カテゴリー別アーカイブ: 訪問看護ステーション

春を感じる頃ですね~訪問看護より~

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3月に入り暖かい風にスイセンの花な香りが漂う季節となりました。
先日、訪問先で、鶯の鳴き声を聞きました。そのことをご利用者様や、ご家族に話すと、すでに気づかれていて、奥様が、「まだ、鳴き始めでうまく泣けないところがかわいいのよ~」と言われていました。
確かに、”ホーホケキョ”の最初ホーッが短く、”ホーホケキョ”の単発で終わり。”ホー-ホケキョキョキョキョキョ~ホケキョ”と長くは続かないのです。その鳴き方が気にはなっていたのですが、理由は知りませんでした。だから、「なるほど。まだ、幼い鳴き方だなあ」と納得しました。

鶯の鳴き方について誰かと話すこともないのですが、訪問先で、思わぬことで、春を感じることになりました。何気ない生活の一コマですが、毎日一生懸命介護をしている方々、療養されている方にとっては本当に待ち遠しかった春の訪れだろうなと思いました。
私たち訪問看護は、ご利用者様の生活の中で、ささいな一コマに共感させてもらえることをとてもうれしく感じながら、今日も車を走らせます。

訪問看護師 A

もうすぐ3月が始まります

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早いもので、気がつくともう2月も半分を過ぎました。年末までは穏やかな冬と思って いましたが、今年に入り、寒さが厳しくなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

明日は西大寺会陽ですね。会陽太鼓があったり、冬花火があったりと見どころもたくさんのようです。私も若かりし頃、一度だけ冬花火を見に行きました。済んだ冬空に上がる花火はとても綺麗でした。とても寒かったけれど・・・。

会陽が終わると暖かくなると言われているようですが、今年はどうでしょう。早く暖 かくなってほしいですね。

それでも1月の終わりから梅がほころび、既に満開になっているところもあります。 河津桜ももう咲いたところがある様です。少しずつ春に近づいている事が感じられます。

訪問看護に勤務になり、日々車や時には自転車で移動していると、季節の移ろいを感じられるようになりました。庭や花壇やお部屋にいけてあるお花や飾り物、そこからいろいろな話が弾みます。  昔飾ってあった雛人形は御殿があったのよ、とお話してくださったEさん。ご自身と娘さん、 お孫さんの3つの雛人形を1部屋に飾っていて、お孫さんのお友達が沢山観に来てにぎやかだったそうです。

庭の梅が咲いていることを伝えると、白いのは25年くらいに自分が植えたのだ、と普段 あまりお話をされないSさんが教えてくれました。その後もお庭の木々についてのお話に も花が咲きました。

日常生活に少しでも彩りを添えられる様、季節を感じることの出来る話題づくりをこれからも心がけていきたいと思います。

訪問看護 T

訪問看護師として頑張ります!

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ブログ時が流れるのは早いものですね・・・(*´ω`*)
訪問看護師として働き出して6年目を迎えようとしています。日々ヘイセイ車を走らせお宅訪問!「待ってたよ。また来てね。」の言葉に勇気づけられここまで来れたな~って実感(^_-)-☆
病棟では先輩Ns.・Dr. 誰かが傍にいて相談できるけど、在宅ではそうはいかない!緊急事態が起きても私ひとり~・・・・・・。その責任の重さに押しつぶされそうになる事も!
その反面、訪問するとその人のためだけに看護が提供できる時間は、私にとって「看護師になって良かった」と幸せを感じる瞬間でもありƒLƒƒƒ‰_‚ӂ‚¤ます。ご利用の方とご家族から教えて頂く事も多く、まだまだ未熟な私ですが、経験を積み重ねることで学び成長し、その経験を役立てる事。そして「大好きな人と思い出のある家でその人らしく最期まで過ごせるよう」に訪問看護師としてお手伝いができたら嬉しいです!(^^)!
高齢化が進む中、独居、認知症、老老介護と生活環境は厳しいのが現状です。でも誰もが最期は畳の上(家)で死にたいと思っていませんか?在宅介護に悩みや不安がある方は是非相談してみて下さいね!在宅生活をサポートするサービスはたくさんありますよ!

