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倉敷平成病院 総合美容センター通信

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2018.8.13美容外科

スナップチャット醜形恐怖症

残暑厳しい毎日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。そんな暑い日に、少し涼しくなるお話でも…。

 

スナップチャット醜形恐怖症」という“疾患名”をご存じでしょうか?

 

この名称は非公式ではありますが、最近医師が懸念を示している、ある普及について付けられた疾患名だそうです。

カメラ付携帯の機能と画像加工技術の向上、また画像を共有する場の増加で、いたるところで写真を撮るようになりました。美味しいものをご紹介、仲間と遊びに行った思い出をシェア、今日のメイク盛れた~!

かくいう私も仕事柄、一眼カメラを構えることも多く、また普段も面白いことやメモ代わりにスマホでパシャパシャやっております。自分で見る分には見やすくトリミングしたり明るさを調整したりといった微調整以外には特に何の処理もしないのですが、インスタグラムなどのSNSにアップする際には『見栄え』を気にすることはあります。「後ろに知らない人が映り込んじゃったからぼかしをかけよう」から「美味しいものをより一層美味しそうに」、そして「細い友達と並ぶとなんとも…」、また「表情が固いからもうちょっと笑顔が良かったな」なんて……それを後からなんとかしてくれるのが画像加工です。

特にセルフィ―、いわゆる自撮りをよく撮る人たちの中で、自分の外見に過度なコンプレックスのある人がこの「スナップチャット醜形恐怖症」に陥りやすいそうです。名称こそ新しいものの、その実態は精神疾患の「身体醜形障症(BBD)」の一形態ということです。

 

いくら写真を加工しても、実際の自分が変化するわけではありません。

先日お墓参りに行ったのですが、早朝の日の上り切らない涼しい時間だったために完全に日焼け止めを失念していて顔やうなじがひりひりします。アプリの美白加工ではどうしようもないこのダメージ…当センターのホームケアの力で回復させたいと思います…。

 

 

秘書・広報課 N

 

★今日のお花★ガーベラ・ミニバラ・アイビーの葉

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