ショートステイのゴールデンウィーク

5月はゴールデンウイーク♪がありましたね☆旅行に出かけられる方もこの時期は多いのでショートステイでは、毎年ご利用いただく方が多く満床になることもあり心構えをしておりましたが、キャンセルもあり、予定よりも穏やかに過ごしました。

5月5日はこどもの日でしたね。最近では在宅事情もあり、昔に比べ街中に「屋根より高く泳ぐ鯉のぼり」が 減ってきたような気がします(^_^;)
皆さんのおうちの近くでは鯉のぼりは上がっていましたか??
なんと!!ショートステイでは鯉のぼりが天井を元気に泳いでいます★
朝は涼しかったり、昼間は暑かったりしますが風邪など引かれていませんか?? ショートステイでも水分を進め、脱水にならないように注意しています!!

ケアセンターショートステイ  介護福祉士  o

臨床検査部より

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

すっかり暖かくなり、春から初夏へとうつりゆく今日この頃、皆様いかがおすごしでしょうか。
今年は検査部にも4月から新入職員が3名入ってきました。
学校を卒業したばかりでまだまだ初々しさが残る彼らを見ていると、自分の社会人1年目のことを思い出します。仕事を覚えることに必死で失敗ばかりでしたが、周りの先輩方に助けられながら徐々に慣れていった気がします。そしてこれからの社会人としてのスタートに胸をおどらせ、一人前の検査技師になるぞと意気込んでいました。

あの頃思い描いていた検査技師になれているのか、もう一度初心に戻り、患者さんのお役にたてるよう日々精進していきたいと思います。そしてまだまだ不慣れな新入職員をサポートしつつ、検査部一丸となってより良い検査室にしていきたいと思います。

臨床検査部 H・K

造影剤を使用する検査について

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

今回は、造影剤を使用した検査についての注意点についてお話ししたいと思います。
皆さんの中にも受けたことのある方がいらっしゃると思いますが、造影剤とは、体の異常をわかりやすくするお薬で、おもに腕の静脈から注入します。病気の中には造影剤を使用しないと見つけることのできない病気がたくさんあります。
とはいえ、薬を使用する上でやはり心配な点がいくつかあると思います。
代表的な点についていくつかお答えします。
① 造影剤は体に害はない?
ほとんどの人は異常なく検査が終わりますが、稀に下記のような副作用が検査中もしくは検査後に生じる方がいます。
・軽い副作用
吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、発疹、かゆみ、発熱、せき など
・重い副作用
重い不整脈、ショック、けいれん、腎不全、意識消失 など
・血管外漏出
稀に造影剤が血管外に漏れ、痛みや腫れが生じ検査ができない場合もあります。
② 遅発性副作用について
造影剤を用いた検査を受けられた方の中で、検査終了後1時間程度から数日後に、遅れて上記症状の造影剤副作用が見られる場合があります。もし造影剤検査を受けられ遅発性副作用と思われる症状がありましたら、病院までお問い合わせ下さい。
③ どんな人に副作用が起こりやすい?
次のような既往歴がある方は、造影剤副作用が比較的起こる頻度が高いので、必ず検査の前に担当者に申し出てください。
・今までに造影剤による副作用を起こしたことのある方
・喘息などアレルギー性疾患をお持ちの方(アレルギー体質の方)
・心臓の病気、腎臓の病気、糖尿病、甲状腺の病気をお持ちの方
④ 造影剤の副作用は防ぐことはできない?
造影剤による副作用発生をあらかじめ予知する事はできません。
ただ、検査前に水分を多めに摂ると副作用の発生頻度が少なくなると言われています(検査によっては水分を摂れない場合があります。担当者にご確認ください)。
※造影検査をお受けになる場合には、検査説明に納得された上で検査同意書の記入をお願いしています。
⑤ 糖尿病薬の休薬が必要
ヨード系造影剤(造影CT検査)使用前後の糖尿病薬の一部(ビグアナイド剤)に休薬が必要になります。 期間は造影検査前後3日間です。
但し、造影後の腎機能回復に不安がある場合には医師の判断で再開時期を検討致します
⑥ 検査前の食事について
造影剤を使った検査の場合、検査前の一食は摂らないようお願いします。検査部位によっては飲水も不可の場合がありますので、ご了承ください。
※ 検査により内容が異なりますので、詳しくは病院スタッフにおたずねください。
⑦ 検査後の注意事項
帰宅後は入浴や食事、運動などの日常生活は普段どおりでかまいませんが、以下の点に注意してください。
・検査終了後、造影剤を早く体から出すために、水分を多めに飲んで下さい。アルコール以外であれば何でもかまいません。
・帰宅後、皮膚のかゆみや発疹がでたり、気分が悪くなった場合には、夜間でもすぐに病院までご連絡又は来院してください。

