【第8回中四国機能外科懇話会 開催報告】

令和8年3月14日(土)、岡山県倉敷市の倉敷アイビースクエアにて「第8回中四国機能外科懇話会」が開催されました。
本会は中四国の機能外科医が集い、気兼ねなく交流する場として発足したものです。今回は当院が2度目の幹事を務め、牟礼センター長が世話人を担当いたしました。機能外科は中四国でも専門施設が限られる領域であり、参加者の多くは顔なじみでしたが、初参加の先生も加わるなど、今後のさらなる発展が期待される場となりました。
当院からは牟礼センター長、新免理学療法士、髙須賀の3名が、DBSやSCS、ジストニア患者の精神・心理機能について発表を行いました。一般的な学会では触れにくい「難渋した症例(ピットフォール)」や「新規機能外科の立ち上げ」といった、現場の生の声を聞ける貴重な機会となりました。
特別講演では、川崎医科大学神経内科学教室主任教授の三原雅史先生をお招きし、「神経疾患における歩行障害の病態と治療について」と題してご講演いただきました。疾患別の歩行特性や治療戦略に加え、脳と機械の間で信号をやり取りし、神経機能を代行・補完するBMI(Brain-machine Interface)を用いた最新の歩行改善研究など、「歩行とは何か」を深く掘り下げた非常に示唆に富む内容でした。
終了後は美観地区にて懇親会を開催いたしました。道中では第19回倉敷春宵あかりが開催されており、倉敷の情緒ある景観も楽しんでいただくことができました。懇親会を通じ、普段は接点のない他施設の方々と親睦を深め、新たな繋がりを築くことができました。
次回の幹事は、香川大学脳神経外科の畠山哲宗先生が務められる予定です。今後も機能外科分野、および倉敷ニューロモデュレーションセンターの発展に貢献できるよう努めてまいります。

※第7回の様子

倉敷平成病院 臨床工学科 主任 臨床工学技士(CE)
髙須賀 功喜
平成19年 広島国際大学保健医療学部臨床工学科卒業
学会・資格等
・ニューロモデュレーションサポートプロバイダー
・パーキンソン病療養指導士
・3学会合同呼吸療法認定士
・日本救急医学会認定ICLSインストラクター
・日本定位・機能神経外科学会
・日本ニューロモデュレーション学会 など



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