ケアショートのクリスマス飾り

今週よりまた強い寒気が入ってきて、最低気温が0度を下回る日も出て、いっそう寒さが身に染みる季節になってまいりました。

さて、12月ということで皆さんは何を思い浮かべますか?
やはり『クリスマス』ではないでしょうか?

ケアセンターショートステイでは、クリスマスの飾り・壁紙作りに取り組みました。
クリスマスの飾りは、安全を考慮した上で、印刷された飾りの紙をご利用の方とハサミで切り抜いたり、切られた紙を貼り付けるの手伝っていただきました。

作業が終わると、「久々に手先を隅々まで使って、疲れたわー」と満足げな様子でした。
また、飾りを見て「綺麗じゃなー!大変じゃったろう?」とスタッフを労う声もいただきました。

 

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 T

【第57回のぞみの会  明日は第7弾公開】

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

明日12月 13日は「第57回のぞみの会」動画第7弾の公開日です。『オーラルフレイルを知ろう かむかむクイズ』と題した動画をご紹介します。毎日しっかり噛めていますか?「オーラルフレイル」を予防するには歯と口の健康を保つこと、つまり噛むことが重要です。噛むとどんないいことがあるのか、ぜっとくんと一緒に楽しくクイズで学びましょう。
栄養科と歯科とのコラボでこの企画を勧めました。しっかり噛むためのオススメレシピも紹介しています。お楽しみに!

第57回のぞみの会実行委員

#倉敷平成病院 #倉敷 #病院 #のぞみの会 #オーラルフレイル #栄養科 #歯科 #救急から在宅まで

「冬でもしっかり水分を!」

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

12月に入り2022年もあとわずかとなりました。寒さが厳しくなり始めていますが、いかがお過ごしでしょうか。

皆さん、冬でもしっかり水分を摂取できていますか。蒸し暑い夏に比べ喉の渇きを感じにくく水分を積極的にとらない人も多いかと思います。ですが、乾燥する冬は体の水分が蒸発しやすいため脱水状態に陥りやすいのです。

成人の場合は体重の約60%、65歳以上の高齢者の場合は約50%を水分が占めています。尿や汗で体の外へ排出される水分と飲食によって体内へ入る水分のバランスがとれることで一定に保たれています。

水分を積極的にとらないことで知らず知らずのうちにバランスが崩れ自覚のないまま脱水状態へと移行してしまいます。

口の中が粘つく、つばが少ないなどの症状はもうすでに脱水の状態に陥っています。その状態を放置いると脱水症になり、頭痛・筋肉痛・胃もたれなどの症状が出てきます。

そして体内の水分が少なくなると血液が濃くなり血栓ができやすくなります。血栓ができると、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが高まります。入浴後や飲酒後、起床時は特に脱水が起こりやすいので要注意です。

防ぐためには、こまめな水分補給はもちろん加湿器の使用や洗濯物や濡らしたタオルを室内に干すなど、冬の乾燥対策も脱水を防ぐために効果的です。
こまめに水分、乾燥対策もして元気に過ごしましょう。

あなたのかかりつけ健康サイト サワイ健康推進課「冬こそ注意しよう! その不調、かくれ脱水かも!? 」 から引用

 臨床検査部 Y.F

第14回くらしきみなみ文化祭 参加報告

カテゴリー: 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

10月30日(日)倉敷南小学校体育館で開催された「第14回くらしきみなみ文化祭」に参加させていただきました。ここ2年ほどはコロナで中止や屋外での開催でしたが、今回は3年ぶりに体育館で開催することができました。以前は、当院からリハビリスタッフ、事務等のスタッフで参加していましたが、感染対策の為、3年ぶりに事務1名のみ参加しました。
会場は、防災グッズや、地域の皆さんが制作された作品展示、むかし遊び体験コーナーがあり、子供から大人まで楽しめる内容でした。