上記のように気を付けて頂かなくてはならない点が多いため、若干煩わしくもあると思いますが、病気の発見率の上昇に繋がる検査法ですので、もし、造影検査を受ける機会がありましたら、ぜひご協力頂きたいと思います。
放射線検査、または造影検査について分からないことがありましたら遠慮無く当院放射線部スタッフにお尋ねください。

放射線部 千

1)認知症疾患医療センターの役割について①

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

認知症疾患医療センターには5つの役割があります。①各種検査データや事前相談など多くの情報を元に診断を行い、②適切な治療方針を決定し、③内科的異常の早期発見・治療し、④かかりつけ病院との情報共有を行い、連携して治療にあたります。また、地域や行政など、関連機関などの部門とも連携し、よりよいケアの方法を患者様、ご家族の方々と共に考えていきます。また、⑤認知症に関する教育・啓発機関として機能することも、患者様と患者様の援助に携る方々を総合的にフォローしていくために、とても重要な役割となります。
まず、今回は役割①:鑑別診断について、ご説明します。
①鑑別診断
もの忘れを引き起こす原因には様々なものがあり、数十種類もの疾患が、もの忘れを引き起こすことがわかっています。

かならずしも脳の問題とも限らず、ビタミンB群の欠乏であったり、甲状腺の機能低下であったり、服用している薬剤による影響や、肝臓、腎臓など臓器の働き具合によっても、二次的に脳の働きが影響を受けることがわかっています。原因と考えられる疾患が多数存在するために、種々の専門的な検査や、もの忘れ専門医による問診など、さまざまな情報をもとに、患者様のもの忘れの原因を鑑別することが、認知症疾患医療センターの重要な役割の一つとなっています。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはご相談を!
認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター CP阿部

乳がん検診のすすめ

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

新しい年度が始まり、平成脳ドックセンターの受診者数も増えてきました。

行政が行う特定検診やガン検診も6月からスタートします。
当センターや倉敷平成病院の乳腺外科で行っている乳ガン検診も、毎年大勢の方に利用していただいています。

乳ガンは早期発見・早期治療でほとんどが治るガンであり、患者さんの約半数がご自分で乳房の異常を見つけているそうです。だからこそ年一回、病院での検診と自己検診をお勧めします。

そこで今回は自己検診ができる乳ガンのチェック方法をご紹介したいと思います。

月に一度のペースで行ってみて下さい。
閉経前の方→月経終了後の1週間~10日の間
閉経後の方→一定の日にちを決める

1.「見て」くぼみ・ふくらみ・ただれ・変色・ひきつれなど確認
2.「さわって(立位と横位)」しこりがないかどうか、ワキの下も確認
3.「つまんで」血が混じったような分泌物が出ないか確認

※異常を見つけたら、乳腺外科への受診をお願いします。

《 こんな人は要注意 》
遺伝:母親や姉妹に乳ガンになった人がいる
出産:出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がない
月経:初経年齢が早い、閉経年齢が遅い

毎月の自己検診と年一回の病院での検診で乳ガンを予防しましょう。

参考:認定NPO法人J.POSH事務局

脳ドックセンター Y.K

 

介護予防の必要性

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

『平均寿命』と『健康寿命』という言葉をご存知でしょうか。

平均寿命は、平均的に何歳までに寿命を迎えるかを表すもので、健康寿命は、健康上の問題がない状態で日常生活を送ることができる期間を表しています。平成25年の日本人の平均寿命は、男性が80.21歳、女性が86.61歳。健康寿命は、男性が71.19歳、女性が74.21歳となっています。平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があります。男女ともに、約10年介護が必要な状態や寝たきり状態となり、何らかの介護サービスを利用する必要があると言われています。平均寿命を延ばすことはもちろんですが、今後は健康寿命をいかに延ばすかが大切になると考えられます。

