妊娠中の足のひきつり

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

季節も秋になり、過ごしやすくなりましたね。
お身体変わりはないでしょうか。

今回のブログでは、「妊娠中夜間の足の引きつり」についての症例を紹介します。

20代後半の患者さんで、妊娠中期頃から、夜寝ている時足がつることに悩まれていました。
東洋医学では、筋は五臓の「肝」に密接に関係しており、肝の機能失調により、足のひきつりが起こると考えます。
「肝」は血液を貯蔵したり、血液を全身に循環させる働きがあります。妊娠中は母体だけでなく、お腹の赤ちゃんにも血液を循環させ、滋養するので「肝血虚」の体質になりやすいです。

そこで、尺沢(しゃくたく)、内関(ないかん)、膝関(しつかん)、太衝(たいしょう)など主に肝経のツボや潤いを与えてくれるツボを使って施術しました。
1回の治療で、約2週間足のつりがなくなったと喜ばれていました。

妊娠中は様々な身体の変化があり、戸惑いや不安に思うこともあると思います。
それぞれの時期に対応した治療ができますので、何かお困りのことがありましたら、いつでもご相談ください。

                             ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 TR

第36回神経セミナー動画配信

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和5年10月21日(土)開催 『第36回神経セミナー』

今回は「ここまで進んだ!神経疾患の最新治療」をテーマに、岡山大学学術研究院医歯薬学域 脳神経内科学教授 石浦 浩之 先生を講師にお迎えし、「神経疾患の新しい治療法~片頭痛から難病、アルツハイマー病まで~」というタイトルでお話しいただきました。

医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。是非動画をご視聴下さい。

【開催報告ブログはこちら】

秘書・広報部

歌謡ショーを開催しました

11月7日(水)、歌のボランティアの方に来所して頂き歌謡ショーを開催しました。ボランティアの方に来所して頂くのは約3年ぶりになります。今回、玉野市在住の3人組アーティスト「マコミッツwithみつごろう」さんにお越しいただき、歌っていただきました。普段から職員のギター演奏に合わせて歌う余暇活動は大人気のプログラムです。「上を向いて歩こう」「恋の季節」などを1時間の間に10曲以上を演奏してくださいました。

ご利用の方からは、「とても楽しい時間だった」「歌を聴くと元気になる」などとても喜んでいただき大盛況の歌謡ショーとなりました。

今後も皆様に楽しんでいただけるような取りくみを行っていきたいと思います。

 

ケアセンターショートステイ H

 

第15回くらしきみなみ文化祭 参加報告

10月29日(日)、倉敷南小学校体育館にて「第15回くらしきみなみ文化祭」が開催され、当院からはリハビリスタッフ5名、事務1名が参加しました。

昨年度は感染対策のためリハビリスタッフは不参加でしたが、今回は数年ぶりに地域の方々のバランスチェックを行うことができました。
前方リーチテスト、片足立ちテスト、5回立ち上がりテスト、握力といったバランス能力・筋力を評価するテストを実施し、その結果を転倒リスクが高まる水準の値や、年齢別の平均値と一緒にお伝えして、必要な方にはご自宅で行える運動を個別にアドバイスしました。

就学前のお子さんからご年配の方まで100名以上の皆さんに参加していただき、特に親子で楽しみながらも真剣に取り組まれる姿が印象的でした。
私は今回が初参加でしたが、改めて地域の方々の健康や身体機能に対する関心の高さを肌で感じることができました。
近年は高齢者だけでなく子供の運動不足も懸念されており、年齢に関係なく今回の体験をきっかけに、運動への興味を持たれた方がいらっしゃれば嬉しいです。

理学療法士 H

寒暖差アレルギーをご存じですか?

朝晩とめっきり冷え込むようになり、日中との気温差の変化に体調を崩されていませんか?こうした寒暖差によっておきるくしゃみや鼻水、鼻詰まりなどの症状を「寒暖差アレルギー」といいます。
寒暖差アレルギーの症状は、朝方、日中、夜間の温度差が7℃以上になると出やすいと言われています。寒暖差アレルギーの原因はまだ明らかにされていませんが、一因として自律神経のバランスが関係していると考えられます。自律神経のバランスを乱さない為にも普段の生活から3食バランスの良い食事や、軽い運動を取り入れるなどして、温度差による刺激に負けない体作りを目指していきましょう。私も季節の変わり目は、鼻詰まりの症状があるので子供と一緒にサッカーをしたりして、体力作りに努めていきたいです。

地域医療連携センター A

子宮がん、乳がん検診を受けられていますか??

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

年に1度は健診を受けられていますか??
女性は子宮がん、乳がん検診も受けられていますか??
日本では現在、子宮がん検診受診率43.6%、乳がん検診受診率47.4%で、海外と比較しても低い状況です。
脳ドックセンターでは、毎年冬になると職員健診を行っていますが、子宮がん、乳がん検診は任意となっています。年齢等の制限もありますが、2年に1度は自己負担なしで受けられるにもかかわらず、職員においても受診率の低さが目立ちます。
そこで、まずは子宮がん検診の受診率を上げる取り組みとして、奨励のリーフレットを作成して職員に配布しました。
子宮がん検診を受診しない理由の一つに、子宮がん検診の内容をきちんと把握していないことがあります。当院の子宮がん検診は子宮頸部の細胞診だけでなく、子宮や卵巣に関する病気も内診や超音波で調べてくれます。実際、当院で子宮がん検診を受診された女性のうち、2~3人に1人の割合で異常所見がついています。その多くが婦人科系疾患です。女性は女性特有の不調があるため、我慢をする方も多いと思います。しかし、その不調はもしかしたら病気のサインかもしれません。
女性の方は、自分の体の状態を「知る」ためにも、少なくとも2年に1度は通常の健診にプラスして、子宮がん、乳がん検診を是非受診しましょう。

