皆さんは手術室看護師の仕事でどのようなものが思い浮かびますか？

手術の準備、Drへ器械を渡す、ライトを当てたり記録をしたりなど、どれも手術を円滑に進めるために重要な仕事ですがその中の1つに「術前訪問」があります。

術前訪問とは手術前に患者様や家族に会いに行き、今の状態(疼痛、気分不良、歩行状態)はどうか、不安や恐怖はあるか、アレルギーの有無など必要な情報を収集して確認することです。病棟スタッフや手術スタッフと情報共有する事で、患者様の不安を少しでも軽減しリラックスして手術に臨むためにも重要な仕事です。

しかし、私たち手術室看護師は患者様と触れ合い、会話する機会が術前訪問と術後訪問、手術が始まる前と病棟看護師に比べて少ないのが現状です。

ですが、術前訪問の少しの時間の中で患者様と会話しリラックスして手術に臨める手助けができるのも手術室看護師ならではでないかと感じます。

時間がある限り患者様が満足されるまで傾聴し、不安なことに対して除去できるものは対応、恐怖がある場合は少しでも軽減できるように声かけを行っていきたいと思います。

 

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