第5回中四国機能外科懇話会参加報告

令和5年3月25日に徳島県徳島市ホテルサンルート徳島にて「第5回中四国機能外科懇話会」が開催されました。当院より牟礼センター長、理学療法士、臨床工学技士が参加しましたのでご報告いたします。

この会は中四国の機能外科医師が分け隔てなく議論ができる場を提供することを目的とし、当時徳島大学脳神経外科に所属していた牟礼センター長が発起人として始まりました。 倉敷では5年前に「第3回中四国機能外科懇話会」として上利崇前センターが幹事にて開催しました。この度、新型コロナウイルス感染症の影響にて4年ぶりの開催となりました。

当院からは牟礼センター長と臨床工学技士が発表を行いました。牟礼センター長は「ジストニア患者におけるDBS治療について」発表されました。新たなDBS治療であるアダプティブDBSの導入に向けた経過や海外の論文を用いて内容でした。臨床工学技士は「SCS治療について」の発表を行いました。当院でのSCS治療の流れや良好に経過している2例に対して、SCSデバイスの特徴を踏まえた内容を行いました。
特別講演として、大阪大学病院脳神経外科助教である谷直樹先生より『アダプティブDBSを上手に使用するため』と題しての講演がありました。日本でしか実施できないアダプティブDBSを数多く実施している谷先生の講演はとても参考となりました。

今回、幹事を務めてくださいました 徳島大学脳神経外科特任准教授森垣龍馬先生をはじめ関係各所に対して厚く御礼申し上げます。
倉敷ニューロモデュレーションセンターは、引続き、丁寧で精度の高い診療と積極的な活動を行って参ります。
※徳島大学脳神経外科のホームページにも写真が掲載されていました

臨床工学技士
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