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吉兆のカワセミ

吉兆

数年前まで近所の用水でカワセミを時々見かけていました。ほぼ決まった場所に居たのですが、最近は離れたところでも見かけなくなっていました。
3月10日早朝、犬の散歩中に以前と同じ用水で美しく青色に光るカワセミを見かけました。何かの吉兆か!
毎朝、出勤前に我が家の愛犬(柴犬9歳)を15分程度散歩させるのが日課です。周囲にはまだ水田があり、また空地もあって何種類かの鳥を見かけます。頻度の多い順は、カラス 雀 セキレイ 白鷺 五位鷺 鳩 であり。季節的には、燕 ヒヨドリ 百舌鳥 じょうびたき メジロ ケリ トビ カルガモ マガモ そしてカワセミ。
昨年の冬はジョウビタキによる車ドアミラー汚染に悩まされました。オレンジと黒の配色が美しい小鳥で心が和むのですが少々煩わしい相手です。庭にある実のなる木を取り除いた結果、この冬はジョウビタキの攻撃に遭いませんでしたが寂しい気もしました。

鳥を見かけるといつも思うのが「鳥類の肺は哺乳類とは異なる構造をしている。どのようにして進化したのだろうか。哺乳類の肺とどちらが良いだろうか。」です。酸素摂取において哺乳類よりも効率のよい構造をしていますが、異物吸入には弱いと思われます。(動物学に詳しい方がおられたらお教え下さい。)
セキレイは雀よりもかなり大胆で、近づいてもなかなか逃げようとせず車の前も平気で歩いています。犬と散歩する前をピョンピョンと跳ねるように歩く姿はとても愛くるしいです。
毎日、何かしらの嬉しい事を見つけたいですね。コップにいれたネギの切れ端から緑の葉が伸びてきた、きれいな朝焼けを見た、帰宅すると愛犬が飛びついて来る、どんな小さな事でもよいのです。それが人生です。私の拙いこのブログを見て相談に受診される方もおられます。何かの役に立っていると思うと続けていく気力が出て来ます。mRNAワクチンのことをご自分で理解したいと思われた方が1人でもおられたら幸せです。

3月10日、その日は、息子の大学入試の合格発表の日でした。
大学理学部に在籍していましたが、卒業を前にして医学部に行きたいと希望し始め5ヶ月後の2月に受験しました。そして3月10日に、この4月から医学生として出発することが決まりました。
あのカワセミは吉兆だったのです。
※倉敷市の鳥はカワセミです カワセミ=翡翠=ヒスイ→青い宝石

                         平成南町クリニック 玉田