粒江ふれあいフェアに参加して

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

12月8日(日)に毎年、粒江小学校で開催されている地域の行事「粒江ふれあいフェア」に行ってきました。参加希望者を募り、毎年楽しみにされている方、今年初めて参加される方、それぞれの思いを乗せてケアハウスを出発しました。

「粒江ふれあいフェア」では、つきたてのお餅(なんと格安3個入り100円)、そのお餅を使ったぜんざい(無料)、フランクフルトやイカ焼き、地元で採れた野菜やみかん、カレーやうどんの販売、また、お菓子釣りやしめ縄作り、健康チェックやプラ板作りなど盛りだくさんのイベントが開催されています。

このような賑わいのなか、デイサービスドリーム今年は輪投げのコーナーを設けました。景品はデイサービス利用者の皆さんと一緒に子供たちへ向け気持ちを込めて作ったクリスマスツリーやアイロンビーズ、アクリルたわしなど。なかでも、クリスマスツリーがダントツの人気でした。今年ケアハウスで発足した奉仕活動グループ「ドリームクラブ」のメンバーにも輪投げのお手伝いをして頂きました。子供たちに輪っかを渡したり、人数が増えてくると「1列に並んでね」と声をかけたりと思っていたより大忙しでした。普段のケアハウスでは味わうことのない、多くの人々との交流を持つことが出来ました。皆さん、それぞれ会場を回った後には両手にたくさんの荷物が。お餅やみかん等々。

ケアハウスに到着してからは「楽しかったわぁ」「天気が良くてよかった」「また、来年も連れて行ってね」などと、とても喜んでおられました。ケアハウス内だけでは難しい地域との交流が図れたこと、多くの子供たちと触れ合えたことはケアハウスの入居者さんにとって良い機会になったと思います。

今年も残りわずかとなりました。体調を崩すことなく、よいお年をお過ごしください。

デイサービス ドリーム 介護士 S

第28回 全仁会研究発表大会 開催報告

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

12月5日(木)、6日(金)の2日間にわたり、「第28回 全仁会研究発表大会」が開催されました。

今年度は「患者・利用者が輝くために私たちが出来ること」をテーマに29演題の発表が行われました。全仁会の4本柱の1つである研究発表大会は、チーム医療の質の向上、職種間連携のさらなるレベルアップに繋がる取り組みであり、2日間を通して延べ623名の職員が参加し、各部署での取り組みの成果を共有する場となりました。

まず、デザイン発表では全職員対象に気になる演題に対してアドバイスをいただき、職員の研究に対する関わりが増え、アドバイスを受けた研究に取り組む職員も、モチベーションの向上に繋がったのではないかと思います。
中間発表を経て、今回の本発表では共同で発表している演題もあり、部署の垣根を超えた取組みが期待できると実感し、取り組み内容に類似点がある演題では研究結果を共有することでお互いを高め合えるような充実した内容でした。

今年度の研究発表大会では、デザイン発表の内容で最もよかった演題を全職員対象に投票してもらい、多くの職員が関わりを持つことを趣旨とした「ベストリサーチデザイン賞」を新設していますので、今後も研究に取り組むことが、全仁会全体のレベルの向上に繋がることを期待しています。

今後の予定は、研究発表大会審査委員会で各賞を決定し、令和2年1月11日に開催される「全仁会グループ新年会」で表彰式を執り行います。

研究発表大会 副実行委員長 H

お薬手帳について

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

12月も半ばに差し掛かり、2019年も残すところわずかになってきましたね。そろそろ年賀状の準備をしなければと思われている方も多いのではないでしょうか。年賀状は新年のあいさつに加え、親戚や友人に対し近況報告をすることができる良い機会です。では、患者と医療者との間の近況報告は一体どのような手段があるのでしょうか。定期的に病院を受診することなど、様々な例があるとは思います。本日は「薬」に関して、患者と医療者、また医療機関同士でも近況報告を行える手段として重要な役割のある「お薬手帳」についてお話していきたいと思います。

