東京女子医科大学脳神経外科 助教 堀澤士朗先生が倉敷ニューロモデュレーションセンターを視察され、手術見学と意見交換がなされました 2018.11.8 センター見学 11月7日(水)、日本で最も機能的脳神経外科手術が実施されていると推測される(2017年度年間手術件数が191件:ホームページより)、東京女子医大脳神経外科より、助教の堀澤史朗先生が、当院倉敷ニューロモデュレーションセンターを訪問され、上利崇センター長と篠山英道副院長(脳神経外科)が行う、DBS手術(パーキンソン病に対する脳深部刺激療法)とSCS手術(脊髄刺激療法)を見学されました。 当院では、DBSを全身麻酔、レコーディング無しで実施しております。このことにより手術時間が短縮され侵襲性の低下と、脳のずれが生じにくいため手術精度の向上が期待されます。2017年、上利医師はスウェーデンウメオ大学を視察し、その際に全身麻酔・レコーディング無しの手法を学び、以後当院で実施しています。 堀澤先生からは、「全身麻酔、レコーディング無しで、DBS手術が1時間半で完了するのは、実際に立ち会うまで信じ難いことでしたが、安全性にも配慮されており大変感服いたしました。」とのコメントをいただきました。 堀澤先生は、国際定位機能神経外科学会(WSSFN)においてBoard member(役員)を務められておられる方です。 堀澤先生、身に余るほどのお言葉をありがとうございます。今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。 ニューロモデュレーションセンター スタッフ 施設見学を希望される医療従事者の方へ 見学お申込みフォーム センター見学 第8回中四国臨床工学会参加報告前の記事 鳥取大学 神経内科 教授花島律子先生はじめ3名が倉敷ニューロモデュレーションセン…次の記事