季節の変り目である春は、体調を崩される方が多くおられますが、肌も非常にデリケートな状態にあります。食品やホコリ、ダニなどが原因となるアレルギー性皮膚炎が増え、また、化粧品のある種の成分が原因のアレルギー性接触皮膚炎も発生しやすくなります。 さらに化粧品の成分が直接的な原因でなくても、過度なお手入れや摩擦などが刺激となって皮膚炎をおこすこともあります。

こういった症状は、生活環境の変化や体質・体調の変化なども影響しており、皮膚トラブルと無縁だった人でも、突然かゆみやかぶれなどが生じ、肌の調子が悪くなることがあります。
また、肌の状態が外界からの異物や刺激に対して非常に敏感になっているところへ、肌の大敵「紫外線」もどんどん強くなってきますので、スキンケアには細心の注意が必要です。

春の肌トラブルを防ぐための最大ポイントは「角質層を健全に保つ」こと。

そのためには、「肌に対する刺激を極力少なくすること」と、「角質層の水分を十分に保ちバリア機能を正常に保つこと」。つまりスキンケアが大切になってきます。

特に重要なのは、日々のクレンジングと洗顔です。

クレンジングや洗顔によって、皮膚表面に付着した様々な刺激物を取り除き、皮膚に与える刺激を極力少なくすることが大切です。
洗顔後の無防備な肌にも要注意です。
化粧水で水分を補給し肌を整え、そのあと美容液・乳液・クリームなどで水分を逃がさないように肌を保護してあげるなど、保湿対策をしっかりと行ないましょう。
化粧水・美容液・乳液・クリームなど、スキンケアについては誰もがご存知ですが、保湿対策の前提となるのは、肌本来の保湿機能を守ることです。
日々の正しいクレンジングや洗顔が、保湿対策としてはもちろんのこと、スキンケアそのものの基本とも言えます。

春は環境が変わる時期です。色々新しいことも始まり、日々やることに追われがちですが、お肌のダメージはどんどん蓄積していってしまいますので、是非時間を見つけて毎日のケアを心がけてください。当センターもお一人おひとりに合ったホームケアをご用意して、応援いたします。

秘書・広報課

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