第21回世界定位機能神経外科学会(WSSFN2026)参加報告

いつも倉敷ニューロモデュレーションセンターのブログを御覧頂きありがとうございます。この度、9月30日から10月3日までフランスのマルセイユで開催された第21回世界定位機能神経外科学会(WSSFN2026)に参加しましたので、この場を借りて報告致します。
本学会は世界で定位機能神経外科(≒ニューロモデュレーション療法)に携わる医師が一同に会して其々の研究発表を行い、最先端の知識を共有できる大変貴重な学会です。前回は2024年にアメリカのシカゴで催され、その際にも当ブログで参加報告させて頂きました。
今回は、南仏の港町でブイヤベース発祥の地としても有名なマルセイユ(写真1)での開催であり、私自身初のフランス渡航ということもあって胸が高まりました。マルセイユは紀元前から続くという旧港(写真2)を中心に多様な文化が混在する歴史的な街並みが広がり、路地には多くのレストランとカフェがひしめき合う非常に異国情緒が溢れる街でした。本場のブイヤベースは、スープと魚介が分かれて提供され、後からスープに魚やパンを浸して食べるという独特なスタイルでした(もちろん大変美味しかったです)。
学会会場はマルセイユの街が一望できる丘の上に建ち、ナポレオン三世によって建造されたファロ宮殿(写真4)が使われておりました。
学会内容は先進的で、AIと画像や身体情報を融合した手術計画策定、症状評価等AIに関連するものや遺伝子治療に関する講演が印象的でした。私はウェアラブルデバイスを用いた症状評価に関する発表を行いました。(写真3)とても大きな会場で発表させて頂き、緊張しましたが良い経験となりました。今回得られた知見を今後の診療に活かしていけるよう精進したいと思います。引き続き倉敷ニューロモデュレーションセンターを宜しくお願い致します。

2026/9/29-10/3
21nd World Congress of Stereotactic and Functional Neurosurgery Marseille, France
https://wssfn2026.org/

倉敷ニューロモデュレーションセンター長
牟礼 英生
平成11年 徳島大学医学部卒業
学会・資格等
・医学博士
・日本脳神経外科学会専門医
・日本定位・機能神経外科学会評議員・技術認定医
・日本脳卒中学会専門医
・日本脊髄外科学会認定医
・日本脳循環代謝学会評議員 など



関連記事

  1. パーキンソン病で利用できる社会保障制度について

  2. 【山陽新聞 岡山医療健康ガイドメディカ291号に パーキンソ…

  3. 【パーキンソン病WEB市民講座】で牟礼センター長が講演します…

  4. 特発性正常圧水頭症(iNPH)について

  5. 第16回 PDナース・メディカルスタッフ研修会(2025.1…

  6. 第62回日本定位・機能神経外科学会にて、牟礼センター長がラン…

最近の記事

PAGE TOP