お薬手帳とは、いつ、どこの病院で、どのような薬をもらったかがわかるように記録していく手帳のことで、基本的には医療機関や薬局で手に入ります。複数の医療機関を受診した場合や、薬の内容が変わったとき、引っ越しをしたとき、災害時など、この手帳を見せるだけでそれぞれの患者さんの薬の内容がわかるようになります。また、お薬手帳は、複数の医療機関で同じお薬が重複して処方されることを防いでくれ、また、薬の飲み合わせで問題がないかを確認できる資料としての役割もあります。
また、急に体調が悪くなり救急病院に搬送される事態となった場合、ご自身で伝えられる状況にない時も、薬の服薬内容を医療機関に発信できることは治療方針を決定する上でとても役立ちます。実際、当院でも入院時には私たち薬剤師が患者さん1人1人の服薬内容をチェックしていますが、その際お薬手帳があるととても助かっています。

お薬手帳は医療機関側のみが記入できるというものではありません。「先生から薬の変更を伝えられたからメモしておこう。」「この薬が何の薬かわからない。」「最近こんな症状がある。」など、ご自身の気になることや、今の症状など、患者さんご自身で何を記入していただいても大丈夫なものです。お薬手帳という名の、患者さんと医療機関、また医療機関同士をつなぐ“連絡ノート”のような役割を果たすものとも言えるでしょう。

最近はお薬手帳の携帯アプリも登場しています。手帳を持ち歩くことに抵抗がある方はこのようなツールがあることも知っていただき、ご自身で使いやすいと思われるものを選択し、ぜひ活用していただければと思います。

薬剤部 MK

ショートステイ 12月の壁画

ホール正面の壁には、毎月季節に合わせて職員が壁紙を作っています。今月は立体的な雪の結晶と、大きな雪だるまが飾られています。

飾り付けを始めた時にはご利用の方の視線がくぎ付けになり、「まぁ、きれいななぁ」「かわいいなぁ」「だれが作ったん?」など、いろいろな声が聞かれました。
ただ、『アナと雪の女王』に出てくるオラフも作ったのですが、これはご利用の方には理解できにくかったようです。

15日には、クリスマス会が開かれる予定です。期待感も日に日に増していくようで、私もご利用の方のにこやかな表情に接することができてとてもうれしく思っています。

ショートステイ K

インフルエンザ予防をしましょう

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

寒くなってきました今日この頃。ニュース等でインフルエンザの名前をよく見るのではないでしょうか?

現在、岡山県は注意報が発令されているそうです。みなさん、手洗いうがいしっかりします。外出時はマスクで自分を守りましょう。
咳エチケットも忘れないでくださいね。

元気に年末年始過ごして、美味しいお正月料理をしっかり食べて体力をつけましょう!!

 

糖尿病療養指導士 (外来NS)A

下肢のしびれの鍼灸治験

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

下肢のしびれを訴える60歳代の女性が来院されました。症状は半年前から、当時はしびれと電気が走るような痛みで歩けなくなりました。整形外科で撮ったレントゲン、MRIなどには異常はなく、整 骨院で施術を受けて痛みは落ち着き歩けるようになりましたが、下肢のしびれは残りました。歩いていても座っていてもチクチク刺すようなしびれがあり、最近では寝ていてもしびれ出すので、ゆっくり休むこともできないという状態でした。

体質判断の情報として、腰臀部に筋緊張、腹部と下肢は冷えがあり、舌は大きく舌色は青く白苔があることから『寒湿停滞』の体質であると判断しました。
下肢のしびれは腰部からの神経症状だと考えますが、この患者さんの場合は腰臀部の筋緊張で神経症状が現れ、さらに冷えと水分の停滞により腰下肢の血行不良が起こり症状の悪化を招いていると考えました。

治療は、腰部の血行改善を目的に腰陽関(こしようかん)、腎兪、次髎、委中、飛陽、陽陵泉、絶骨(ぜっこつ)などのツボを使い、冷えの改善に陰交、関元、三陰交、水湿の改善に水分、天枢、復溜(ふくりゅう)、陰陵泉などのツボに鍼と温灸をしました。

