10月11日にAMDA(アムダ)と倉敷平成病院が連携協力協定を締結しましたが、この様子が同日の倉敷ケーブルテレビのニュース「KCTワイド」にて紹介されました。
倉敷ケーブルテレビのホームページから動画を視聴できます。
(秘書広報室)
10月11日にAMDA(アムダ)と倉敷平成病院が連携協力協定を締結しましたが、この様子が同日の倉敷ケーブルテレビのニュース「KCTワイド」にて紹介されました。
倉敷ケーブルテレビのホームページから動画を視聴できます。
(秘書広報室)
去る7月25日にCT装置がバージョンアップしました。このCT(Aquilion PRIME)に更新してから2年がたちその間バージョンアップが2回用意されていて今回ようやく適用することが出来ました。
すごいソフトが追加されると聞いてウズウズして待っていました。
その名は “SEMAR:Single Energy Metal Artifact Reduction” 「シーマー」と呼びます。
最近は、異なる2つの管電圧で撮影したもので解析をするものがありますが、これは1つの管電圧で撮影したデータを利用して金属から出るノイズを低減してくれるソフトです。
用途としては、大腿骨頚部骨折時の手術選択として人工骨頭置換術という手術で、この人工骨周辺のノイズ低減に使えます。
この人工骨にはチタン、ステンレス、コバルトクロム合金などの金属が使用されていて、とても頑丈です。
そもそもCTと言うのはX線を人体に照射し、通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理し画像化する物なのですが、そのX線は金属を透過しづらい性質があります。
そのため体内に金属があるとその周辺ではノイズが多く発生します。
特に大腿骨に使用される人工骨頭は多くの金属を含み骨盤領域にとっては辛いものでした。
しかし!このSEMARを使えばそのノイズを低減することが出来るのです!!
長年CTを使用していますが、この様な画期的なソフトが登場するとは夢にも思いませんでした。
Made For life 東芝メディカルシステムズさん、この場を借りてお礼を申し上げます。
実際の画像をこの場ではお見せできませんが、インターネットで”東芝 SEMAR”で検索して頂けたらその技術のすごさが分かると思います。
また、来月11月6日(日)に当院職員と一般の方とのふれあいの場、“のぞみの会”が開催されます。
そのふれあい広場のコーナーで放射線部は、新3T MRI装置の説明と併せてこのCTバージョンアップの内容についても行いますのでどうぞお越し下さい。
放射線部 トンカツ
10月12日(水)の山陽新聞朝刊倉敷総社圏版に紹介されました。山陽新聞のホームページにも記事が掲載されています。このような報道を鑑みるに、我々の活動の社会的意義の大きさを感じています。
秘書広報室
このたび、認定特定非営利活動法人AMDAと社会医療法人全仁会倉敷平成病院は「連携協力に関する協定」を締結することとなり、10月11日(火)15時30分~ 倉敷平成病院にて協定締結式が執り行われました。
本協定は、将来発生しうる大規模災害(南海トラフ地震)に備え連携協力を推進することで、被災者への緊急人道的支援を円滑に行うことを目的とするものです。たこの協定により地域医療についての情報交換、相互協力を密に行うことで、地域医療連携の視野を広め、倉敷市の地域医療福祉の永続的な発展、向上に貢献することができるものと考えています。締結式では、AMDAグループ菅波茂代表と、当院高尾聡一郎理事長がそれぞれ署名、捺印を行いました。
この様子は、同日17時以降毎時0分~の倉敷ケーブルテレビワイドにて紹介されました。
また、翌日夕方の瀬戸内海放送ニュースにて報道されました。
(秘書広報室)
お彼岸が過ぎたとは言え、まだまだ暑い日が続いたり、大雨が降ったり、不安定なお天気の今日この頃。「なんかだるいなあ。」利用者の皆様もどことなくうかない表情です。
