倉敷平成病院喫茶「スマイルキッチン」(サービス棟2階)の令和元年度年末年始営業のご案内です。
年末12月28日(土)まで通常営業。
12月29日~1月3日の間はお休みです。
1月4日(土)より通常営業いたします。
なお、1月5日(日)はお休みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
秘書・広報課
11月16日(土)に第1回倉敷老健地域貢献プログラムを開催致しました。
内容は、マットレスをテーマにした勉強会と体験会です。
まず、マットレスの特徴について説明を行い、そのあと低反発マットレス、エアマットレス、レスキュー機能付きマットレスなど8種類のマットレスに実際に寝てもらい、体験をしていただきました。
参加者からは、「エアマットは浮いた感じがして落ち着いて寝られそうにない」「柔らかすぎて起き上がりにくい」「このマットレス欲しい」などいろいろな意見が聞かれました。
同じマットレスでも「良かった」という意見や、反対に「(私には)合わない」という意見が聞かれ驚きました。
マットレスは床ずれ予防や睡眠の質にもつながります。人それぞれ体格や感覚も違うため、その方に合ったマットレスを選ぶことが重要であることを再認識することができました。
地域の方や市内の施設の職員も参加してくださり、少人数ながら和気あいあいと楽しく行うことができました。地域貢献プログラムは来年も開催致しますので、ぜひご参加ください。
介護職員 S
寒冷の候、今年も余日少なくなってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。予防リハビリをご利用の方々は寒さに負けず運動に励まれています。
さて、全仁会では11月10日(日)に倉敷市民会館にて第54回のぞみの会を開催いたしました。今回は整形外科部長の松尾真二先生が「腰痛と骨粗しょう症について」をテーマにご講演されました。
そのテーマに合わせて、リラックスタイムでは腰痛予防の体操を予防リハビリのスタッフが担当させていただきました。今年の参加者は約500人ということで、普段集団体操を行っている予防リハビリのスタッフも少しばかり緊張しながら体操に臨みました。参加者の中にはいつも予防リハビリをご利用の方も多数おられ、開会前に声を掛けてくださったことでリラックスして体操に臨むことができました。
体操の内容は、椅子に座った状態で行える頚部から肩関節、腰部にかけてのストレッチを中心に実施しました。こちらの声かけに合わせて会場からも声を出してくださり、会場が一体となって良い雰囲気の中で体操を行うことができました。
体操の最後には、左右の手で違う動きを行う脳トレにチャレンジしていただきました。ご参加の皆さんだけでなく一緒に体操を行ったスタッフも間違える場面があり、間違ったことをみんなで笑い合いながら、楽しんで行うことができました。
普段とは違い、大人数の前での体操は緊張しましたが、終わった後の達成感も大きくとても良い経験をさせていただきました。今後もこの経験を生かし、健康体操などに取り組んでいきたいです。
理学療法士 S
◎お問合せ◎
社会医療法人 全人会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリテーション)
TEL:086-427-1128 (相談担当:大段、川原)
朝晩すっかり冷えるようになり、布団から出るのが段々億劫になる季節になってきました。この時期から流行するのがインフルエンザです。
ここでは通所ではインフルエンザの予防に関しての取り組みをご紹介したいと思います。
まず、第一に菌の持ち込みをしない為の消毒です。
通所リハビリは毎日約150~170人くらいの利用者が出入りします。その為、感染の拡大に十分注意しないといけません。そこでフロア入り口の前に消毒液(アルコールジェルタイプ)を設置し、来所された方は必ず手の消毒を行ってもらうように徹底しています。
次に空気の入れ替え(換気)です。密閉された空間だと菌はどんどん蔓延してしまうため、通所では1時間に5分程度、空気の入れ替えを行っています。12月~3月は、寒さにより換気がおろそかになりやすい為、意識していくため職員に全体通知をおこない、換気の際は、利用者様に必要性を伝えながら行っています。毎トイレ後や食事前の石鹸での手洗いを職員自ら行い、利用者様に声かけを行っています。
最後に、物品の消毒です。物品からの二次感染も問題です。そこで12時の昼食前・15時のおやつ前に手指消毒を行い、また手すりやドアノブ、各机をアルコールタオルで拭き、勤務終了後の掃除の時間に、同じくアルコールタオルで机・椅子・リハビリ器具等を一つずつ丁寧に拭いています。これにより物品からの二次感染を防いでいます。