症状の変化はゆっくりでしたが、治療を始めて数回で、夜が眠りやすくなったと教えてくれました。姿勢によって症状は現れますが以前よりもしびれの強さも軽減していき、5か月後には安定し、発症してからは諦めていた旅行にも行けるようになったと喜んでくれました。

 

鍼灸院 MK

病棟音楽療法のご紹介

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院4階東病棟は回復期リハビリ病棟(46床)で、365日のリハビリを実施しています。ここでは、約12年前より毎週金曜日の午後、日本音楽療法学会認定音楽療法士が音楽療法を実施しています。開始当初はバイオリンとキーボード2名でしたが、3年前より田渕弥幸氏(キーボード)、1名が担当しています。
毎週金曜日14時30分~15時15分までの間が音楽療法です。キーボードとロジェクター、パソコンのセットを病棟のデイルームに持参され、最初の25分でリクエスト曲に対応されます。

お話をうかがった12月6日(金)のリクエスト曲は、SWEET19BLEUS(安室奈美恵)、さざんかの宿(大川栄策)、うらしまたろう(童謡)、ふるさと(唱歌)、瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)、人生一路(美空ひばり)、北国の春(千昌夫)の7曲。

毎週水曜日に病棟に設置してあるリクエストボックスを回収し、準備されるとのこと。歌詞も壁に映し出されるので、歌いたい方は口ずさまれます。各人が思い思いにゆったりした時間を過ごしておられました。

「以前は演歌や季節の唱歌のリクエストが多かったのですが、最近は、入院患者さんの年齢層が若くなったのか、また入院患者さんのご家族の方もリクエストくださり、嵐とかゆず、朝ドラの主題歌なんかも演奏します」と田渕氏。
携帯等でいつでも音楽を聴ける時代なのに、わざわざリクエストして下さるということで、基本的にリクエストには全て応える姿勢でいます」とのこと。
リクエストタイムの後は、その週のテーマに合わせたセッションタイムで、この日は映画の日(12月1日)にちなんで、映画にまつわる曲が中心に演奏されていました。約20名程の患者さんやご家族がご自身の時間の許す限り参加されておられる様子でした。

最後にご参加の方々、お一人お一人にご挨拶されていく中で、「明日退院します。この時間がとても楽しかったです」と御礼をおっしゃられる患者さんがおられました。

「回復期リハビリ病棟ご入院の患者さんは、毎日リハビリで大変な思いをされておれます。少しでも心が和らぐような時間を提供できればという気持ちで続けています」とお話くださいました。

全仁会グループでは、通所リハビリやローズガーデン等介護系事業所などで継続的に音楽療法を実施しています。

(秘書広報課)

頼れる臨床検査技師を目指して

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

日に日に寒さが増し、冬の訪れを感じる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私たち新入職員が入職してから、すでに8か月が経とうとしていることに自分でも驚いています。

始めの数か月は検査室で学ぶことや目にするものがどれも新鮮で、それらを身につけることに必死な毎日でした。しかし今では徐々に自分の力でできることも増え、着実に技術が身についてきているように思います。それも優しく指導し、支えてくださっている先輩方や、いろいろな相談に乗ってくれる同期のおかげです。

失敗して落ち込むこともありますが、患者さんに「ありがとう」などと声をかけていただけたりすると大変嬉しく、また次も頑張るぞ、とやる気が涌いてきます。

まだまだ学ぶことも多く力不足ではありますが、自分なりに努力を重ね、頼りになる臨床検査技師を目指していきたいです。

さて、皆様はトキソプラズマ症をご存知でしょうか。

健康な成人であれば発熱・筋肉痛などの軽い症状で済むのですが、妊婦さんが初めて感染すると赤ちゃんは先天性トキソプラズマ症になり、流産・死産に繋がったり、目や脳に障害が生じたりします。猫が感染源だという情報は良く知られているのですが、実は加熱不足の肉を食べる事でも感染してしまいます。

