News

お知らせ

【看護だより】vol.36 オン・オフを切り替えて

【看護だより】vol.36 オン・オフを切り替えて

看護学生時代(何と40年前)、お琴にはまり、学校に箏曲部というものがなかったため、ないなら作ろうと部員を集め箏曲同好会を立ち上げました。学校の先生からは、「お琴も良いけど国家試験に受からなかったらどうするの!」と嫌みを言われながらもみんなで楽しく練習しまくり、でも勉強も一生懸命取り組み全員国家試験に合格することができました。就職してからも院内の音楽部コンサートに出演し、医師・放射線技師・検査技師・その他多職種の方と共演させていただきました。ピアノ・バイオリン・フルート等いろんな楽器との合奏など、今思い返せば厳しい病院勤務のつかの間をめいっぱい楽しませていただいたなーと懐かしく思います。

出産と同時に退職し約3年間育児に専念、その後、また看護職に復職しました。家庭と仕事とで忙しく、お琴は完全に封印し日常生活の中で全く疎遠になっていました。ところが、何と昨年お誘いを受け、30年ぶりに小さい演奏会に出演させていただくことになりました。以前のようには弾けませんが、フォローしていただきながら楽しい時間を過ごすことができました。今も、ちょっと時間があったり気分を変えたりしたい時に楽しく弾いています。

看護職は小さなミスも生命の危機に直結する厳しい現場です。だからこそ、時には仕事モードを完全にオフにしてプライベートを充実させる。そういう時間が大切だと40年間を振り返って感じました。オフの時間を充実させて、長丁場の看護職、楽しんでいきましょう。

 

外来看護師 H