美容外科診療内容
診療内容

目元(二重・たるみ・眼瞼下垂)

二重まぶた
二重まぶた

目は顔のパーツの中で最も印象が大きく、少しの変化で大きくイメージを変える事ができます。
メスを使わない切らない美容整形、いわゆる「プチ整形」として比較的手軽に受けていただける埋没法から、脂肪の厚い方・埋没法が取れてしまった方にもしっかりと目元をデザインする切開法まで、目指す二重のイメージや、まぶたの状態で様々な方法があります。

治療方法を選択するとで具体的な治療方法へ移動します

概 要 治療方法
1

埋没法

まぶたに糸を埋め込み、その糸の力で二重をつくるという方法です。手術時間は両目で約15分。腫れが最も少ない方法です。

2

小切開法

まぶたが厚くはれぼったい方に適した方法です。まぶたを1〜2ケ所、約5mmほど切開して必要に応じて眼輪筋脂肪を切除し、半永久的な二重をつくります。

3

切開法

よりはっきりとした二重をお望みの方や、まぶたの皮膚にたるみが見られる方に適します。埋没法、小切開法に比べると、術後の腫れは大きく、かつ長く続きます。


目の開きを大きく
目の開きを大きく

目は顔のパーツの中で最も印象が大きく、少しの変化で大きくイメージを変える事ができます。
目の開きが悪くなり瞳孔(黒目)がかくれがちになると、眠そうに見えたり、時に肩凝りの原因となる事もあります。

症 状 治療方法
1

眼瞼下垂

まぶたを切開し、まぶたを挙げる筋肉(上眼瞼挙筋)を元の位置に戻していく事で、目がぱっちりと開きやすくなります。



上まぶたのたるみ
上まぶたのたるみ

皮膚が薄く弾力を失いがちな上まぶたは、たるみなどが生じやすく老けた印象にもなってしまったり、時には視野を妨げ、ものが見にくくなることがあります。

症 状 治療方法
1

皮膚切除

症状が進んでしまった方は、余剰な皮膚を切除することにより、若々しく、すっきりとした目元をつくることが可能です。

2

二重埋没法

まぶたに2ヶ所、小さな穴をあけて、そこから糸を通す事により二重を作ります。脂肪が厚く、この方法が向かない場合がありますので、個別詳細はご相談下さい。

3

眼瞼下垂手術

まぶたを切開し、まぶたを挙げる筋肉を元の位置に戻していく事で、目がぱっちりと開きやすくなり、「眠そうにみえる」などの印象も改善する事が可能です。




まつげ
まつげ

まつ毛は、目元の印象に重要な部分ですが、その長さや量の差が大きい部分でもあります。医療育毛でまつ毛を育てることで、よりはっきりとした目元となります。
また、まつ毛は病的に眼球を刺激すると、コロコロとした異物感はもとより視力に影響する場合もあります。そのため、速やかに治療する必要があります。

症 状 治療方法
1

さかさまつげ

下まぶた、上まぶたのまつげが眼球結膜を刺激し、目が赤くなったり、チクチク異物感に悩まされる様でしたら、それは治療の適応です。

2

まつげ増毛・育毛

グラッシュビスタはもともと緑内障の治療薬ですが、まつげ用育毛剤としても使用されるようになりました。使用を続けることで、徐々にまつげの長さ・ボリュームを共にアップさせることができます。


具体的な治療方法

  • 手術を行う治療
  • マシンを使った治療
  • 注射を使った治療
  • 内服を使った治療
レーザー治療(パール・パールフラクショナル)
パールは、表皮約1/2を入れ替え、真皮浅層に熱を与える事により、シミ、浅いしわの改善、肌の引き締めを行います。この効果は治療後、比較的早期に現れます。
パールフラクショナルは、多数の穴を真皮深層にあけて、肌の創傷治癒力(傷を治そうとする力)を利用し、コラーゲンを劇的に増生させます。
これにより毛穴、ニキビ痕、傷痕等、今まで比較的治療の難しかった症状に対しての効果を発揮します。2つのレーザーを併せて照射する事により、より効果が高まるため、当院では各レーザーと同額の治療費でコンビネーション治療を行っています。
  • 施術時間
    範囲による 全顔で約20分
  • 痛み
    強い 約30分かけて、麻酔クリームで鎮痛処置をします
  • 術後の通院
    1週間後
  • ダウンタイム
    約1週間かけて落層 その後は薄い赤味が約1〜2週間続く
  • シャワー
    当日より可
  • メイク
    翌日より可 基礎化粧(ローション、クリーム等)は、約1週間処方軟膏のみ使用
  • よくある質問
    Q.施術後、点状のかさぶたはどのくらいでとれますか?
    A.通常、3~4日で自然になくなります。しかし、レーザーが照射された部分は、実際穴が開いているわけではありませんが皮膚の質感が異なるため、1か月程度、見る角度によってはドット様に見えることがあります。

