第4回PDナース・メディカルスタッフ研修会参加報告

2023年1月29日に徳島県にて第4回PDナース・メディカルスタッフ研修会が開催されました。この研修は日本パーキンソン病・運動障害疾患学会(MDSJ)がPDナース研修として、もともと看護師を対象にパーキンソン病に対する専門知識を深めるため実施されていたのですが、昨年より看護師だけでなく、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、臨床心理士、栄養士、介護支援専門員、介護福祉士、歯科衛生士、その他パーキンソン病患者様の診療・看護・介護に関わる職種も参加できるようになりました。
研修会終了後に確認テストを行い、合格者には『パーキンソン病療養指導士』が5年間認定されます。
倉敷平成病院ニューロモデュレーションセンターからは看護師4名が参加しました。
朝から夕方まで、パーキンソン病について医師、看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚士、社会福祉士、管理栄養士の先生方の講義を受けてきました。(プログラムはこちら)
合格発表はまだですが、しっかり学んでくることができました。

また院内でも、2022年5月より看護師を対象としたニューロモデュレーション看護研修の取り組みを行っています。
毎月講義を受け、講義ごとに確認テストを行います。計11回の講義後、最終確認の筆記試験を受講し、その後院内で症例発表を行うことで院内認定が受けれるという仕組みです。

パーキンソン病の知識を取得することで患者さんとしっかり向き合い・寄り添い、患者様やご家族の方が安心した生活が送れるように援助していきたいと考えています。
今後もこのような勉強会等に参加し、他職種が連携しチームで患者様やご家族にサポートが出来るように努力していきますので、外来受診時には遠慮せずにご自身の身体のことなど相談してください。

日本パーキンソン病・運動障害疾患学会サイト

 
 
※写真:写真AC
倉敷ニューロモデュレーションセンター 外来看護師
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