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倉敷平成病院 総合美容センター通信

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2017.8.14美容外科

意外な夏の飲み物『甘酒』

最近ドラッグストアやスーパーなどで見かけることはありませんか?
今の季節に合わせた涼しげなパッケージの『甘酒』。お正月やひなまつりなどでよく飲まれるように、寒~い冬の日に、ほっと温まるおやつ代わりの一杯と思っていましたが、最近は「夏こそ甘酒」として注目されているようです。

 

調べてみると、なんと甘酒は夏の季語なんだそう。
江戸時代、疲労回復や熱中症防止のため、栄養ドリンクとして親しまれるほど、甘酒は栄養価の高い飲料だったとか。先人の知恵おそるべし~。

甘酒の栄養成分にはエネルギーを生みだすビタミンB1やB2などのビタミン群やマグネシウムが豊富。


さらにパントテン酸は、ビタミンCの働きを助ける役割をしています。ビタミンCは、コラーゲンを作る際に必要不可欠なビタミン!このビタミンCの働きを助けることで、コラーゲンの生成が促されるだけでなく、紫外線ダメージからお肌を守ってくれます。甘いものが苦手な方には甘酒をさっぱり頂くためにビタミンCの豊富なレモンを絞ってみたり、キウイなどのスルーツを是非一緒に食べたいですね。


また、甘酒にはアミノ酸がコラーゲンなどのタンパク質を作るのを助けるビオチンも含まれています。こちらは乾燥肌対策にも効果的で、健康的なハリのあるお肌作りにとても役立ちます。アミノ酸が天然保湿因子(NMF)を生成し、角質層、つまりお肌の潤いを保っています。

 

また、夏風邪にも効果的とのこと。
甘良質なタンパク質が基礎体力や抵抗力を、そしてビタミン群が免疫力を高めてくれるので、予防にはもちろん、風邪をひいてしまっても回復への力強い味方となってくれます。実はこのことを知ったのが(何年かぶりの)夏風邪をひいたかなり後…もっと早く知っておけばと後悔しています。今後は疲労回復や美容効果を求めて、甘酒生活してみようと思います。

 

なお、お酒(酒粕)がダメな方でも、米麹から作られた甘酒もあります。こちらはアルコールが入っていないので、妊娠中の方やお子様でも安心です。酒粕に比べて麹自体の甘さがあるので砂糖も控えめで、カロリーが気になる方にもおすすめです。(とはいえ100mlで81kcalなので、飲み過ぎにはご注意)

 

秘書・広報課

 

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