お花見

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

寒い冬が終わり、暖かく桜の季節になってきました。日本人の大好きなお花見の季節です。リハビリステーションピースの利用者の方も、お花見を待ち望んでいました。
そこで、リハビリステーションピースでは、お花見&お食事ツアーを企画しました。内容はかもがた茶屋にて昼食を食べ、酒津公園での散策コースにしました。
かもがた茶屋では、普段は小食の方もお刺身やてんぷらなどの豪華な食事に目を輝かせ、お食事を楽しまれていました。酒津公園では、見事に咲いた桜を眺めながら、ゆっくりと公園の中を散策しました。また、道中の車内では桜にちなんだ思い出話に花を咲かせていました。
今回は、約80名もの方にご参加いただきました。
今年は、気温も少し低く桜が咲いている期間も長かったので、多くの利用者の方に桜を楽しんでいただけました。
今年もリハビリステーションピースを利用していただくことで、元気に健康で過ごされ、来年もまた利用者の方とお花見を楽しむことができたらと思っています。

ピースガーデン倉敷 介護士 林 孝光

医師紹介掲示板リニューアル!

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、病院正面玄関に設置している医師紹介プレートを一新いたしました。

写真の大きさや、文字の大小、診療科の帯の色などのフォーマットを統一しております。

4月より着任された常勤の医師、都築先生、上利先生、廣瀬先生、佐々木先生の4名と、
他に4名の非常勤医師も掲載しています。

医師の一人一人の顔の大きさが以前より大きくなっており、病院の雰囲気も明るく感じられ、患者さんも関わりのある先生方を見つけるのが楽しくなるのではないのでしょうか?

ぜひ一度ご覧ください。

秘書・広報室

足底板の勉強会

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

先日、リハビリ部の先輩に紹介していただき、他病院主催の足底板の勉強会に参加してきました!

足底板とは、靴の中敷きのことで、足の裏の形に合わせて作成したものです。歩くときの痛みを解消し、楽な歩行を可能にします。

今回の勉強会では、講師の方に歩行などの動きから個人に合った足底板を作成する流れを教えていただきました。足の裏は床と接地する部分であり、足部がうまく機能することで、関節の連鎖的に膝、股関節、上半身の動きまで変化させることができます。実際に、足関節の動きを少し変えるだけで、腰をまわしやすくなったりと上半身の動きやすさを実感しました!

足底板は、足に合わないものを作成すると逆に疼痛を強めたり、動きにくくなったりすることがあります。個人に合った正確な足底板を作成するには、解剖学・運動学の知識が必要であり、また、歩行などの動作の正確な評価行うことも必要です。

入職して早くも1年たち、今年から2年目となります。リハビリ部には新人の後輩も10名入職しました。自分の知識だけでなく、患者様の動きを評価する力を高めるように、今後も今回のような勉強会に参加し、より良い治療を提供できるように努めていきたいと思います!

2年目PT H

 

 

 

 

安全運転を心掛けて

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

岡山は日本一ウインカーを出さない県といわれているようでクルマも人もペットまで プチプチに包まれた街のCMがありました。

交通安全県民運動期間はおまわりさんが スピードやシートベルトの取り締まりをしているのを見かけたり、地域の方が交差点で交通ルールを 守るよう呼びかけたりと事故に巻き込まれないよう見守ってくれていました。 新学期はランドセルが歩いているような一年生や自転車通学が始まったばかりの中学生、 高校生も増えています。運転にはより一層注意が必要です。

前置きが長くなりましたがなぜかというと訪問看護は『クルマの運転』もお仕事だからです。
結構遠くまで行くので少しスピードを出したくなることも・・・そこは制限速度内で急ぎます。 運転中にご利用の方のことを考えていることもあります。(この前ずいぶん調子が悪かったけど今日は お風呂入れるかな?足の傷はよくなっているかな?) いけない、いけない運転に集中!と自分に言いきかせます。
到着すると「待っていたよ、 今日は調子いいみたい」明るい声にほっと一安心。嬉しくなります。なので今日も 事故に遭わない、起こさない、気を引き締めてクルマを走らせます。

訪問看護 K

 