そして、これからの日本は若い人の数が減り、高齢者の数が増える『少子高齢化』がますます進むと言われています。若い人の数が少なくなるということは、将来的に介護の担い手の数も少なくなるということが考えられます。「今はまだ元気だから自分には関係ない。」と思われている方も少なくないと思いますが、いざ自分に介護が必要となったとき、十分な介護を受けられなくなる可能性が高くなります。できるだけ長く、元気で自立した生活を継続するためには、早期からの介護予防が必要となります。「まだ大丈夫」と思っているときから、定期的な運動習慣を身につけることが大切です。

しかし、いざ自分で運動習慣を身につけようと思っても、「運動はしないといけないと思うけれど、何をすればいいかわからない。」、「自分1人ではなかなか長続きしない。」、「どんな運動が介護予防に繋がるかわからない。」と感じる方も多いと思います。

介護予防に効果的な運動習慣や知識を身につけるために、専門家による指導を受けてみてはいかがでしょうか。

《 問い合わせ先 》
社会医療法人全人会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL0864271128 あいやま

効果的な介護予防のために

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

皆さんは、「介護予防」のために、筋肉を意識して運動されていますか?

前回(2017年4月11日)、前々回(2017年3月9日)に、サルコペニアと筋肉の種類とトレーニングについて紹介をさせて頂きました。今回は、より効果的な筋力トレーニングの種類と頻度について紹介します。

「介護予防」のために、どこの筋肉を意識して運動するのがいいのでしょうか。

介護予防を目的とした筋力トレーニングは、65歳以上であれば、特に、食事・排泄・整容・移動・入浴等の能力や生活活動量と関連の深い筋や加齢による萎縮が著しい筋を中心に筋力トレーニングを実施することが重要であると考えられています。例えば、歩行能力の維持向上のためには、萎縮が生じやすい大腿四頭筋やヒラメ筋のトレーニングとして、スクワットなどを行い、起居移動作能力の維持向上や寝たきり予防のためには、体幹深部筋のトレーニングとして、深呼吸や背筋を伸ばした状態で座っておくことが有用といわれています。

では、週に何回、筋力トレーニングを行うのがいいのかご存知でしょうか?

一般的には、週2~3回が適切な運動頻度であるとされています。その理由は、筋肉は運動によってダメージを受けると筋肉の線維が壊れ、その筋肉の線維が回復するためには、48時間必要といわれているからです。

いかがでしょうか。今回は「介護予防」のために、どこの筋肉を意識し、週に何回運動すればいいか、お伝えしましたが、当通所リハビリテーションでは、筋肉の線維の回復過程を重要視し、週2~3回のご利用をお勧めしています。楽しみながら運動が出来るようなプログラムを実施しているので、興味がある方は、いつでも見学にお越し下さい。

倉敷老健通所リハビリテーション 介護士 中山

笑顔いっぱいのこいのぼり

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

5月5日はこどもの日。こどもの日と言えば屋根より高いこいのぼり!と言うのはもしかしたら今は昔なのかもしれません。
住宅事情なのか、はたまた現代人はこいのぼりを上げる時間すら惜しいのかはわかりませんが、昔に比べて街を泳ぐこいのぼりが減ったのも事実で私自身寂しく思っているところです。

皆さんのおうちの近所ではこいのぼりはあがっていましたか?わたしたちデイサービスドリームはないなら自分たちで作るをモットーに5月5日こどもの日当日こいのぼりの壁画作りにチャレンジしました。

私は4月にデイサービスドリームへ異動してきたばかりですが、定員20名という規模は思った以上にアットホームな雰囲気で、創作をする際も皆さん心の距離が近い!そして、なじみの方ばかりの関係性がそうさせるのか、自然に役割分担もできていて、「〇〇さんはこれして」などと指示を出す方がおられれば、黙々と作業を進める方、楽しくこいのぼりの歌を口ずさむ方もいて、この人数ならではの一人一人の顔が見える現場を新鮮に感じているところです。

ご利用の方々とスタッフで協力してあっという間に完成したこいのぼりの壁画は、デイサービスドリームの玄関で新しく5月の顔になりました。写真は、完成を記念しての1枚ですが皐月晴れの空を悠然と泳ぐこいのぼりをバックに皆さん満面の笑顔です。

これから、デイサービスドリームをもっと「良くなる、感動する、楽しい、キラキラ輝く、デイサービス」にできるよう私も頑張っていきますのでよろしくお願いします!

