DBS(脳深部刺激療法)の遠隔プログラミングが診療報酬の対象となりました

2021年より一部のDBSデバイスで遠隔プロラミングが可能となり、当院ではこれまで、該当する機器を使用されている患者様に対し、遠隔診療を活用したフォローアップを行ってきました。

DBS治療を受けている患者さんの中には、専門施設から遠方にお住まいの方や、通院そのものが大きな負担となる方も少なくありません。そのため、当院では患者さんの利便性向上を目的として、遠隔診療によるサポートを実施してきました。

しかし、これまではDBS遠隔診療に対する診療報酬上の評価が十分ではなく、医療機関側の負担によって支えられている側面もありました。

2026年度診療報酬改定で新たな評価
今年度の診療報酬改定により、DBSに関する遠隔診療・遠隔管理について新たな評価が設けられました。

これにより、
・遠方からの通院負担の軽減
・症状変化への迅速な対応
・継続的な治療管理
・医療機関による安定した遠隔診療体制の維持
がこれまで以上に実施しやすくなりました。

DBS治療では、刺激条件の調整や症状の確認を定期的に行うことが重要です。
遠隔診療を活用することで、
・長距離移動の負担を減らせる
・ご家族の付き添い負担を軽減できる
・症状変化を早期に相談できる
などのメリットが期待できます。
もちろん、すべての診察や調整を遠隔で行えるわけではなく、定期的に対面診療も行うことが必要です。しかし、患者さんの状況に応じて対面診療と遠隔診療を組み合わせることで、より受診しやすい環境づくりが可能になると思われます。

今後も患者様が安心してDBS治療を継続できるよう、遠隔診療を含めた診療体制の充実に努めてまいります。

当院で遠隔診療を経験された方がYouTubeで紹介されています。

画像:YouTube「パーキンソン病治療:脳深部刺激療法(DBS)で取り戻した日常」(アボットジャパングループ)より引用

医療秘書
M



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