Blog

倉敷平成病院 総合美容センター通信

  • TOP
  • Blog
  • 一生ものにするかしないか

2016.10.3美容外科

一生ものにするかしないか

今年の夏のことです。東京にあるレジャー施設でのお知らせが少し話題になっていました。「時間とお金は大切に」と題されたブログがupされたところ、ネットの意見では賛否が分かれ、最終的にその施設は謝罪し、記事は削除となりました。そのブログ内容とは、刺青・タトゥーを入れた方の入場規制をするというものです。私も当時記事を読んだのですが、タイトルの指すところとしては「イレズミ等のある方は施設を利用することはできないので来ても時間やお金の無駄になります。ラッシュガードやテーピングで隠していてもご退場いただきます」ということなのですが、かなり強い表現で書かれているなという印象でした。

 

昔に比べ、日本でも刺青・タトゥーがファッションとして多く見受けられるようになりましたが、まだまだ刺青・タトゥーに関して肯定的な意見が大多数というわけではなさそうです。刺青・タトゥーをした人へのイメージを懸念し、入場制限・ドレスコードを設けている施設はたくさんあります。

 

かくいう私も友人に何人か入れている人間がいるので特別否定派というわけでもないのですが、最近になって彼らからよく聞くのが「子どもが産まれて一緒に海やプール、温泉に行きたいけど断られる」という残念がる声です。冗談ぶって「自分で入れたんだから仕方ないよ。自業自得」と笑ってはいますが、今後彼らが子どもたちと作っていくであろう思い出に、『若気の至り』がストップをかけてしまうのはなんとなく気持ちのいいものではありません。

そこで「どうしても気になるなら取っちゃえばいいのに」と返すのですが、意外と吃驚されます。「えっタトゥーって消せるの?」と。薄くはなっても消えはしないのが刺青・タトゥーです。しかし色や大きさにもよりますが、ほくろやしみと同じ原理で、小さいものはレーザーで、広範囲なものやレーザーが対応できない色素が使用されているものは切除できます。

 

これを機に、お肌のイメチェンいかがでしょうか。猛々しい倶利迦羅竜王も、どうやら子どもの笑顔には勝てないようです。

 

秘書・広報室

 

★今日のお花★ガーベラ・ゴッドセフィアーナ・ミニバラ

この記事の関連ページはこちら

< MAY 2024
S M T W T F S
28 29 30 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 1

診療時間 診療時間