月経痛の鍼灸治験例

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

40歳代の女性が月経痛を訴えて来院されました。以前にも多少月経痛がありましたが、半年前から月経の直前から月経2日目までの下腹部痛が強くなりました。月経血の色が暗く、中に黒い血塊が混じることもあり、また手足の冷えもよく感じます。婦人科に受診した際、子宮筋腫と診断を受けました。
普段、胃腸が弱く、胃もたれや腹部の張りなどの症状をよく感じます。胃のあたりに触ってみたら、振水音があり、舌に厚い白苔がついていました。
鍼灸の理論から見れば、月経血の中に黒い血塊は瘀血(おけつ)の現象と見られ、胃のあたりの振水音と厚い白苔は水分代謝が悪く、胃腸に痰飲(たんいん)が停滞している症候と見られます。
治療は胃腸機能の改善及び瘀血と痰飲の除去を中心に行いました。配穴は、気血をめぐらすために中脘、期門、気海、内関、足三里、地機(ちき)、肝兪などのツボを、子宮内の循環を良くするために合谷、三陰交、帰来(きらい)、次髎(じりょう)のツボを、水分代謝の改善に水分、天枢、水道、陰陵泉(いんりょうせん)、大腸兪などのツボを使いました。月経が始まる前に2回施術した結果、その月の経血の色が鮮やかになり、痛みもかなり軽減されました。まだ下腹部の張り感や月経中に黒い塊も少量あるので、しばらく鍼灸を継続されました。

ヘイセイ鍼灸治療院 MK

認知症のタイプとBPSD

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

前回は、支援する人の負担に繋がりやすいとされる、認知症に伴う行動・心理的症状(BPSD)に関してお話ししました。認知症における心理・行動症状(BPSD)は、さまざまな要因が複雑に絡み合って生じる副次的な症状であるというお話をしましたが、今回は認知症の種類に由来する(疾患の中心的な症状ともいえる)心理・行動症状について少しお話したいと思います。
まずはおさらいから。認知症という単語は、認知機能障害を生ずる疾患の総称を意味しています。下の図ではこの認知症状を引き起こす代表的な病気・病態を示しています。

今回は、上の図のさまざまな認知症を引き起こす疾患のなかでも、レビー小体型認知症について、その特徴とBPSDについて取り上げてみたいと思います。下の図はレビー小体型認知症に特徴的な症状を示しています。

レビー小体型認知症を有する方が、これらの症状すべてを必ず伴うというわけではありませんが、アルツハイマー型認知症の症状とは実に異なる様々な症状がレビー小体型認知症ではみられます。さらに、上記の症状が記憶障害よりも先行して現れるケースが多いことも、アルツハイマー型認知症とは大きく異なる特徴と言えます。 今回のお話では特に、認知症の範囲で分類されているアルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症をBPSDの側面から比較してみてみましょう。下の図をご覧下さい。

アルツハイマー型認知症のBPSDは、これまでお話してきた記憶障害+α(前回のお話をご参照ください)に基づくことが多いものの、レビー小体型認知症のBPSDでは、視覚認知機能障害(何がどのように見えるか、という脳の情報処理の障害)に基づくことが多いようです。つまりそこにはないものが見えないものが見えたり(幻視)、ある物を見た時に別のものに見えたり(誤認妄想)するような症状はレビー小体型認知症におけるBPSDの大きな特徴の一つと言えるでしょう。

上の2つの図は、レビー小体型認知症の幻覚とそれに伴う妄想の一部の例を紹介しています。レビー小体型認知症を有する方が感じる幻覚には、非常に強い現実感を認識され、同時に恐怖や不安な気持ちを伴うケースが多いようです。
つぎに、睡眠に関してもレビー小体型認知症では特徴的な症状があります。
一般的に人は、一晩の睡眠の中でも、からだの睡眠と脳の睡眠が交互に複数回入れ替わっています。専門用語では「レム睡眠」「ノンレム睡眠」といいますが、テレビなどでお聞きになったことがある方も多いのではないでしょうか。レビー小体型認知症では、レム睡眠の状態にあるときに寝言や大声、何かの行為様の動作などがみられるケースが多くあります。

今回は認知症のタイプとBPSDについて、レビー小体型認知症を例にお話しました。アルツハイマー型認知症を有する方のご家族の負担と、レビー小体型認知症を有する方のご家族の負担の質は大きく異なることが多いと言われています。(他の認知症のタイプにも同様のことが言えます)家族の介護にまつわる負担・悩みの共有(ピアカウンセリング)などの機能を持つ家族会などのコミュニティに関しても、近年では、認知症のそれぞれのタイプに応じた会の細分化が進みつつあるようです。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。
認知症疾患医療センター相談室
直通電話番号:086-427-3535
認知症疾患医療センター CP 阿部弘明

