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倉敷平成病院 総合美容センター通信

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2022.10.11美容外科

「毛孔性苔癬」もうこうせいたいせん について

「もうこうせいたいせん」という単語をご存じでしょうか。「毛孔性苔癬」と書きます。

一部の皮膚の毛穴の入り口付近に角質が溜まり、盛り上がって、触るとザラザラします。また、それらは赤い点々になりますが、痛みや痒みは感じません。
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古い角質が溜まっている状態ですが、通常の洗い流しで取り除くのは難しいという特徴もあります。


また、全身症状ではなく、二の腕や背中、太ももといった体の一部に発症します。

毛孔性苔癬は、皮膚科での診察や問診などによって確定されます。特別な検査方法は、決まっておらず、診察・経過から判断されます。皮膚表面のみの変化で生命に関わる疾患ではないですし、誰かに感染させたりもしません。

ホルモンやビタミンの代謝異常、外的刺激などの複数要因が絡み合って、角質が溜まるものと考えられています。10代後半〜30代ごろの代謝が良い時期に症状が出やすいので、何らかのターンオーバーの異常が関わっていると考えられます。年齢を経ると自然に消える場合が多いのですが、それでも一部に長く残る場合もあり、また、肌について気になる年代ですので、やはり治療を希望される方が多いケースでもあります。

皮膚科での外用薬などで赤みやざらつきの緩和が期待できる場合もありますが、レーザーで治療ではっきり改善することができます。

もしお悩みの方がおられましたら、一度 美容外科へご相談ください。

 

 

 

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