「ジストニアへの挑戦」研究者インタビューに牟礼英生先生はじめ徳島大学脳神経外科・脳神経内科の先生が出演されています

当院ニューロモデュレーションセンターで外来・手術を担当されている、牟礼英生先生(徳島大学脳神経外科講師)が、森垣龍馬先生(徳島大学脳神経外科助教)、藤田浩司先生(徳島大学脳神経内科特任助教)と3名で、ジストニアの研究についてお話されている様子が、一般社団法人大学支援機構の運営するYouTubeチャンネルにアップされていましたので、紹介いたします。

「先生達は、ジストニアという脳機能疾患の研究を進められています。徳島大学病院はジストニアの治療に関して国内外でも有数の施設です。牟礼先生は、2019年10月11日 日本脳神経外科学会で優秀演題賞を受賞されました。共同研究者の森垣先生、藤田先生を交えて研究、徳島大学の取り組み、そして最近の活動についてお話を伺いました」とのことです。

インタビューでは、この研究に至った経緯等が語られています。

また、牟礼先生がこの分野に進まれたのは「DBSという手術が劇的に良くなりすごいなと思ったからだ」と語られています。脳の手術でもDBSの安全性は非常に高く、確実に良くなる方法があるんだと、機能的脳神経外科領域に興味を持たれたそうです。

ただ、DBS治療が、非常に効く症例と、そうではない症例があり、その鑑別ができればということで、今回受賞された研究「FDG-PET を用いたジストニアの脳代謝ネットワークパターンの抽出」に取り組まれたということです。

FDG-PETとは、脳で代謝されるブドウ糖を応用して脳機能をみる画像検査のことで、この検査をジストニアの患者さんやDBSを実施した患者さん、また正常な方とを比較し、脳の機能分布を比較し臨床に活用していきたいとのことでした。

この研究は、脳神経外科と神経内科とが横断的に協力して行われているそうです。
是非YouTubeをご視聴ください(13分)

秘書広報課



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