歩いて学ぶ糖尿病 おかやま後楽園ウォークラリー

岡山の後楽園内を歩く「第16回歩いて学ぶ糖尿病 おかやま後楽園ウォークラリー」が4月9日(日)に開催されました。倉敷平成病院からは5名の患者さんと、スタッフとして7名の職員が参加しました。
ここ数年間はあいにくのお天気で中止となっていたウォークラリーですが、なんと4年ぶりの開催!さらに後楽園の桜も満開と絶好のウォークラリー日和でした。
参加者の皆さんは元気いっぱいで、チェックポイントにあるクイズや輪投げなども楽しみながら、けがや低血糖で倒れることもなく無事に完歩することが出来ました。このウォークラリーではゴールの速さではなく、あらかじめ設定され隠されていた目標時間に近いチームが多くの得点をもらえ、そこにクイズや輪投げの得点が加算され順位が決められました。倉敷平成病院は3kmコースを歩いたのですが、同じコースの参加9チーム中、見事1位に!糖尿病にまつわるクイズも全問正解でした。

 

そしてウォークラリーの後は、毎年恒例の食事会を岡山プラザホテルで開催しました。事前にシェフと当院の管理栄養士で打ち合わせを重ね、献立内容や塩分量などの調整を行ったヘルシー献立を頂きました。ウォークラリーでお腹もペコペコでしたが、季節の食材をふんだんに使った美味しいランチにお腹もいっぱい大満足。食事の後には当院の倉敷生活習慣病センター診療部長の青山医師より運動と食事の大切さについてのお話もありました。

糖尿病ウォークラリーは毎年この時期に開催されるので、今回参加されなかった方でも興味のある方は是非、倉敷生活習慣病センタースタッフまでお声かけ下さい。皆様の参加をお待ちしております。

栄養科 管理栄養士 MS

岡山県医師会報 女医部会報に掲載されました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2017年3月25日発行の岡山県医師会女医部会報に当院の女性医師を支援する取り組みが掲載されました。岡山県医師会女医部会は、地域、福祉活動の拠点である医師会を充実強化するため、女性医師の立場から、住民の医療、福祉の要望(ニーズ)を反映した幅広い意見を提示するなど、開かれた魅力ある医師会の構築に向けて活動すること及び女性医師の親睦、社会的地位の向上を図ることを目的として、女性医師が働きやすい環境であって欲しいという思いで発足したとのことです。
この度、女医部会より「シリーズ女性医師支援病院の取り組み」への執筆依頼がありました。
倉敷平成病院では、現在常勤医師数の約30%を占める9名が女性医師で、そのうち3名が高校性以下のお子さんの子育てをしながら勤務しています。女性医師の様々なニーズに対応し、働きやすい環境を整備している内容が紹介されました。

秘書・広報室 はる

 

湿布薬の処方枚数について

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

「痛いところがたくさんあって湿布を出来るだけ多く貰えないかしら。」

以前であれば一度に10袋…20袋と処方されていた湿布薬ですが、2016年4月から処方枚数に制限ができました。

これは、1回の処方につき湿布薬は70枚までというルールです。なぜ、このようなルールが出来たのでしょうか。現状の問題点として、1回に70枚以上の湿布薬が処方されている患者さんの人数は月に30万人を超えていました。そこで、処方枚数の制限により年間数十億円の医療費削減が期待できるそうです。…数十億円って凄いですね!!!!!!!(◎-◎;)

そもそも湿布薬は肩こりや腰痛など汎用性が高く、家に常備しておいても困らないという理由から、必要以上に処方されてきたことが考えられます。このルールにより、医療費削減と併せて、医薬品の適正使用に繋げていきたいですね。

ただし、貼る場所がたくさんある場合や通院が困難等、細かい決まりはありますが、医師が必要と判断した場合は70枚以上処方が可能です。詳しくはお近くの薬局や医療機関にお尋ねください。

 

薬剤部 なか

つれづれに・・・・・・・

 お彼岸を過ぎ、遠い春雷・そよ風に運ばれる花の香り・軽やかに響く小鳥のさえずり・心地よい春眠など、視覚・聴覚・触覚・嗅覚などの五感をとおして、ようやく春の気配を肌で感じられるようになりました。ただ今年はことのほか春の訪れが遅いようです。気象庁の発表では4月3日ソメイヨシノが満開を迎えたようですが、倉敷では開花をようやく迎えたとテレビ放送で聞き、平成病院の駐車場に行き、写真をとりながら、少しばかり春を感じてきました。

 さて、3月下旬~4月初旬は転勤や進学・就職など、新しい環境のなかで適応・変化しなければならないといった意味でも、あわただしい季節でもあります。

我々、ケアセンター・ショートステイの部署にも新卒の仲間を迎えることができました。こういった職場の内的な変化とともに、ショートステイに対する社会・制度的に求められる外部環境の変化に

対応可能になるためにも、『新年度に向けた目標を急いで考え、ショートステイのリハビリとして進化していかなきゃネ!』と桜を見ながら思う、私でした。

look like a young PT