第21回日本臨床脳神経外科学会参加報告 2018.07.19 学会・勉強会 7月14日(土)~15日(日)の2日間、石川県金沢市石川県立音楽堂をメイン会場として第21回日本臨床脳神経外科学会が開催されました。 当院から上利センター長、医療秘書2名、臨床工学技士1名の計4名が参加しました。西日本豪雨災害から1週間ということで、会場から温かい言葉を頂きました。 上利センター長と臨床工学技士は「チーム医療を目指した機能神経外科治療」のシンポジストとして発表しました。 上利センター長は「進行期パーキンソン病に対する多職種連携による脳深部刺激療法(DBS)」として各専門職種がチームとして機能的かつ密接に患者と関わることで、患者のDBS治療の生活の質が向上することを発表しました。 臨床工学技士は「ニューロモデュレーション療法における臨床工学技士の役割」としてニューロモデュレーションセンターでの業務内容や脊髄刺激療法(SCS)におけるチームでの取り組みについて発表しました。 発表後はディスカッションが行われ、会場と活発な意見交換を行いました。 医療秘書は一般演題として「ニューロモデュレーション診療における医療秘書の役割」として、当院の医師事務作業補助を行うことで、医師の負担が減り、診療に集中する時間の確保につながることを発表しました。 この学会は多職種が多く参加することもあり、普段の業務では関わることができない職種の方と交流することができました。 また、ニューロモデュレーションの発表が多く、他院での取り組みを聞くことができ、2日間充実した時間となりました。 来年は岡山での開催となるので、また参加できるよう業務を行いたいと思います。 ※集合写真は金沢脳神経外科病院の方々と一緒に撮影いたしました。 倉敷ニューロモデュレーションセンター 臨床工学技士 T 学会・勉強会 大阪大学脳神経外科教授貴島晴彦先生と助教谷直樹先生が倉敷ニューロモデュレーション…前の記事 第26回九州山口機能神経外科セミナー参加報告次の記事