今回は、全仁会グループ各施設のパンフレットの配布と、先日発行された「第57回のぞみの会」の冊子より、急な体調不良等で救急車を呼んだ際にどう対応するか、救急車を呼んだ後にどうしたらよいか、当院の救急外来受診の流れ、また、全仁会グループの4つの相談窓口(地域医療連携センター、認知症疾患医療センター、居宅介護支援事業所〈倉敷在宅総合ケアセンター・南町ケアプラン室〉・倉敷市老松・中洲高齢支援センター〈倉敷市委託事業〉)をパネルでご紹介しました。たくさんの方にパネルの前で足を止めて見ていただきました。

感染対策の為、開催時間を2時間と規模を縮小しての開催でしたが、地域の方とふれあうことができた貴重な時間でした。

 

秘書・広報課 Y

 

※過去の様子はこちら
第12回くらしきみなみ文化祭

第11回くらしきみなみ文化祭

第10回くらしきみなみ文化祭

 

                           

第二の骨格“筋膜”

皆様、こんにちは。紅葉の葉も散り始め、ようやく冬本番を迎えようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、予防リハビリに所属している理学療法士です。今回のブログでは、タイトルにもあるように「筋膜」について紹介をさせていただきたいと思います。

ところで、皆様は筋膜という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
筋膜とは筋肉と皮膚の間にある結合組織のことで、身体全身に張り巡らされています。筋肉だけではなく、血管、神経から、心臓、内臓、脳などの臓器を、身体の形状を保つように覆っていることから、第二の骨格ともいわれています。
私たち人が日常生活で様々な姿勢を取る際に、外からの刺激を感覚として脳に送り、筋肉が伸ばされたり引っ張られたりする張力を全身に伝達しながら姿勢の保持をしてくれます。

なぜ筋膜が、このように私たちが普段とる様々な姿勢に柔軟に対応することができるかというと、筋膜は主にコラーゲンやエラスチンといわれる水分を多く含んだ物質で構成されている非常に流動的な組織のため、体が動いたときに組織と組織の間を滑走(滑るように動くこと)できるからです。

また、筋膜には形状記憶という性質があって、滑走してから元あった場所に戻ってくることができます。そのおかげで、ストレッチなどで筋肉を伸ばしても元の形に戻ることが可能です。

少し難しい話となりましたが、簡単に言うと筋膜は身体全身を覆う潤滑剤のようなもので、人の姿勢保持に深く関わっています。

そんな筋膜ですが、長時間悪い姿勢をとっていたりすると機能異常が起こると言われています。
例えば、デスクワークで猫背の姿勢を取ったまま長時間座っていたり、肩肘をついてどちらか一方に偏った姿勢で作業を続けると、姿勢のバランスをとっていた筋膜も引き伸ばされ、次第に水分量が少なくなり、滑りが悪いドロドロな状態になります。この状態では自力で元の形に戻るのは難しく、結果的に柔軟性の低下や、筋肉の出力低下、痛みの発症(肩こりや腰痛)を招いてしまいます。

そういった症状に対して有効な治療法の一つに筋膜リリースというものがあります。
これは、凝り固まった箇所に圧を加えることで、一度ギュッと絞ったスポンジを水に浸すと吸い上げるように、水分の失われた組織に潤いを戻す作業のことです。再び潤いが取り戻されると、筋膜の滑走性が改善し、結果的に身体の動きが良くなります。

筋膜リリースの方法は多種多様ですが、予防リハビリではご自宅でも自主トレーニングとして可能な運動指導を目標に、テニスボールやゴルフボールを使った足底(足の裏)筋膜リリースを取り入れています。方法としては、ボールを足の裏で踏み、3分間、自分の体重を使いながらゆっくりとボールを転がすように圧をかけていきます。
実際に筋膜リリースを実施していただいたご利用の方からは、「変化を自分の中でも感じられるくらい痛みが減った」「体が柔らかくなって出来なかったことが出来るようになった」などの声をいただいています。