    Q.洗顔はいつからできますか?
    A.当日から可能です。

    Q.施術後、スキンケアはどのようにすればいいですか?
    A.しっかりとした保湿が必要な事と、刺激を避けて頂くため、こちらから必要な保湿剤をお渡しします。1週間はこれのみ使用していただき、1週間後の診察で異常がなければ、通常のケアにお戻し頂けます。

    Q.ダウンタイムはありますか?
    A.ダウンタイムが比較的強く、約1週間、赤味が強く、落層(皮膚が日焼け後の様にはがれ落ちる事)を伴いますので、治療にあたっては時期などに検討が必要です。

    Q.日常生活で何か気をつけた方が良いことはありますか?
    A.上記のように、しっかりした保湿に加え、紫外線を避けていただくようにお願いします。
  • リスク・副作用
    数時間、強いヒリヒリ感が出ることがあります。 数日、浸出液が出ることがあります。 強い赤味が1週間程度出ることがあります。 まれに色素沈着が生じることがあります。
二重埋没法

二重埋没法①二重埋没法②

埋没法は、比較的簡単に受けて頂きやすいため、お勧めの二重美容整形です。
まぶたに2ヶ所、小さな穴をあけて、そこから糸を通す事により二重を作ります。
傷痕が残る事はまずありません。普段アイプチが手放せない方から、たるみが気になる年輩の方まで、お勧めします。
但し、非常に稀ですが、ラインがうすくなったり、消えてしまう事がありますので、ご留意下さい。この場合、ご希望があれば、再度手術をお受け頂く事は可能です。 また、脂肪が厚く、この方法が向かない場合がありますので、個別詳細はご相談下さい。

  • 施術時間
    15分
  • 痛み
    極細針の注射(片目に付き3ヶ所)の傷み
  • 術後の症状
    3日間腫れ(〜1週間わずかに有)
  • シャワー
    当日より可能
  • メイク
    アイメイク以外:当日より可 アイメイク:1週間後
  • 洗顔
    当日より可
  • よくある質問
    Q.他の手術と同時に出来ますか?
    A.はい、可能です。目元では、目頭切開や脱脂が併せて行うことがあります。他、お顔の他の部分や体の手術を同時に行うことも可能です。

    Q.二重にしたいのですがどのような形や幅が自分に合っているかわかりません。
    A.手術前に十分時間をお取りし、ラインの幅や平行型・末広型など様々シミュレーション行います。そのうえで手術を行います。可能であれば、意見をうかがえる方がご同席されることもお勧めしています。

    Q.元に戻したり、ラインの幅の変更はできますか?
    A.基本的に可能です。ですが、まれに手術後長期間経過することで自然の二重が出来上がってしまい、抜糸してもラインが残ることがありますので、基本的には3か月以内をおすすめしています。

    Q.アイプチでまぶたがかぶれています。この状態で手術はできますか?
    A.かぶれ≒皮膚の炎症があると感染のリスクが上がりますので、基本的にはお勧めしていません。ですが、これについて十分ご理解、ご了承頂けた場合、手術を行うことは可能です。

    Q.昔は二重だったのですが、皮膚がたるんできて二重が見えなくなりました。そのような目を埋没法で昔のような二重に戻すことはできますか?
    A.たるみ≒皮膚量が多くなった分二重幅を拡大することで、二重幅をより見えやすくすることは可能です。ですが、目元の印象は二重幅以外にも目の開き等も関わってきますので、最適な方法をご提案いたします。
  • リスク・副作用
    まぶたの腫れや内出血班が数日から1か月程度生じることがあります。 左右差が生じることがあります。 ラインが浅くなったり消失することがあります。 まれに、糸の露出や感染を生じることがあります。
小切開法