訪問看護ステーション 看護師 カエル

訪問看護ステーションだより~お1人おひとりに合ったリハビリを~

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寒さも増してきていますが、皆さん体調管理は万全でしょうか?

今日は、外出に苦労をされていたA様の紹介をさせて頂きます。

訪問看護・老健デイケアを利用されているA様。家への出入りの方法は、玄関と庭先の階段の2か所に簡易式のスロープを設置し、奥様の介助でスロープの昇降を行っていました。奥様にとっては2台のスロープの持ち運びと設置、そしてA様の乗った車椅子を押しての昇降は、かなりの重労働でした。

まずは、リハビリをして玄関の上がり框と庭先の階段を歩行で昇降できるようになり、デイケアのバスの座席に乗ることを目標としました。そして3か月程訓練し、少しの介助で階段昇降ができるようになりました。

%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0そしてデイケアのリハビリスタッフと共に、デイケアで実際に利用しているバスを借り、バスの乗降の練習を行いました。順序や方法にも慣れて少しの介助での乗降が可能となり、実際の送迎時にも行ってみようということになり、奥様に提案しました。

奥様からの返ってきたのは「リハビリの人が付いていてくれたから安心だったけど、バスの運転手さんの介助で大丈夫なのか」という不安でした。

そこで、再度デイケアのスタッフと話し合い、実際にA様を送迎している運転手さんにリハビリスタッフがバスの乗降を介助している所を見てもらい、方法を指導しました。そして、実際にA様が運転手さんの介助で乗降している所を動画撮影し、訪問時に奥様に見てもらうことになりました。

すると奥様から「こんなに上手にできるのね。これなら安心してお任せできます。」との言葉を頂くことができました。

その後は、歩いての家への出入りとバスの乗降だけではなく、奥様の車にも乗降できるようになり、時々お二人でお出かけもされているそうです。とても嬉しく思います。

訪問リハビリではご本人様の“できる能力”を見極め、それを支えるご家族の意向もお聞きしながら、そのお家に合ったリハビリの方法を提案しています。もし、お困りのことがありましたら、是非ご相談ください。目標に向かって、一緒に目指していきましょう!

訪問看護 リハビリOT K.S

安心できる存在に

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ある利用者様、Hさんとの出来事です。
最近何となく体調がすぐれないなあ・・と感じる中ショートステイ利用日が近づいてき20161121
ました。先生からのOKも出てHさんは予定通りショートステイへ。私も気になっていたの で翌日ショートステイへ顔を見に伺いました。いつも通り「変わりないよ」と言われる かなと想像しつつ・・。Hさんはベットに横になっており私の顔を見ると「おお」と言われ 手を握り、がばっと布団をかぶって顔を隠してしまいました。予想外の反応に驚きなが らもしばらくしてそっと布団をはぐってみるとHさんは涙を流されていました。Hさんは 涙の理由は言わず少し話をして私は退室しました。その後私なりに涙の理由を考えてみ ました。やはりHさんは体調がすぐれないことで不安が大きかったのだと思います。そこ に家でよく見る顔なじみの看護師が現れたことでホッとしたのか、気が緩んだのか・・ それが涙になったのだと思います。
自宅という一番安心できる場所でいつも見るなじみの顔。私たちはそんな日常の場面に
溶け込んでいるのだろうか、安心できる存在になっているのだろうか・・。そう言う
存在になれるよう日々がんばらなくては・・と思いを新たにする出来事でした。

訪問看護 看護師 I

訪問看護ステーションに新しいメンバーが加わりました!