デイサービスドリーム 介護福祉士S.T

インスリン製剤の夏場の保管についての注意

カテゴリー: 糖尿病療養指導士, 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

いよいよ立夏も過ぎ、夏がやってきました。これからお出かけする機会も増えますが、インスリン製剤は、高温保管にならないように温度管理が大切です。インスリン製剤を使用されている患者さんは、夏場の保管について、もう一度おさらいしておきましょう。

使用中のインスリン製剤は室温30℃以下の室温で保管をしてください。未使用のインスリン製剤は、冷蔵庫で(冷気の吹き出し口付近を避けて、凍結しないように)、2~8℃で保管してください。もしインスリン製剤が凍結してしまった場合は、使用しないでください。

1. 高温保管になると、インスリンに異常(かたまり)が見られたり、懸濁製剤が混ざらなくなることがあります。卵を焼くと白くて固まるように、熱によりタンパク質が変性してしまうためです。特に自動車内部は高温になるので、インスリン製剤を自動車内に放置しないように気を付けましょう。海水浴やキャンプでも、高温にならないように注意してください。
2. 旅行などの際は、カバンの中に入れて持ち歩いて構いませんが、直射日光に長時間当てず、熱くならないように注意が必要です。夏の旅行など炎天下で長時間持ち歩く時は、冷蔵庫で冷やした保冷剤を、インスリン製剤に直接ふれないようにタオルで包み、いっしょに保冷バックに入れると良いでしょう。
3. 針はインスリンを注射するたびに新しい針をつけましょう。インスリン注射が終わったら、針をつけたままにせず、必ず針を外して、キャップをつけて保管しましょう。

普段は透明なのに濁っているインスリン製剤や、中に異常(かたまり)が見られるインスリン製剤は使用せず、新しい製剤を使用してください。予備のインスリン製剤が無い場合は、速やかに受診して新しいインスリン製剤の処方を受けてください。使用できなくなったインスリン製剤は、家庭ゴミとして廃棄をせずに医療機関に持参してください。

また、自己血糖測定用の測定チップ(グルテストセンサーなど)も高温には弱いので、高温で保管しないよう注意しましょう。インスリン製剤だけでなく、「ビクトーザ」、「トルリシティ」などのGLP-1製剤や、骨粗鬆症治療薬「フォルテオ」なども、夏場の温度管理には注意が必要です。今の間に、それぞれの注射製剤に関する注意をよくおさらいしておき、楽しい夏を迎えましょう。

糖尿病療養指導士&薬剤師 いっちー

栄養科通信vol.117 ~疲れ目によい栄養素とは?!~

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

人間は約8割の情報を目から得ていると言われています。近年は、パソコンやスマートフォン、テレビなどで目を酷使する場面が多く、目の疲れや痛みを感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は特に目と関わりの深い栄養素や成分について調べてみました。

●ビタミンA
目の乾燥を防ぎ、網膜や角膜の役割をサポートし涙の量を一定に保ってくれます。
多く含む食品…うなぎ、肉類、小松菜やほうれん草などの緑黄色野菜。

●ビタミンB群
視神経の働きを活発にする栄養素で、目の粘膜組織の生成を助けます。
多く含む食品…豚肉・青魚・豆腐・落花生など。

●ビタミンC
細胞の結合組織であるコラーゲン合成に働いて血管を強くします。不足すると目の毛細血管が弱くなり、視力低下につながります。
多く含む食品…果物、ジャガイモ・さつまいもや、緑黄色野菜など。

●アントシアニン
網膜の中にある「ロドプシン」という物質の再合成を促して疲れ目を解消する働きを持っています。
多く含む食品…ブルーベリー、黒豆やぶどうなど。

●ルテイン
眼球内に存在しており、水晶体や網膜の酸化を防ぐという大変重要な役割を持っています。
多く含む食品…緑黄色野菜など。

●DHA
体内に存在するDHAの多くは網膜や視神経に存在して網膜の働きを高め、視力改善に役立っています。そのため、不足してくると眼精疲労が起こりやすくなります。
多く含む食品…青魚など。

このように、疲れ目を解消するために摂りたい栄養素はたくさんありますが、残念ながらこれさえ食べれば治る!という食べ物はありません。結局、肉や魚、野菜や果物などをバランスよく食べる食生活を日ごろから心掛けることが基本となります。これは疲れ目だけでなく、健康的な毎日を送るためにも大切なことです。目の疲れがなかなか解消しないと悩んでいる人は食生活の見直しを行ってみてください。

管理栄養士 K.M