小切開法①小切開法②

まぶたの脂肪が厚い方、埋没法が取れてしまった方などに適します。
3ー4mmの小切開を二重のラインに沿って2ヶ所行い、ここより糸を通し二重をつくります。
通常、脂肪除去と併せて行う事が多い方法です。
切開部は1〜2針縫合しますので、1週間後の抜糸が必要です。

  • 施術時間
    30分
  • 痛み
    極細針の注射の痛み、当日わずかな痛み有
  • 術後の症状
    3〜5日間強い腫れ、完全消失まで約1ヶ月
  • 術後の通院
    1週間後
  • シャワー
    当日より可能
  • メイク
    アイメイク以外:当日より可 アイメイク:1週間後
  • 洗顔
    当日より可
  • よくある質問
    Q.目の周りのたるみ取りと二重施術(小切開法)を同時にしたいのですが可能ですか?
    A.目の周りのたるみを取る≒皮膚を二重の全幅で切開するため、たるみを取る場合の二重の手術法は全切開法となります。

    Q.小切開法でまぶたの脂肪を取ること(脱脂)はできますか?
    A.可能です。この2つは併用されることが多い手術です。

    Q.小切開法と部分切開法は違うものですか?
    A.当院では同じと考えています。

    Q.小切開法はいずれ取れるのでしょうか?
    A.基本的には永続しますが、脂肪の厚みや結合組織の脆弱性などにより、ラインが不安定になったり消失することがまれにございます。

    Q.小切開法で奥二重にすることはできますか?
    A.可能です。
  • リスク・副作用
    まぶたの腫れや内出血班が数日から1か月程度生じることがあります。 左右差が生じることがあります。 非常にまれに、ラインが浅くなったり消失することがあります。 まれに感染を生じることがあり、この場合傷跡が目立ちやすくなります。
全切開法

全切開法①全切開法②

比較的幅の広い、くっきり二重をご希望の方、または、他の方法では二重が安定しない方に適します。
二重のラインに沿って、目の全幅で切開を行います。
脂肪が多い方は、同時に脂肪除去を併用する場合があります。
傷は縫合しますので、約1週間まぶたに糸がついた状態がつづきます。

  • 施術時間
    約40分
  • 痛み
    当日軽い痛み有(鎮痛薬)
  • 術後の症状
    1週間強い腫れ 完全消失まで約1〜2ヶ月
  • 術後の通院
    翌日 及び 1週間後(抜糸)
  • シャワー
    当日より可能
  • メイク
    アイメイク以外:翌日より可 アイメイク:抜糸後
  • 洗顔
    翌日より可(診察後)
  • よくある質問
    Q.二重全切開法を行うと、二重のラインは安定するのでしょうか?
    A.最もラインが取れにくい≒安定しやすい方法ですが、当院では「非常にまれに」取れることがあるとご説明しております。

    Q.他の施術と合わせて二重全切開法を行うことはできますか?
    A.はい、可能です。目元では、目頭切開を併せて行うことがあります。他、お顔の他の部分や体の手術を同時に行うことも可能です。

    Q.元に戻したり、ラインの幅の変更はできますか?
    A.可能ですが、容易ではありません。最初の手術より、より高度な技術を要する事が多く、また術後の腫れが強く出ることや二重ライン以外に傷跡が残る場合があります。

    Q.二重全切開法の傷跡は目立ちませんか?
    A.1~3か月程度赤味が生じるため、この時期はお化粧せず目線を下に落とした際に傷跡が認識される可能性があります。この時期を過ぎると、傷跡は二重のしわに見えるため、ほぼ目立ちません。

    Q.埋没法を行っていましたが、二重ラインが薄くなってきたので全切開をしたいです。糸が残っているのですが、可能ですか?
    A.可能です。切開手術の過程で埋没糸が出てきますので、その際に除去することも可能です。
  • リスク・副作用
    まぶたの腫れや内出血班が1~3か月程度生じることがあります。 左右差が生じることがあります。 非常にまれに、ラインが浅くなったり消失することがあります。 まれに感染を生じることがあり、この場合傷跡が目立ちやすくなります。
目頭切開

程度の強い方

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程度の軽い方(より目立ちにくい傷跡を好まれる方)