来所時、血圧測定と検温の実施、咳、鼻水等の風邪症状や体調不良の確認を行っています。
職員は、感染予防の為、11月よりマスク着用、流行期には利用者様にマスク着用をお願いしています。
このようにして通所リハビリでは、インフルエンザに「かからない」「うつさない」「広げない」を実践していますインフルエンザはこれからの季節、どんどん流行するため、予防と蔓延防止に努めていきたいと思います。
また、通所リハビリに体調不良なく、元気に笑顔で利用され、通所リハビリに通って元気になれるように、職員一同、頑張っていきたいと思います。
介護福祉士 N
岡山県では、令和元年11月28日にインフルエンザ注意報が発令されました。これは定点あたりの報告数がインフルエンザ注意報発令基準の1.00人を上回ったからです。
皆様はもうワクチンの接種は受けましたでしょうか?流行シーズンに突入し、感染予防に更に努めることが必要となりました。そこで今回は岡山県感染情報センターにも書かれている【予防】と【かかったかな?という時には】を紹介します。
【予防】
・帰宅後は手洗いをしましょう。アルコールを含んだ消毒剤で手を消毒するのも効果的です。
・十分な睡眠をとり、バランスの良い食事を心がけて、抵抗力をつけましょう
・高齢者や慢性疾患を持っている人などは、人混みを避けましょう。
・室内では加湿器を使うなど、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう
【かかったかな?という時には】
・早めに医療機関を受診しましょう(受診時にはマスクを着用してください)。
・人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等へ行かないようにしましょう。
・周りの人にうつさないように『咳エチケット』を心がけましょう
・水分を十分とり、安静にして休養をとりましょう
『咳エチケット』とは・・・
1.周囲の人からなるべく離れましょう。
2.他の人から顔そらせ、ティッシュやそで口などで口と鼻を覆いましょう。
3.口と鼻を覆った手は、すぐに石鹸で丁寧に洗いましょう。
4.咳やくしゃみが出ている間はマスクを着用しましょう。
当院認知症疾患医療センターのセンター長W先生も風邪気味です・・・。皆様はしっかり予防して新しい年を迎えましょう!
看護師 A
今月の作品のテーマは『冬の森』です。
冬を連想させるような雪の結晶や雪に覆われたような白い大きな木が印象的な作品となっています。
また、その大きな木に吸い寄せられるように集まってきた可愛らしい動物たちが素敵です。
雪の結晶はご利用の方が型紙を使い、千代紙に鉛筆で型取ってたくさん切ってくださいました。
動物は印刷されたものを切っていただきましたが、どちらの作業も非常に細かい為、
ご利用の方はかなり集中して取り組んでおられました。
1つ仕上げるのに、ほとんどの方は5分以上かかっていました。
全体の仕上げの際も、積極的に「これはここに貼ったらどう?」や「ここが寂しいから何か貼ろうよ」などとたくさんの意見を出してくださいました。
ご利用の方と職員が知恵を出し合い、最高の作品に仕上がったと思います。
いかがでしょうか?
通所リハビリテーション 介護福祉士 H
11月14日(木)、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて褥瘡対策委員会・フットケア委員会による下半期合同勉強会を開催し、77名の方がご参加くださいました。
前半は倉敷生活習慣病センター診療部長の青山先生より、「糖尿病入院患者さんの治療の実際」についての講義が行われました。糖尿病治療は3本柱の食事療法・運動療法・薬物療法だけでなく、まずは飲水や点滴・経管栄養による水分量を確保すること、食事開始1時間後の運動が大切であるということを教えて頂きました。
後半は、褥瘡認定管理栄養士でもある栄養科の小野主任より、「褥瘡と栄養の関係、退院後の効果的な栄養摂取方法」についての講義が行われました。褥瘡の段階によって必要な栄養素が異なるため、今の状態をよく観察し、何をどれだけ食べたかまで把握した上で栄養強化を行う事が大切であると学びました。
退院後も継続した栄養補給が必要であり、患者や家族へ知識・情報提供を行い、多職種と連携してチームで対応していく事の重要さを再確認しました。日々のケアの中で観察する力を持ち、今後の看護に活かしていきたいと思います。
褥瘡対策委員会委員(訪問看護ステーション) 看護師 O