この時期、様々な感染症が流行してきますので、生肉はしっかり加熱してから食べるよう気を付けてみてくださいね。

妊婦の初感染に注意 先天性トキソプラズマ症 より引用

臨床検査部 A.M

倉敷医師会軽音楽部クリスマスコンサートのご報告

カテゴリー: 医師, お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

12月8日(日)14時から、倉敷中央病院 1階 セントラル・パーラーにて、当院消化器科都築医師が参加する医師会軽音楽部のコンサートが開催されました。

前回のNHK 連続テレビ小説「なつぞら」主題歌「優しいあの子」をはじめ、約30分間で7曲が演奏されました。特に「赤鼻のトナカイ」の曲の際に、伊木先生がトナカイからサンタクロースに早変わりをされるというお楽しみもありました。また、2曲目には、当院都築医師オリジナル曲が演奏されました。都築先生が学生時代に作った曲を今回の演奏会のために、クリスマス風にアレンジしたとのことでした。
当日はお天気も良く、冬のやわらかい日差しがあたたかく降り注ぐ中での演奏で、ご来場の方々からもアンコールを頂くほど好評でした。

演奏曲
① 優しいあの子(スピッツ)
② Close your eyes(Christmas version):都築先生オリジナル曲
③One more time,One more chance(山崎まさよし)
④ Lemon(米津玄師)
⑤ 赤鼻のトナカイ
⑥ 色付きの女でいてくれよ(ザ・タイガース)
⑦ 青春の影(チューリップ)

倉敷医師会軽音楽部メンバー
伊木 勝道先生(伊木診療所) ベース、キーボード
上村 勝人先生(上村歯科医院) ドラム
中元 雅典先生(なかもと耳鼻咽喉科クリニック) ギター
安田 秀世先生(安田皮フ科クリニック) ギター、ボーカル
都築 昌之先生(倉敷平成病院) ギター、ベース、ボーカル

(秘書広報課)

夜に電気をつけっぱなしで寝ると太る?

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

食べ過ぎや運動不足は肥満になりやすいといわれています。肥満は糖尿病や高血圧、脂質異常症などとの関係が深く、肥満を放置していると生活習慣病が悪化し動脈硬化につながります。その結果、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気になる原因になります。また、肥満は骨や関節への負担が大きくなり、腰痛や膝痛などを起こしやすくなります。

最近では肥満の予防には食事や運動だけではなく睡眠も大切といわれています。部屋のテレビや照明をつけたままうっかり寝てしまうことはありませんか?十分な睡眠時間をとったのに翌日体の疲れがとれていないことがあると思います。今回は肥満の予防には睡眠の質を高めるとよいという研究を紹介します。

米国医師会が発行する医学誌のJAMA Internal Medicine上で公開された研究論文では電気を消さないで眠ると太りやすい可能性があることが明らかになりました。今回の研究で対象となったのは米国50州とプエルトリコの女性で、交代勤務や昼夜逆転の生活を送っておらず、がんや心血管疾患などの病歴がなく、妊娠もしていない人です。睡眠中の照明について回答してもらい、5年間の体重の推移や健康状態について調査が行われました。

結果は就寝中に照明やテレビをつけっぱなしにしていた女性では、睡眠中に部屋を暗くしている女性に比べ、5年間で体重が5kg以上増えるリスクが17%高く、肥満リスクは33%高かったようです。ただし、照明やテレビとは異なり、光が弱い常夜灯の使用と体重増加との間に関連はみられなかったようです。体重増加の原因は、夜間に照明にあたると睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑えられて夜に眠れなくなり、体内時計のリズムが乱れるためではないかと考えられています。

体内時計のリズムが乱れると、食欲を増進させるホルモンの分泌が高まり、食欲を抑えるホルモンの分泌が低下し、食欲が増加します。そのため摂取量が増え、肥満につながるというわけです。

食生活の見直しと合わせ良好な睡眠を得るために、寝るときは照明やテレビを消し、直前までスマートフォンやパソコンなどの電子機器にさわらないようにする習慣を身につけ肥満のリスクを軽減しましょう。

 

参照:https://dm-net.co.jp/calendar/2019/029244.php

https://www.niehs.nih.gov/news/newsroom/releases/2019/june10/index.cfm

栄養科 Y.M