さあ、こんなときは皆様!お出かけですよ。屋外機能訓練にレッツゴー(^o^)「農マル園芸に行きましょう!」とお誘いすると、「花やこー、用がねえ。」と答えられる方も。「花に用がなくてもOKよ。おいしい葡萄に梨に、漬け物、お菓子、いっぱい売ってるから一緒に買いに行こう。ソフトクリームも食べれるよー。」 「ふんふん、買い物?そりゃーええなあ。食べることは大好きじゃ。」 元気低下気味の皆様にぱっと笑顔が戻ります。
車の乗り降りや外を歩くのは体の訓練。外の景色や旬の果物を眺めたり、ご家族や友人の顔を思い浮かべて、計算しながらお土産を買うのは最高の頭の訓練ですよね。可能な限り、多くの方に参加してほしいとの願いが叶い、16名の利用者の皆様と職員5名でいざ出発となり、9月29日木曜日の午後、あいにくの雨も何のその。「買い物に行くの久しぶり。葡萄いっぱいあるかなあ。」「気分転換にとにかく外へ出てみたい。」「早くソフトクリーム食べたいの。」皆様の目的も明確です。よそ行きの服にバッグ、きちんとした身なりに皆様のわくわく感が伝わってきます。
「あっ、見て。柿がもう色づいとるよ。コスモスもきれいじゃなあ。」「ここらへんは初めて通るわ。お店がいっぱいあるんじゃなあ。あっ、あそこのお寿司屋行ってみたい。」あっちこっちキョロキョロ見回しながら車中の会話も弾みます。農マル園芸に到着すると、そこはすっかり秋色。たくさんのかかしがお出迎え。ちょうど葡萄祭りも開催中でいろんな種類の葡萄がたくさん。あれこれ目移りしながらも、皆様予算内でしっかり買い物を楽しまれました。買い物の後はお待ちかねのソフトクリームタイムです。何味がいいか注文も即決。みんなで食べるとおいしさ倍増ですよね!
何のトラブルもなく、無事故で秋を堪能できた農マル園芸ツアーは大成功。「次は来月のバス旅行はどこかな?」帰るや否や、もう次のお出かけに向け意欲もアップ!今夜はぐっすり眠れるでしょうか? そして次の外出プログラムも多くの方が参加でき、何か一つでも満足感を感じていただけますようにと、職員一同願っています(^^)さあ、次に向けて頑張りましょう
デイサービスドリーム看護師兼機能訓練指導員 Y.M
私事ですが糖尿病療養指導士の資格をとって早4年、あっという間に今年が更新の時期になりました。更新をするためには、各地で開催されている研修会・学会に出席し単位をとらなければなりません。
単位は1単位~4単位もらえるものまで様々あり、計40単位の取得が条件の1つになります。
マイペースな私は今年に入り隔月でどこかの勉強会に参加し単位取得に明け暮れています。先日は徳島県で開催された第16回中四国糖尿病研修セミナーに行ってきました。
6時間30分という長丁場、座りっぱなしでの聴講は病院での看護業務とは違い学生に戻った気分になりましたが、やっぱりしんどかったです。
しかし、「患者に資し地域に活きる糖尿病チーム医療」という今回のテーマのもと、地域に貢献する糖尿病療養指導、高齢糖尿病患者への実践的対応、糖尿病腎症予防を実現するための専門的な技術や情報を中心にたくさんの話が聞けました。
岡山からは岡山大学病院の長田看護師が岡山県における糖尿病医療連携の取り組みという講演で、「おかやま糖尿病サポーター」の認定と役割について学ぶことができました。これはかかりつけ医や調剤薬局など、より地域に密着した施設で働くメディカルスタッフに糖尿病療養指導の知識と技術を身につけてもらうことを目的に認定された制度だそうです。
また、高齢糖尿病患者のインスリン療法導入、継続のための支援や食事療法、薬物療法についてのシンポジウムでは、私も病棟で高齢の糖尿病患者さんに接することが多いので指導に携わる中で活かしていきたいと思えるものがたくさんありました。
個人的には徳島大学の黒田医師がご自身の経験のもと1型糖尿病の治療の現在と未来について話して下さったのが、すごく分かりやすかったです。
さらに、企業の共催ブースでは患者さんにわかりやすい資料やパンフレットを拝見し、サノフィはインスリンのペンを滑りにくくするカラフルなゴムを展示していました。サンスターから歯周病についてブラシを使用した歯間ケアの必要性を、大塚食品からは食事コントロールのためにレトルト食品をうまく役立てようと100kcalシリーズの紹介をするなど、前回よりも新しい情報もたくさんあり楽しく学べ、無事2単位取得して帰りました。今後の療養場面で活かしていけるようにこれからも頑張りたいと思いました。
