美容外科診療内容
診療内容

刺青除去・アートメイク除去

除去方法
刺青除去・アートメイク除去

過去に刺青、アートメイクを施された方のご相談も承ります。実際に色や深さ、範囲を診察させていただき、最適な治療法を提案させていただきます。

概 要 治療方法
1

刺青除去

墨汁を使用した手彫りの刺青や、黒や青色の機械彫りの場合は、レーザー治療の適応です。広範囲の刺青や、治療の難しい色を使用している場合は、手術をおすすめしています。

2

アートメイク除去

皮膚の深い部分にまで色素が入っている為、色の濃さや深さで治療の回数も変わります。

具体的な治療方法

  • 手術を行う治療
  • マシンを使った治療
  • 注射を使った治療
  • 内服を使った治療
レーザー治療(Q-YAGレーザー:1064mm)
Q-YAGレーザー

Q-YAGレーザーは、黒い色素(メラニン)のみに吸収される特性があるため、正常な皮膚にはダメージを与えることなく治療を行うことができます。
太田母斑や刺青等は、真皮と呼ばれる皮膚の深い部分に色素が存在するため、レーザー照射で破壊された色素は、約3ヵ月かけて体内に吸収されていきます。その為、即うすくなるのではなく時間をかけて徐々に効果が出てきます。レーザー後は一時的に炎症を起こす為3日間程度、軟膏処置とガーゼ保護をしていただきます。

  • 施術時間
    数十秒〜数分(範囲により異なる)
  • 痛み
    施術前にクーリングを行います チクチクと針を刺されたような痛みを伴います
  • 術後の通院
    7〜10日後
  • ダウンタイム
    熱感を伴います 赤い点状出血斑を伴うことがあります 約3日間テープ保護
  • シャワー
    当日より可
  • メイク
    レーザー照射部位のみ、炎症が治癒した後より(通常3日)他は当日より可
  • よくある質問
    Q.施術の回数や間隔はどのくらいですか?
    A.症状によりレーザーの治療回数が異なりますが、3ヵ月に1回を目安に治療計画をたてています。(真皮メラノーシスや刺青の場合)

    Q.しみ・そばかす以外にも適応症例はありますか?(例:イボ、ホクロなど)
    A.基本的には、色素が増殖している症状に対する治療です。いぼ、ほくろなどはCO2レーザーを使用します。

    Q.同じ場所からシミが再発することはありますか?
    A.数年で再発する可能性もあります。色素を作る遺伝子が傷ついている可能性があり、レーザー治療はこれを改善することはできないためです。

    Q.妊娠しています。シミ治療できますか?
    A.基本的にはお勧めしません。レーザーが発信される際の胎児の影響がわかっていない事、また、妊娠前後でシミの状態が変化するため、出産後まで待機されることをお勧めします。

    Q.アレルギー体質ですが、シミ治療できますか?
    A.可能です。ただし、レーザー後の後療法(ハイドロキノンや日焼け止めの使用)に影響がある可能性があります。
  • リスク・副作用
    照射直後ヒリヒリとした痛みがあります。内出血班が2~3日続くことがあります。 治療後、色素沈着を起こすことがあります。 ごくまれに、白抜けすることがあります。
  • 使用機器
手術

レーザーで治療できない色素を使った刺青の場合、手術による治療を行います。
方法は
①切除+縫合
②切除+植皮(他の部位より採取した皮膚をうえる方法)
③切除(削皮)のみ(皮膚を削った後はケガが治る力にまかせて皮膚が生えるのを待つ方法)
刺青手術の方法としては①が最も好ましい(傷痕が線状となる)のですが、刺青の大きさ・場所等により①が不可能な場合は②もしくは③の方法を選択します。
いずれの方法も、刺青を「消す」のではなく「傷におき換える」事になりますが、何のために刺青を除去するのかという目的によっては非常に有効な方法です。

  • 施術時間
    30分〜(方法・大きさにより異なる)
  • 痛み
    ③以外は当日少しチクチクする程度
  • 麻酔
    局所麻酔(広範囲の場合は全身麻酔)
  • 術後の通院
    翌日(その後は方法によって異なります)
  • シャワー
    翌日診察後より可
  • リスク・副作用
    傷跡が残りますが、可能な限り目立たない工夫をします。

診療時間 診療時間