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【看護だより】vol.58 2022年をきっかけに

【看護だより】vol.58 2022年をきっかけに

毎月22日は“○○の日”というスローガンがあることをご存知でしょうか?
2という形を白鳥に見立てて“スワン”、22で“スワンスワン”から“吸わん吸わん”。
禁煙推進学術ネットワークは、毎月22日を“禁煙の日”と制定しました。
始まりは2010年、平成22年2月22日からです。
2ではなく22にこだわった理由は、喫煙者1人の力では禁煙が難しいので、家族・仲間・同僚・医療者など周囲が寄り添って協力する姿を表しています。
となると2022年の今年は、1年を通して禁煙チャレンジにもってこいの年ではないでしょうか。
ちょっと困るのは、国内で採用されている禁煙治療内服薬のチャンピックスが現在出荷停止となっており、再出荷の予定もたっていないことです。ファイザー社製ではありますが、コロナワクチン製造の影響などは関係ないようです。
ただ、禁煙治療は内服薬に限らず、貼り薬やカウンセリングなどいろいろな手段があります。
新型コロナウイルスと喫煙、どちらも肺・心筋・血管の炎症など症状に共通点がある以上、コロナ禍において禁煙は重要です。
患者さん・職員・家族・同僚で、禁煙したいのになかなか成功しない、やってみても続かないという方がいると思います。なんでも回数を重ねれば上達するように、禁煙治療も何回もチャレンジすることで、だんだん上達していきます。
健康のため、家族のため、お財布のため、理由はさまざまだと思いますが、思い立ったらぜひ外来に相談してみてください。

 外来 禁煙支援士 N