脳ドックセンター I

第58回のぞみの会だよりー10-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

秋も深まり木々も少しずつ紅色に染まりつつあります。
風が吹くと葉が舞い上がっていく様子も見受けられます。

のぞみの会当日までに1週間を切ってきました。
当日は前回のブログでご紹介したポスターを展示コーナーにて掲載しております。
又、手術室見学会では改築後の新しい平成病院として初の試みとして感染対策を慎重に慎重を重ねて実施出来る事となりました。
先着30名様までとはなりますが、当日受付にて手術室見学予約して頂いた方からのご案内となります。この機会に是非、見学にいらして下さい。
5年ぶりの開催で、改築後初の「のぞみの会」という事でスタッフ一同皆様とお会いできる事を楽しみにしています。

※今回の「のぞみの会」は事前にお申込みいただいている方に参加券を発送しています。参加券をご持参ください。
定員200名で開催いたします。

第58回のぞみの会実行委員 A

グループホームのぞみ 家庭菜園はじめました

こんにちは グループホームのぞみです。
秋が深まり木々が紅葉する頃となりましたが、
皆様お元気にお過ごしのことと思います。

このたび、グループホームのぞみでは、小さな家庭菜園を始めました。
ブログでは、ご長寿のY様(96歳)が、ブロッコリースプラウトを育ててくださったのをご紹介します。

種を蒔いて2日目には芽が出て約2週間後には収穫することができました。
Y様は毎日水やりをしてくださり、ブロッコリースプラウトの成長を楽しみにされていました。
思ったよりも発芽の数が少なく、少し残念でしたが、きっと育て方にもコツがあるのだと思います。

現在は、「はつか大根」の栽培に挑戦しています。またの機会にご紹介できればと思っています。

ピースガーデン倉敷 のぞみ 介護福祉士K

第58回のぞみの会だよりー9-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

10月28日(土)、今年度入職の職員対象に「入職後6カ月フォローアップ研修」が倉敷平成病院救急棟4階で開催されました。その中で、篠山副院長(のぞみの会実行委員長)より、のぞみの会の歴史や成り立ち、その意義や絆について講義がなされました。スライドの作成やサポート等を私たちのぞみの会実行委員会教育・広報チームが担当しました。

と1週間にせまった「第58回のぞみの会」、病院で開催されるのは2018年以来5年ぶりとなります。今年は、午前中のみ定員200名という形式での開催となりますが、来年以降は、通常開催を予定しています。
のぞみの会スピリットは全仁会職員にとってとても大切なものです。新入職員さん達とも共有していきたいと感じました。

第58回のぞみの会実行委員 地域医療連携室 B

作業療法士が関わるモンテッソーリケア

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

朝夕めっきり冷えこんできておりますが、皆様体調はお変わりございませんでしょうか。気候の変化により、体調管理が難しい時期でもありますので、感染対策も含め、十分注意してお過ごしください。

さて、リハビリステーションピースでは、「モンテッソーリケア」と呼ばれる認知症ケアを取り入れています。モンテッソーリケアは“その人らしく”を大切にし、ご利用の方の“自立”と“自律”をサポートしています。
当施設では、様々な創作活動や脳活性課題が出来るよう物品を揃えています。
また、それらの活動をご利用の方自身が自主的にやりたいことを選択して取り組めるよう環境を整えています。自身で選択した活動だと、多くの方が長時間集中して取り組まれていたり、1人で行うだけでなく、他のご利用の方と会話をしながら活動を行う方もおられます。
繰り返しの積み重ねによって、楽しみやモチベーションに繋がり、デイサービスが生きがいだと話して下さる方々が増えてきている状況にあります。

平和記念公園に贈呈し、社会と繋がる目的で、千羽鶴を作成している場面

花火をテーマに昔のエピソードを回想する目的で、一緒にパズルを行っている場面

また、当施設では、常勤の理学療法士2名、作業療法士1名が、その日のお体の状態を確認し、全身のリラクゼーション・関節を動かす練習・バランス練習・歩行練習・身の回りの動作練習・集団体操等を行っています。

さらに、作業療法士は、ご利用の方々の健康と幸福を促進する為に、治療、指導、援助をさせて頂く立場にあります。ご利用の方が行うすべての営み(例えば、食事や排泄といった身の回りのこと、趣味、仕事、休息、睡眠等)が可能な限り安全に自力で行えるよう全力でサポートさせて頂いております。

モンテッソーリケアで導入した活動が行いづらいご利用の方がおられた場合、作業療法士として、その活動がなぜ出来ないのかを一緒に考えて、一生懸命、ご利用の方々にとって行いやすい環境を調整したり、馴染みのある活動を提供させて頂いています。また、デイサービス利用中の役割を持って頂いたり、その方の身体機能だけでなく、過去の生活で大切にされていたことも含めて、他職種と共にケアの充実を図っています。

ご利用の方々が、出来なかった活動が出来るようになったり、役割があることで自身の存在意義が明確になったりすることで、達成感・有能感・モチベーション向上に繋がり、デイサービスを継続してご利用いただくことにも繋がっています。利用することが日課で定着すれば、生活リズムが安定したり、社会的な繋がりも保ちながら有意義に過ごせたりすることにも繋がります。

これからもたくさんの方々が健康で幸せで、心豊かに過ごせるよう作業療法士として人と環境に関わる広い分野からその人をサポートしていきます。

リハビリステーションピース
作業療法士 T