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%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0みなさんこんにちは。ヘイセイ訪問看護ステーションです。
私たちの部署は、倉敷在宅総合ケアセンターの4階に事務所を設けています。倉敷在宅総合ケアセンターは倉敷平成病院の西側道路を挟んだ場所にあり、居宅介護事業所や、デイサービス・デイケア、ショートステイ、ヘルパー事業所など、在宅生活に不可欠な事業所がまとまっています。職員が直接会って話しをすることができるため、情報共有が密に行える環境です。
たとえば・・・
訪問リハビリとデイケアを利用しながら在宅生活を送っておられるAさん。ある日、訪問リハビリ時に皮膚に発疹がありました。ちょうど翌日、当院デイケア利用であったため、デイケアの看護師に情報提供をし、さらに通所時一緒に様子を確認し処置をしてもらいました。その後、発疹は落ち着き、ご本人ご家族ともに一安心でした。このように、ご利用の方の様子をみながら情報共有の場を設けることができるメリットがあり、より良い関わりができるよう努めています。
この度10月から当ステーションに、新しい看護師が入職しました。多くの部署は、春に異動があると思いますが、秋風爽やかな時期に環境が変わるのも、また良いなと感じています。
しかし、その爽やかな時期は本当に一瞬で、気温は少しずつ下がってきます。みなさん、体調はいかがでしょうか?毎年流行する、インフルエンザの予防接種も始まりました。訪問看護スタッフは、訪問時にご利用の方のみでなく、ご家族の体調にも気を配ります。インフルエンザの予防接種の声かけをさせて頂くこともあります。
食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋…。体調を崩さず、みなさんそれぞれに素敵な秋を過ごして頂ければと思います。

ヘイセイ訪問看護ステーション 作業療法士 M.M

きもちよくおうちで過ごせるために

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%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0こんにちは、訪問看護ステーションです。
ある利用者さんのお話しです。
難しい病気の息子さんを介護されているお母さん。体調を崩されて、日常の介護が難しくなりました。
週2回の訪問看護に加えて、デイサービス前後の吸引やミルクの注入のお世話もさせて頂いていましたが、介護も限界。
訪問時に、お母さんとゆっくりお話をして、担当の相談員さんに連絡し、短期間の入院ということになりました。
お母さんの体調も徐々に回復し、息子さんは退院。
ですが、お母さんも無理の出来ない状態の為、ヘルパーさんに入ってもらうことになりました。
お母さんから「自分でしなくちゃと思っていたので、本当に助かります。これからは、皆さんに手伝ってもらおうと思います。色んな人が家に来てくれることで、この子にも良い刺激になると思います。ありがとうございます」
と言われました。
現在のデイサービス、病院の通所リハビリ、訪問看護、訪問介護に加え、先日からショートステイを利用されています。現在、たくさんの連携が出来て、ご本人、お母さん共に、ニコニコ笑顔で過ごされています。
おうちでの生活に不安や心配なことはありませんでしょうか?まわりにお困りの方はいらっしゃいませんでしょうか?
私たちが、おうちで気持ちよく過ごせるようにお手伝いさせて頂きます。
1年365日、おうちに伺い、心を込めて対応させて頂きますので、『どうしたらいいの?』とお困りのことがありましたら、ご相談下さいね。お待ちしております。

◎お問合せ◎
ヘイセイ訪問看護ステーション
☎:086-427-3251
倉敷市老松町4-4-7(倉敷在宅総合ケアセンター4階)

