薬剤部

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 倉敷平成病院薬剤部は8名の薬剤師で業務を行っています。外来患者さんのお薬は院外処方で、薬剤管理指導業務・病棟薬剤師業務など、主に入院患者さんの薬物治療に関する業務を行っています。他職種との連携を推進し、感染制御 チーム(ICT)、栄養サポートチーム (NST)、褥瘡対策チーム、認知症・せん妄サポートチーム、糖尿病療養指導チームなどのチーム医療においては、NST専門療法士や糖尿病療養指導士などの資格も活かし、チーム医療の一員として安心・安全な医療の提供に努めています。

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ブログ倉敷平成病院だより(薬剤部)

当院薬剤部の業務

調剤業務

 当院では2013年12月に電子カルテ(富士通)が導入されました。医師が電子カルテで入力した処方データは、ネットワークで連携された薬剤部門システム(トーショー)を介して調剤を行います。調剤業務をシステム化することで、用法・用量、相互作用・禁忌・重複投与などについて効率よく確実にチェックする体制を整備し、より有効で安全な薬物治療に努めています。調剤時には、患者さん一人ひとりの過去のお薬の記録をリアルタイムで照会し、薬剤の量や種類などについての変更点を速やかにチェックします。処方内容に疑問が生じた場合は、処方医に確認してから調剤を行います。必要に応じて、お薬の粉砕化を行ったり、全自動錠剤分包システム・散薬分包システムを用いてお薬を一包化したりします。電子カルテシステム・薬剤部門システム・錠剤分包機器等はネットワークで連携され、調剤業務の効率化を図るとともに、調剤時の人為的ミスを減少させるように工夫しています。調剤された薬は、別の薬剤師により再チェックされたあとで、患者さんのところへ送られます。処置で使用する薬剤などで市販されていない医薬品については、必要に応じて院内製剤を行っています。


薬剤部門システムによる処方チェック

錠剤・カプセル剤の一包化調剤

散薬調剤

注射業務


注射業務

 注射薬については、医師が電子カルテで処方入力したデータが連携した薬剤部門システムに送られ、注射処方せん・注射ラベルが発行されます。注射薬室で注射処方せんに基づいて、入院患者さん一人ひとりの注射薬を個別に取り揃えます。また、高カロリー輸液などの感染リスクの高い注射薬剤については、薬剤部内注射混合室のクリーンベンチ内で無菌的に混合調製しています。

病棟薬剤師業務、薬剤管理指導業務

 病棟薬剤師業務では、各病棟に専任の薬剤師を配置して病棟に長時間滞在することで、看護師などの他職種と連携をしながら、薬物療法への介入、入院患者さんの薬歴管理、ハイリスク薬等の説明、内服薬・注射薬の準備、病棟配置医薬品の管理などに関わります。入院時の持参薬は、全入院患者さんを対象に、病棟担当薬剤師が速やかにチェックして持参薬鑑別表を作成し、医師へ薬物治療の提案を行います。また、病棟で開催されるカンファレンスに参加するなどして、医師・看護師・MSWなどの他職種と、退院に向けた治療目的と現在の状況を情報共有し、きめ細かいチーム医療を行えるように努めています。また、入院患者さんへの薬剤管理指導業務を通して服薬指導を行うとともに、副作用を早期に発見することで、医薬品の適正使用やリスクマネージメントにも貢献しています。


病棟での薬剤管理指導
 
病棟でのディスカッション
 
病棟カンファレンス
 
入院時持参薬の鑑別

医薬品情報(DI)業務


抗MRSA薬のTDM

 当院で採用している医薬品に関する情報は、医薬品情報室(DI室)で管理しています。各医療スタッフ向けに、DIニュースを毎月発行して医薬品の適正使用について情報提供しています。緊急性の高い情報については、臨時DIニュースを発行して、必要な部署への情報提供を速やかに行っています。その他に、定期的に開催される薬事委員会の事務局を担当したり、治験薬の管理、院内で発生した副作用情報の管理を行ったりしています。また、当院では安全使用が必要なハイリスク医薬品(抗MRSA薬、抗てんかん薬など)については、必要に応じて、各種解析ソフトを利用した血中濃度シミュレーション(TDM)を行って、適正な投与量を決定するための処方支援をおこなっています。当院はジェネリック医薬品の使用促進にも努め、新しい作用の薬だけでなく、近年増加するジェネリック医薬品についても最新の情報収集を行い、安心・安全に医薬品が使用されるための情報管理を行っています。

チーム医療への参画

 当院では、感染制御チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡対策チーム、認知症・せん妄サポートチーム、糖尿病チームなど、多職種で連携するチーム医療が活発に行われています。担当薬剤師は、定期的に実施される院内ラウンドやカンファレンスに参加し、チーム医療の一員として適切な情報提供を行うとともに、医薬品が適正かつ安全に使用されるよう、治療計画などに対して薬剤師の立場からチームに提案を行います。倉敷生活習慣病センターと連携して糖尿病療養指導士の資格取得を支援しており、習得した知識や技術を活かして、週1回開催される経口糖尿病治療薬・インスリンについての糖尿病教室や、外来患者さんの糖尿病透析予防指導などの患者指導も行っています。その他にも、院内の様々な委員会活動の構成メンバーとして、医療安全・医薬品適正使用や、病院機能の維持改善に関わっています。


NST(栄養サポートチーム)カンファレンス

NST(栄養サポートチーム)回診


ICDラウンド(抗菌薬ラウンド)

ICT(感染制御チーム)環境ラウンド


認知症ラウンド1

認知症ラウンド2


糖尿病チームカンファレンス

糖尿病教室


褥瘡対策チーム

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