このブログを読んで、筋膜リリースについて気になった方や、もっと詳しく知りたいと思われた方は、体験等も受け付けていますので、是非ご連絡ください。

これから寒くなるにつれて、身体が硬く、こわばりやすくなってきますが、動きやすい身体作りを目指していきましょう。

理学療法士 T

◎お問い合わせ◎
社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)
TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間 9:00~17:00

クリスマスツリー 飾りつけ

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

クリスマスのイルミネーションが華やかに街を彩る季節となりました。

ケアハウスでは、11月22日(火)にクリスマスツリーの飾りつけを行いました。
ツリーは大小2つあり、大きい方は高さ2m、小さい方は1.4m。
職員とご入居の皆様で協力して飾りつけし、1時間程ですべて飾りつけ出来ました。
赤、緑、金色、銀色…クリスマスカラーで、とても華やか♪
ツリーを飾る際、「ボールはこっちに飾る?」「サンタさんは目立つところに」「プレゼント見えるようにしよう」など、自然と声と笑顔があふれます。

今年は12月23日(金)に、ご入居の皆様に向けたクリスマスのお楽しみ企画を考えています。どなたでも気軽に参加できるゲームを取り入れたいと思います。楽しんでいただけるか、今からドキドキしています。
1年の終わりに、良い思い出がつくれると嬉しいですね。

介護福祉士f

栄養科通信vol.184「冬のかくれ脱水に注意」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

脱水症と聞くと夏のイメージが強いかもしれませんが、実は冬こそ脱水に注意なんです。冬は空気が乾燥し、さらに室内でエアコンなどの暖房器具を使用すると湿度が低下して、皮膚などから水分の蒸発がすすみやすくなります。また暑い夏に比べると汗をかく機会が少なく、加えてマスクの着用で口腔内の湿度が保たれ、のどの渇きを感じにくくなるため、水分を積極的にとらない人も多くなりがちです。結果的に体の外へと出ていく水分は多く、体の中に補給される水分は少なくなるため、特に自覚がないまま脱水状態に陥る「かくれ脱水」になります。

以下のようなかくれ脱水のサインを見逃さないようにしましょう。

・皮膚がカサつく。ハリがなくなった。

・口の中が粘つく。つばが少なく、つばを飲み込めないことがある。

・便秘になった。あるいは以前よりひどくなった。

・足の脛がむくみ、靴下のゴムの跡がのこるようになった。

かくれ脱水を防ぐ基本は、こまめな水分補給です。高齢者の場合は特に気温や体調の変化、喉の渇きなどを感じにくいことから慢性的に水分が不足しがちです。個人差はありますが1日1.2L程度を目安に、1日のなかで時間を決めて意識的に水分を補給することを心がけましょう。就寝中も汗をかいているため、朝起きた時にコップ1杯程度の水分補給も忘れないようにしましょう。

また、乾燥対策も大切です。加湿器の使用や、濡れたタオルを室内に干すなども効果的です。さらに冬は寒さ対策として厚着をする機会が増えますが、室内の温かい環境で厚着のままでいると、汗をかいて水分を奪う要因になります。脱ぎ着しやすい服装で体温をコントロールしましょう。

 