4西 NS T
めっきり涼しくなり秋を感じる良い季節ですね。
のぞみの会まで1か月を切り、準備も慌ただしくなってきました。
先日の「のぞみの会実行委員会」ではスタンプ(シール)ラリーの景品の袋詰めを行いました。毎年、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
スタッフ間でも、袋詰めしながら「かわいい~!」「私も欲しい」「貰ったら嬉しいよね」と好評でした。中身は当日までのお楽しみ。
趣向を凝らした各ブースを回って楽しんでいただきシールを集めて、ぜひ景品をお持ち帰りくださいね。
お気軽にご参加ください。皆様の笑顔にお会いできるのを楽しみにしております。
★第51回のぞみの会 平成28年11月6日(日) 9時30分~14時★
★ポスターは予防リハが作成したものです
第51回のぞみの会実行委員 脳ドックセンター T
前回は、エピソード(出来事の記憶)記憶障害と、それに伴う心理状態の変化が、周囲の人とのかかわりにどのように影響を与えるか、ということについてお話しました。今回は、記憶以外の面から、認知症を有する人がどのような不自由さを感じやすいか、ということについてお話したいと思います。
まず、時間や場所の認識のことを専門用語で「見当識」といいます。認知症では見当識に支障が生じやすいとされています。
上の図は見当識に支障が生じた結果、どのような不自由さを感じる事が多いかを示しています。
次に、意図したことを実際の行動に按配して実行するといった機能を専門用語で「実行機能」といいます。では実行機能に支障が生じた場合、どのような不自由さを感じる事が多いかというと、
次に、言葉を話したり、理解したりする機能のことを専門用語で「言語機能」といいます。これらの機能が障害された状態を専門用語で失語といいます。「それ」が何か、どういったものなのかということを認識することが障害された状態を、専門用語で失認といいます。では、こういった機能が障害された場合に、どのような不自由さを感じやすいかというと、
上記の障害は、他者とのコミュニケ―ションに不自由さを生じさせます。
認知症において、これまで説明したさまざまな機能の障害のされかたの強弱は人それぞれによって異なります。つまり、人によって不自由さが異なるということは、その不自由さを補う周囲の人の援助の方法も人それぞれ異なってきます。
今回は、記憶以外の面から、認知症を有する人がどのような不自由さを感じやすいか、ということについてお話ししました。次回は、この不自由さに対して、周囲の人がどのように対応したらよいか、ということについてお話したいと思います。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには地域のかかりつけの医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけの医師にご相談下さい。
認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535
認知症疾患医療センター CP 阿部
9月10日・11日と毎年参加させて頂いている川崎医療福祉大学で行われた日本医療秘書実務学会へ参加しました。
全国の医療秘書の業務内容や今後の課題を見つけるとても貴重な場で、様々な視点からの研究発表があり医療秘書の範囲の幅広さを毎年感じています。
また、10月1日は岡山旭東病院で行われた医師事務作業補助者のケーススタディ、グループワークに参加してきました。各グループに分かれ様々な病院の医療秘書さんと業務内容の話しや、各病院の工夫等をお互いに情報交換しました。
同職種として病院は違いますが、同じ悩みも分かちあう事もでき、新たな出逢いを結ぶ事ができました。今後もこのご縁を繋げて行きたいと思います。この9月に全国9件目の医師事務作業補助研究会の支部組織が岡山に設置されたようです。
私達、倉敷平成病院医療秘書も、地方会や大会に参加し医療秘書の位置付けの向上の為にも関わっていきたいと感じました。
医療秘書 U