2025年12月6日(土)、東京都中野区にてBoston Scientific社主催の「Boston SCS Workshop #1」が開催されました。本ワークショップには全国から34名の臨床工学技士(CE)が集まり、すでに脊髄刺激療法(SCS)に携わっている施設や、今後導入を予定している施設の方々が参加しました。当院からはCEが講演者およびハンズオン講師として登壇し、最新の知見と実践的な取り組みを共有しました。
講演では、日本定位・機能神経外科学会ガイドラインに基づくSCS適応疾患の整理、ニューロモデュレーション学会指定テキストに沿った調整方法の解説、さらに当院でのSCS周術期管理や多職種連携の実際について紹介しました。特に、医師・看護師・CEが連携しながら患者さんに最適な治療を届けるための体制づくりについては、多くの参加者から関心が寄せられました。
ハンズオンセッションでは、実際のプログラマーを用いた操作体験や、レントゲン画像を基にした調整方法についてグループディスカッションを行いました。参加者同士が意見を交換しながら学びを深める場となり、実践的なスキル習得に繋がりました。
厚生労働省NDBオープンデータによると、SCS植込み手術や調整に関わる管理料は年々増加しており、治療ニーズは拡大しています。しかし、現場で対応できるスタッフはまだ不足しているのが現状です。CEが積極的に関わることで、より多くの患者さんがSCSの恩恵を受けられるようになり、医師の負担軽減にもつながります。
参加者からは「これからSCS業務に携わりたい」「SCSをCE業務として定着させたい」といった前向きな声が多く寄せられました。今回のWorkshopは、CEの新たな可能性を示すとともに、ニューロモデュレーションの発展に向けた大きな一歩となりました。
当院では今後も積極的に情報発信を行い、医療従事者のスキル向上と患者さんへのより良い治療提供に貢献してまいります。SCSをはじめとするニューロモデュレーションの発展に寄与できるよう、引き続き努力を続けてまいります。
・ニューロモデュレーションサポートプロバイダー
・パーキンソン病療養指導士
・3学会合同呼吸療法認定士
・日本救急医学会認定ICLSインストラクター
・日本定位・機能神経外科学会
・日本ニューロモデュレーション学会 など













