News

お知らせ

【看護だより】 vol.12 東日本大震災から7年

【看護だより】 vol.12 東日本大震災から7年

昨日3月11日は東日本大震災から7年。

テレビなどメディアでは特集が組まれ、復興の模様などが報道されていました。被災された方々の様々な絶望感、苦悩と頑張り、自らも被災しながら失意の友に寄り添い続けるやさしさなど、「東北のチカラ」が表現されていました。

中でも遺族としての体験を語り部として人々に伝え防災の意識を高めるために活動している方の体験に感動しました。

災害の少ない岡山に暮らし感謝しています。しかし、防災の意識は持っていないといけないと感じます。

南海トラフ地震の予想は30年以内に70%の確立で発生。倉敷市発行のタウンページでは過去にもM8レベルの南海トラフ地震が発生しており、もし発災すれば相当の被害が見込まれます。東日本大震災の時は「想定外」の言葉が多用されました。

まずは自助努力。

我が家でも防災バッグを揃えたのは5年前ですが、中身の入れ替えをしていたのに昨年は忘れていました。また家族の避難場所は○○山、△△小学校、と曖昧なままとなっている事を反省しました。

もし災害が起これば医療職として業務に従事しますが、東日本大震災時の医療機関では被災した職員が帰宅できず(交通手段もなく)家族の安否確認も出来ないまま業務を続けていたという状況が記録されています。

倉敷平成病院は地域の中核病院として多くの患者さんの受け入れが予想されます。

そんなことになるはずがないと思いたい。しかし想定通りにいかないのが自然の脅威ではないでしょうか。

3月11日を災害について考える日と捉えてみてはどうでしょうか。

 

ムーミン