この度、日本定位・機能神経外科学会 ガイドライン作成委員会により作成されたが完成致しました。定位・機能神経外科分野で活躍されている先生方によって執筆されており、当院の牟礼センター長も作成委員の一人として携わっておられます。
本ガイドライン(サイトでは第3版)では「パーキンソン病」「振戦」「ジストニア」「難治性疼痛」「痙縮」「定位脳手術の合併症」「様々な疾患に対する治療」の各トピックに関して総論が述べられ、その後に重要な臨床課題のシステマティックレビューと推奨度の提示、トピックに関連する質問への回答や解説が行われています。
私も拝読しましたが、定位・機能神経外科に関する最新の知識を得ることができ、非常に勉強になりました。当院では、医師、看護師、リハビリセラピスト、臨床工学技士、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、医療秘書などが多職種で連携して患者様により良い治療を提供できるよう努めております。本ガイドラインを通じて、患者様一人ひとりに対して、利益とリスクを慎重に検討し、最適な治療法を見極める重要性を改めて感じました。
医療現場に関わる事務職として、患者様と牟礼センター長、専門職の方々との円滑なコミュニケーションを図り、サポートできるよう、これからも日々進化する定位・機能神経外科の治療法について学んでいきたいと考えております。
本ガイドラインの一般発売はもう少し先となりますが、患者様にも分かりやすい内容と思われますので、この機会にご一読されては如何でしょうか。
牟礼センター長が委員をつとめた「定位・機能神経外科ガイドライン 第4版」が発行されました
医療秘書
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