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日本人の多くは、目の内側が蒙古ヒダといわれる水カキの様な構造が存在します。これにより、欧米人と比べると、若く、キュートに見える事も多いのですが、日本人自身には好まれない事がある様です。
目が離れて見えたり、目が小さく見えるため、このヒダを改善させる事により、シャープな印象の目をつくる事が可能です。
但し、本来しわなども存在しない、目の内側に切開を行うため、稀に傷痕が目立つ方がいらっしゃいます。切開法は主に2通りあり、症状により方法を選択します。

  • 施術時間
    約40分
  • 痛み
    当日、少しチクチクする程度
  • 術後の症状
    腫れは2〜3日わずかのみ 内出血を生じる場合がある
  • 術後の通院
    翌日 及び 1週間後(抜糸)
  • シャワー
    当日より可
  • メイク
    アイメイク以外:当日より可。アイメイク:抜糸後
  • 洗顔
    創部は当日ぬらさない様に
  • よくある質問
    Q.昔から右眼と左眼の大きさが違います。目頭切開で左右を揃えることはできますか?
    A.左右差の原因が目の内側の蒙古ひだの左右差によるものであれば、目頭切開である程度近い状態にすることは可能です。

    Q.将来的に視力に問題が起こる事はありますか?
    A.医学的にありません。

    Q.目頭切開が向いていない人はどんな人ですか?
    A.もともと左右の目の距離が近い方は、さらに寄り目に見えるためお勧めしません。

    Q.二重の手術と一緒にできますか?
    A.可能です。むしろ、同時に行う機会が多い手術法です。

    Q.目頭切開後に付け睫毛やエクステはいつからできますか?
    A.多少の個人差はありますが、術後1か月程度で可能です。
  • リスク・副作用
    目頭付近に腫れや内出血を生じり事があり、消失するまで1週間程度要します。 左右差が生じることがあります。 傷跡が目だったり、硬くなることがあります。 非常にまれに感染を生じることがあります。
グラッシュビスタ

グラッシュビスタはもともと緑内障の治療薬で、これを使用中の方の多くに、「まつげがとても長くなった。」といった症状が出現していたことから、まつげ用育毛剤としても使用されるようになりました。
まつげの成長期を延長させ、休眠状態の毛を目覚めさせる働きがあり、使用を続けることで、徐々にまつげの長さ・ボリュームを共にアップさせることができます。
1日1回、就寝前に付属の綿棒でまつげの根元に薬を塗布していただきます。効果は平均して2ヶ月目ほどで実感することができます。また、エクステ使用中の方はご使用は可能ですが、薬の毛根への浸透が妨げられるため、効果が弱くなることがあります。

  • 施術時間
    初回説明 約10分(完全予約制)
  • ご使用いただけない方
    緑内障、目の炎症性疾患、目瞼皮膚炎をお持ちの方
  • よくある質問
    Q.まつ毛エクステと併用してもいいですか?
    A.問題ございませんが、エクステンションののりによる皮膚炎がある場合は使用できません。

    Q.グラッシュビスタの使用をやめると元に戻りますか?
    A.即時に戻るわけではございませんが、現在のまつ毛が退行期になり抜けた後は薬の効果がありません。

    Q.コンタクトレンズをしている時に、グラッシュビスタを塗っても大丈夫ですか。
    A.薬剤が眼内に入ることなく、皮膚にとどまる様に正しい使用方法をお取りいただいた場合は、問題ございません。

    Q.下まつげにも効果はありますか?
    A.下眼瞼に使用した場合、高率に色素沈着が生じる可能性がありますので、下眼瞼の使用はお勧めいたしません。

    Q.妊娠中の使用は不可と聞きましたが、授乳中も使えませんか?
    A.授乳中も使用できません。
  • リスク・副作用
    メラニンの増加によりまぶたが黒ずんだりくぼんだり、黒目の色が濃くなることがあります。 目の周りが多毛になることがあります。 これらは、塗布を中止すると改善すると考えらます。 まぶたの痒み、目がシミる、目の痒み、目の痛みなどの症状が出ることがあります。 このような自覚症状が持続する場合には、使用を中止して受診してください。
  • 費用
    グラッシュビスタ1本+アプリケーター70日分:¥19,800

診療時間 診療時間