脱水は発汗だけでなく、季節による気温変化などさまざまな要因で起こります。冬だからといって油断することなく、こまめな水分補給を心がけて快適な冬生活を送りましょう。

管理栄養士 Y.M

令和4年度 倉敷もの忘れ・認知症事例検討会『認知機能と運転免許~車の運転どうしよう~』開催報告

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

2022年11月16日(水)にライフパーク倉敷にて令和4年度 倉敷もの忘れ・認知症事例検討会『認知機能と運転免許~車の運転どうしよう』が開催されました。当院認知症疾患医療センターが主体となり、当院の事例を元に地域の様々な職種(医師、薬剤師、ソーシャルワーカー、臨床心理士、地域包括支援センター、医療秘書等)で、運転免許の自主返納へつながる環境資源は何か、生活背景に何が必要かなどを話し合いました。グループワークを行うことで、一個人では見えなかった様々な視点から問題や、前向きな改善方法も見いだすことができたと思います。移動支援だけでなく、地域での買い物ができる環境整備、それに伴う地域の人と人とのつながりが、自動車運転返納の重要な鍵を握っていることが明らかになったように思います。この事例検討会を通して、地域の医療・福祉機関、倉敷市役所の方と意見交換することができたことは、当院認知症疾患医療センターの役割を担えたと思います。

認知症疾患医療センター 医療秘書 U.S

【第57回のぞみの会YouTube動画 第6弾「全仁会グループ通所系施設紹介」を配信開始】

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

本日12月6日(火)午前9時から第57回のぞみの会YouTube動画『全仁会グループ通所系施設紹介』が配信開始となりました。


住み慣れたご自宅や地域で生活されながら、その生活を少しでも長く継続できるよう各施設でリハビリに励まれたり、楽しく過ごされたりしている様子をご紹介しています。
是非ご覧ください。

次回は12/13(火)「オーラルフレイルを知ろう かむかむクイズ」を更新予定です。
のぞみの会冊子の情報はこちらhttp://www.heisei.or.jp/hope

#倉敷平成病院 #デイサービス  #ショートステイ #介護  #倉敷  #リハビリ #介護施設  #高齢者施設 #動画

還暦の日に介護を考える

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

先日迎えた還暦の誕生日。
母をデイサービスに送り出し夕方帰ってくるまでの間に、新幹線に乗り、ノスタルジック日帰り一人旅に出かけました。学生の頃過ごした下宿の大家さんご夫婦に奇跡的にお会い出来て、約40年の空白を埋めるがごとく出来事のあれこれを報告し合って、短い時間でしたが、感動し、とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

思い出話は心をホッとさせてくれます。
今、ご近所にはあなたのことを知っている方がおられますか?
 生まれた時にはご両親が居てご兄弟が居て親戚が居て、、、。幼稚園、小学校、中学校、高校あるいは大学まで勉学を共にした同世代の仲間、職場では同僚や先輩後輩。人それぞれではありますが、人生の大半を大勢の人に囲まれて過ごしてこられたことと思います。
高齢者と呼ばれるにはまだまだ若い65歳以上の皆さまは、動ける間は再び仲間を作りに出かけてください。住み慣れた、歩いて行ける距離の所に、用事が無くても気軽にお話ができる友達を作りに、ゴミ出しや公民館やスーパーへ。

高齢者支援センターはそんな皆さまの仲間づくりのお手伝いをさせていただいています。小さな集まりのサロン、健康教室、心配な認知症の勉強会(認知症サポーター養成講座)など。また、倉敷市の事業として住民の皆様の生活の様子を伺う実態把握調査にも出かけています。訪問の際にはご協力をよろしくお願い致します。皆様と一緒に暮らしやすい地域づくりをしていきたいと思っています。

そして今、介護で大変な思いをされている介護者の皆さま、一人で悩まずお近くの高齢者支援センターに相談をしてみてください。私も今は実母と暮らし、介護保険のお世話になりながらお仕事をさせていただいています。介護保険制度が始まって22年。社会福祉士や保健師、経験のあるケアマネジャーが、高齢者支援センタ―でお待ちしています。

※図は内閣府のホームページから、「高齢者の健康に関する調査」(平成29年)の中の『必要になった場合の介護を依頼したい人』図1-2-2-11
(内閣府の調査で、55歳以上の人に介護を頼みたい人について聞いたところ、男性の場合は「配偶者」が56.9%、女性の場合は「ヘルパーなど介護サービスの人」が39.5%と最も多くなっている)

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2019/html/zenbun/s1_2_2.html

支援センター OH!