分お気をつけください。

リハビリテーション部 ST I

イラスト:イラストAC