ヘイセイ訪問看護ステーション T

ご利用の方・そのご家族 お一人おひとりを支えられるように

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みなさま、いつも『ブログ 倉敷平成病院だより』を読んで頂きありがとうございます。
ヘイセイ訪問看護ステーションの理学療法士K.Kです。訪問リハビリに従事するようになって3年目の夏を迎えました。
ブログ当ステーションのスタッフは、みな明るく、元気で、仕事熱心な方ばかりです。病状や身体機能、認知機能だけでなく、家族構成や家族関係、生活スタイルなども考慮に入れた介入や、看護・リハビリだけにとらわれない柔軟な対応をしている同僚たちの姿をみて、いつも身が引き締まる思いで仕事をしています。
「どうしても、家でお風呂に入りたい」と思いついたAさん。シャワーチェアや浴槽台を利用して何とか入浴に成功しましたが、動きが不安定。そこで担当看護師が、実際のお風呂場を作って、動きの確認をしました。スタッフ皆で「あーでもない」「こーでもない」と知恵を振り絞った結果、安全に入浴出来るようになりました。
私自身は、まだまだ未熟な点が多く、なかなかご利用の方やご家族の気持ちや訴え、ニーズを十分に引き出すことが出来ていません。同僚たちを参考に自分自身を変えていき、ご利用の方とそのご家族の思いに寄り添えるよう頑張っていきたいと思います。

ヘイセイ訪問看護ステーション 理学療法士 K.K

氷枕で快眠を

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氷枕土用に入り、蒸し暑い日も続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。寝苦しい熱帯夜には、氷枕を使用してみてはいかがでしょうか。頭を冷やすことにより気分を爽快にし、安眠効果が得られると思います。
そこで、今回は氷枕の正しい作り方・使い方についてお話したいと思います。

作り方①(製氷皿などで作った)角のある氷は、水をかけて少し角をとっておきます。
なぜ?→角があるとゴツゴツして使い心地が悪くなります。
②容量の1/2~1/3まで氷を入れた後、水をコップ1~2杯入れます。
空気を抜きながら留め金で締めます。
なぜ?→空気は熱を伝えにくい(熱伝導が悪い)ので、氷の隙間に水を入れ空気を抜く事によって冷却効果がアップします。氷の量が多すぎると、氷が溶けた時に空気が発生して冷却効果が低下し、フワフワして安定感も悪くなります。

使い方①タオルなどで氷枕の周囲を包み、当てている部分がひんやりする程度に調節します。
なぜ?→直に当ててしまうと刺激が強すぎる場合があり、交感神経を刺激して入眠の妨げになることがあります。
②高さが低ければバスタオルを折りたたんだものを下に敷き高さを調節しましょう。
また、頭がぐらぐらして安定が悪い時は、氷枕の両端に折りたたんだタオルをはさむことで安定が得られます。

氷枕を使用し、ぐっすり眠って暑い夏を乗り切りましょう!

訪問看護 M

療養生活での様々なご要望に対応します!

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ブログじめじめした季節になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は、訪問看護ステーションに勤務している作業療法士です。ヘイセイ訪問看護ステーションでの勤務を開始し、はや3ヶ月になりました。実際に業務をしてみて、このサービスは病気や障害がありながら地域で生活をされている方にとって活用しやすいものだと実感したので、少し紹介させて頂きます。
ヘイセイ訪問看護ステーションでは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のリハビリスタッフが自宅や有料老人ホームなどの在宅に相応する施設に訪問して専門的なリハビリテーションを提供しています。
リハビリテーションの内容は、ストレッチや筋力トレーニング、トイレやお風呂での動作練習、いつもの散歩道を一緒に歩いてみての動作チェックなど、ご本人と相談させて頂きながらリハビリテーションプログラムを組み立てます。また、介護をされているご家族の要望に応じて、寝たきりや麻痺がある方の体位変換や座り方を考え、楽に介護ができるよう工夫したり、言葉が出難い方へ日常会話や笑顔が増えるアプローチを行っています。
ご利用には介護保険・医療保険が使えます。病院を退院した後も自宅でリハビリテーションを継続したい方や、体力低下のために生活のしづらさがある方、ご家族の介護負担を軽くするためにご本人の身体・精神機能を維持していきたい方などに最適なサービスです。
当事業所は理学療法士が6人、作業療法士が3人、言語聴覚士が1人という体制で在宅でのリハビリテーションを行っています。療養生活での様々なご要望に対応していますので、お気軽にご相談下さい。