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倉敷平成病院 総合美容センター通信

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2018.8.27婦人科

ひどい生理痛に悩まされている方へ

 

私は2年ほど前に激しい腹痛で立てなくなり救急車で運ばれました。救急受診で様々な検査をしましたが、消化器系には特に問題はなく「原因不明」で点滴の処置だけ受け、自宅に帰りました。その救急車で運ばれるほどの「原因不明」と言われた腹痛が次の月も発症し、以前は生理前でしたが、その月は生理中だったので「もしかしたら生理痛?」と思い、近所の婦人科を受診してみました。

 

私は以前から、生理痛は軽いほうではなかったですが薬を飲むとすぐ効くほうだったので特に「ひどい生理痛持ち」という認識はありませんでした。しかし、婦人科で詳しく検査をすると「左の卵巣に6センチ大のピンポン玉みたいな腫瘍があるよ」と言われ、付いた診断名は「子宮内膜症(チョコレート嚢胞)」。現在は当院の婦人科で薬と定期的な検査でかかっています。

 

子宮内膜症は女性の10人に1人はなると言われており、私の友人に相談してみても結構身の回りの方々に多くいるようでした。周りの友人や家族たちからのすすめで、かぼちゃや大根などの野菜や温かいものを食べたり、友人と「よもぎ蒸し」に行ったりして、対内環境を整える意識をしながら治療してきました。おかげさまで腫瘍もだんだん小さくなっており、薬を毎日飲む生活にも慣れてきました。

 

生理痛というのはあって当たり前と感じている人もいるかもしれませんが、子宮内膜症の患者のほとんどがひどい生理痛に悩まされているそうです。子宮内膜が増殖する部位によっては、腰痛や排尿・排便痛、性交痛、血尿などが見られることもあるので、生理痛以外にも気になる症状があれば、すぐに婦人科を受診してみてはいかがでしょうか?

 

(秘書・広報課 B子)

 

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